窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫) [Kindle]

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  • 講談社 (2015年8月12日発売)
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みんなの感想まとめ

この作品は、教育の本質や子どもたちの個性を尊重することの重要性を描いています。主人公のトットちゃんが通うともえ学園では、当時の常識にとらわれず、子ども一人一人に寄り添った教育が行われており、特に小林先...

感想・レビュー・書評

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  • オーディブルで黒柳徹子の声で聞いた。
    友達が亡くなったシーンは黒柳さんの声が震え、心を揺さぶられた。

    とまえ学園(音読で聞いたので字がわからない)の方針、小林先生の方針にはただただ脱帽だ。
    教員になる人はこの本を暗記させるのを必須にしてはどうかと思うくらい。
    小児麻痺以外、はっきりと病気や発達障害を明記されていない。当時のことだから診断されるどころか、誰も存在自体知らなかったことだろう。
    発達障害のような子は親のしつけのせいだと思われ、厳しく叱責されていた時代だと思われる。
    誰も正しい対応の仕方を専門的に学んでいない中、小林先生の愛情あふれる対応に驚く。
    子どもに人権など認められなかった時代ではないか?大人の言うことを従うのが当たり前の時代に、子どもの話に耳を傾け、信頼関係を築く。一人一人を尊重し、配慮されていることに気づかないように密やかに配慮し、子どもたちが自信を持てるようにする。
    体の障がいがある子にも役割を与えて、その子に合った参加の仕方を保証する。
    それは今、発達障害を支える福祉や医療が園や学校など教育の現場に求めてお願いしていることだ。
    トットちゃんが今なお自分らしく輝いているのは、子ども時代にともえ学園やご両親に認められて、礎がきちんと出来上がっているからなのだな、と感じた。

    黒柳さんをテレビで拝見していると、天真爛漫でおおらかで繊細さはあまり感じなかったが、文章から感情豊かな人柄を感じた。
    続編も黒柳さんの朗読でオーディブルで聴きたい。

  • 高校生くらいの時に読んでからの再読。
    当時はトットちゃん、可愛くて面白いなー!楽しそうな学校でいいなぁくらいに思っていた気がする。
    自分が親になってから読むと、小林先生の素晴らしさはもちろん、トットちゃんのご両親の振舞いも大変素晴らしいなと強く感じました。あの時代に小学校退学になったら、自分だったら凄くこどもに怒ってしまいそう。

    便利になったし、多様性という言葉自体は浸透してきているが、どこか息苦しい時代。こどもが個性を伸び伸び発揮できる環境をいかにしてつくるか…考えさせられました。

  • 「わるい食べもの」に出てきたので読んでみた。「世に恐るべきものは、目あれど美を知らず、耳あれども楽を聴かず、心あれども真を解さず、感激せざれば、燃えもせず。」
    素晴らしい教育者なんだろうなと感じると共に、多様性、ダイバーシティということについて考えさせられた。

  • あまりに素敵なので、少しずつ読んだ。うちの双子が幼稚園の終わり頃から、小学2年生になるまで、トットちゃんの成長に合わせて、1年以上かけて読み進めることができたのは、なんて幸いなのだろう。
    双子が通うのがこんな学校だといいなとつくづく思った。
    徹子さんもすごいのだけど、学校の方針や娘の行動を「なるほどなー」と思って受け入れるオープンマインドなお母さんや、軍隊のために演奏しないと言い切るお父さんと賛成するお母さんも素敵。
    飼い犬がいなくなる戦争なんて、本当嫌。
    もっとたくさんのお話が聞きたくなる、そんな本。

  • 黒柳徹子さんの子ども時代を書いた本です。とても有名ですね。いわさきちひろさんの挿し絵が本当に素晴らしいです。小学校を退学になってしまったトットちゃんがトモエ学園に入学し、トットちゃん全開で生き生きと過ごす姿に感動しました。黒柳さんは今でもトットちゃんですね。子どものまんま大人になったみたいで、羨ましいくらい本当にステキな女性だと思います。

    あたりまえですが、子どもの時の自分と大人になった自分は同じです。大人が色々な経験をして、傷ついて傷つけられて、痛い思いをして学ぶことはたくさんあります。子どもは小さいだけで、子どもの世界で経験していることは大人と同じなのではないでしょうか。トモエ学園は、一人ひとりの子どもたちが経験していることを大切に見守っているように思いました。トットちゃんはトットちゃんにしかなれませんでした。私も私にしかなれません。もって生まれたものも、家庭環境も違いますから。本当の個性とは、特別何者かになることではなくて、自分に与えられた人生を大切に丁寧に生きることの延長にあるように思います。

  • 大人になってから読むとまた違う味わい。
    子供の気持ちになれるようないい本。
    ロッキーの「ふざけただけなのに」の章では泣けました。純粋で可愛い。

     何よりトモエ学園の校長先生が本当に素晴らしい。
    リトミックにもなるほどと思わされる内容でしたし、体で感じることの大事さ、好きな分野を伸ばし楽しむ事、自信をつけさせる事、
     子供にこのような信頼を持って時間をかけ、教育をできる人は中々いないでしょう。今ならADHDに分類されてしまうような娘でもこんな学校だったら…と思います。


    回想
    昔読み聞かせてもらった本
    本当に懐かしい40年くらい前だけどワードは覚えてるもので、ちんどん屋さんを見ると、トットちゃんが好きだったなとか
    電車のトモエ学園楽しそうだなとか
    当時の自分のテンションが思い出されます。
    疎開ってなに?って母に聞いた事や
    母に海のもの山のもののお弁当作ってって幼稚園の時お願いしたことも思い出します。

  • 映画化されたので、初めて読んでみた。
    なんだろう、子供に読ませたいかも。

    自分も子供に限らずまず最初は共感することを心がけたいと思った。
    忘れないはちょっとうるっときたなぁ

  • 「みんな」が通っている学校と合わない子供たちはいつの時代でもいます。
    トットちゃんの時代で、そんな子供達を受け入れてくれた学校がトモエ学園。
    戦争が始まって、海の物、山の物をお弁当に入れてもらうことができなくなってしまったり、戦争という物は悲しいものをいくつも作っているなと思いました。
    でも、戦争というものは終わらないと思うなんです。人間が変わらなければ。人間には競争心、欲から、冷静な人から見て考えられないようなことをすることがあります。その一つが戦争なのではないでしょうか?

  • トットちゃんは1年の時退学って私学だったのかな?
    ・お母さんがどんなこともうけとめてすてき
    ・お母さんの心情も知りたい
    ・小学生のとき本棚にあったけどよんだか不明だった。友人にかしたままになってることを思い出す。けど読了後、かしたままでもいいやという気分になったのは何故だろ。
    ・いわさきちひろさんの絵もトットちゃんの雰囲気にぴったり
    ・よく覚えているなあ。

  • かつて子どもだった全ての大人に読んでほしい。
    こんな子育てができたらどんなにいいだろう、こんな学校に通えたらどんなに素晴らしいだろう。
    一人ひとり、みんな才能を持っている。

  • 黒柳徹子さんが朗読のため、Audibleで聞いてよかった作品のひとつ。内容も難しくなく、数時間で読了できるためライトな気分のときに最適だった。

  • オーディオブックで読了。朗読が黒柳徹子さんという豪華版。確かに面白く感動的でもあるんだが、今聞くと、どうして爆発的に売れたのかよくわからない。それがブームってものなのかな。

  • なんて素敵な本なんだろう。読みやすい文体で、かつ章が細かく分かれているので、ちょっとした空き時間で読み進めやすく良かった。読書が苦手な人でも老若男女読みやすいと思います。
    小林先生が素晴らしい人であるのは当然のこと、トットちゃんの両親もとても素敵な人で、こんな親になりたいと思った。

    賛否両論あると思いますが、私は戦争物の映画や本が苦手です。当時の悲劇を現代の人も知るべきという主張には賛成なのですが、感受性が良すぎるのかこの手の話を聞くと立ち直れないぐらい辛くなってしまうタイプなので、映画や本のあらすじで戦争の話が出てくることが最初から分かっている場合は見ないことが多いです。トットちゃんにも少し戦争の描写が出てきますがこの本はとても良かった。あまり深い戦争の描写が描かれていないからか、辛くなりすぎずに読むことができました。もしかしたら作者の黒柳さん自身も戦争体験が辛すぎてあまり深くは描きたくなかったのかなと思ったりもしました。(単純に物語の本筋からズレるので割愛した、そもそも戦争体験について覚えてない等、別の理由があったのかもしれないですが...)

  • 子供の頃読んで、映画化をきっかけに再読。

    黒柳さんの幼少期が本当に目に浮かぶよう(笑)
    やんちゃでお喋り大好きなお人柄は
    今も昔も変わらずなんだなぁと面白く読めた

    あと校長先生や先生方の懐の大きさと
    教育に対する熱意をとても感じた。
    (灰谷さんの天の瞳に近い気がする)
    子供と接する時 向き合う時に思い出したい1冊

  • トットちゃんが可愛い。
    子どもにあった環境で成長するって、やっぱり大事なんだなぁ。

  • 映画を見て読書。映画も原作も好きですが映画はアニメとしての出来がすごく良いのでたくさんの人に見て欲しい。

  • オーディブルで黒柳徹子さんの声で聴けたのはとてもよかった!
    トットちゃんの気持ちも周りの大人たちの態度も客観的な表現で汲み取ることができた。
    この時代に先進的でリトミック教育を取り入れていた小林先生は何者!?と小林先生という人物について知りたくなった。
    トットちゃんの自由な発送と表現も現在の黒柳徹子さんに繋がってる感じで。

    続編も読みたいな。

  • 小学生の頃に母の本棚にあったのを借りて読んで以来の再読。
    当時は、楽しい小学校に通うおてんばな女の子の話だと思ってた。こんなことまで書いてあったんだ!って新鮮な気持ちで読み返した。
    溢れんばかりの愛と、戦争が日常に染み込むような描写が印象的。

    これから続編を読みます。楽しみ。

  • 母が好きな本なので読み、これが真の教育だなと思いました。
    まだ発達障害などの言葉がなく、理解もない時代。
    こんな素晴らしい学校や校長先生がいたことに感動しました。
    黒柳徹子さんは素晴らしい文章を書く方だったんですね。
    着眼点なども、子供特有のもので懐かしく思いました。
    とっとちゃんみたいな子、小さいころクラスにいました
    ついその子のことを思い出してしまいました。
    続編も出たということで読みたいです。

  • 本当の教育とはどういうものかを教えてくれる。
    トットちゃんの時代に、子どもの個性や可能性を伸ばす先進的な教育をしている学校があったということに驚いた。
    こんな先生に習いたかった!

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著者プロフィール

黒柳 徹子(くろやなぎ・てつこ):東京生まれ。東京音楽大学声楽科を卒業し、NHK放送劇団に入団。NHK専属のテレビ女優1号として活躍。文学座研究所、ニューヨークの演劇学校で学び、テレビ、ラジオ、舞台で活躍。また、ユニセフ親善大使、トット基金理事長を務め、長年にわたり活動を続ける。1981年刊の著書『窓ぎわのトットちゃん』がミリオンセラーに。他著書多数。

「2025年 『新編 黒柳徹子の一生懸命対談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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