窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「わるい食べもの」に出てきたので読んでみた。「世に恐るべきものは、目あれど美を知らず、耳あれども楽を聴かず、心あれども真を解さず、感激せざれば、燃えもせず。」
    素晴らしい教育者なんだろうなと感じると共に、多様性、ダイバーシティということについて考えさせられた。

  • 映画化されたので、初めて読んでみた。
    なんだろう、子供に読ませたいかも。

    自分も子供に限らずまず最初は共感することを心がけたいと思った。
    忘れないはちょっとうるっときたなぁ

  • 大人になってから読むとまた違う味わい。
    子供の気持ちになれるようないい本。
    ロッキーの「ふざけただけなのに」の章では泣けました。純粋で可愛い。

     何よりトモエ学園の校長先生が本当に素晴らしい。
    リトミックにもなるほどと思わされる内容でしたし、体で感じることの大事さ、好きな分野を伸ばし楽しむ事、自信をつけさせる事、
     子供にこのような信頼を持って時間をかけ、教育をできる人は中々いないでしょう。今ならADHDに分類されてしまうような娘でもこんな学校だったら…と思います。


    回想
    昔読み聞かせてもらった本
    本当に懐かしい40年くらい前だけどワードは覚えてるもので、ちんどん屋さんを見ると、トットちゃんが好きだったなとか
    電車のトモエ学園楽しそうだなとか
    当時の自分のテンションが思い出されます。
    疎開ってなに?って母に聞いた事や
    母に海のもの山のもののお弁当作ってって幼稚園の時お願いしたことも思い出します。

  • あまりに素敵なので、少しずつ読んだ。うちの双子が幼稚園の終わり頃から、小学2年生になるまで、トットちゃんの成長に合わせて、1年以上かけて読み進めることができたのは、なんて幸いなのだろう。
    双子が通うのがこんな学校だといいなとつくづく思った。
    徹子さんもすごいのだけど、学校の方針や娘の行動を「なるほどなー」と思って受け入れるオープンマインドなお母さんや、軍隊のために演奏しないと言い切るお父さんと賛成するお母さんも素敵。
    飼い犬がいなくなる戦争なんて、本当嫌。
    もっとたくさんのお話が聞きたくなる、そんな本。

  • トットちゃんは1年の時退学って私学だったのかな?
    ・お母さんがどんなこともうけとめてすてき
    ・お母さんの心情も知りたい
    ・小学生のとき本棚にあったけどよんだか不明だった。友人にかしたままになってることを思い出す。けど読了後、かしたままでもいいやという気分になったのは何故だろ。
    ・いわさきちひろさんの絵もトットちゃんの雰囲気にぴったり
    ・よく覚えているなあ。

  • かつて子どもだった全ての大人に読んでほしい。
    こんな子育てができたらどんなにいいだろう、こんな学校に通えたらどんなに素晴らしいだろう。
    一人ひとり、みんな才能を持っている。

  • トットちゃんが可愛い。
    子どもにあった環境で成長するって、やっぱり大事なんだなぁ。

  • 映画を見て読書。映画も原作も好きですが映画はアニメとしての出来がすごく良いのでたくさんの人に見て欲しい。

  • オーディブルで黒柳徹子さんの声で聴けたのはとてもよかった!
    トットちゃんの気持ちも周りの大人たちの態度も客観的な表現で汲み取ることができた。
    この時代に先進的でリトミック教育を取り入れていた小林先生は何者!?と小林先生という人物について知りたくなった。
    トットちゃんの自由な発送と表現も現在の黒柳徹子さんに繋がってる感じで。

    続編も読みたいな。

  • 小学生の頃に母の本棚にあったのを借りて読んで以来の再読。
    当時は、楽しい小学校に通うおてんばな女の子の話だと思ってた。こんなことまで書いてあったんだ!って新鮮な気持ちで読み返した。
    溢れんばかりの愛と、戦争が日常に染み込むような描写が印象的。

    これから続編を読みます。楽しみ。

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著者プロフィール

女優・ユニセフ親善大使。東京都生まれ。自伝的著書『窓ぎわのトットちゃん』でも描かれたトモエ学園から香蘭女学校を経て東京音楽大学声楽科を卒業、NHK放送劇団に入団。NHK専属のテレビ女優第1号として、現在にいたるまで大活躍している。『窓ぎわのトットちゃん』(1981年)は、800万部というベストセラーの日本記録を達成し、全世界で2500万部を売り上げている。アジア初のユニセフ(国連児童基金)親善大使として、長年にわたりアフリカ、アジアなどを各国を訪問、めぐまれない子どもたちのことを知ってもらうための活動に力を入れている。

「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒柳徹子の作品

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