東大から刑務所へ (幻冬舎新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ⚫︎感想
    拘置所での処遇、刑務所内での日常に慣れていくまでの心境、慣れていると自覚した時の自嘲、心理的な描写とともに、実際の刑務所内での生活が垣間見れて、大変興味深く読んだ。頭がキレすぎて、体力も十分、周りが追いつかない感があるホリエモンと、井川さんの日本や人生を達観した、また上品さがある雰囲気がとても良かった。刑罰の重さから、見せしめ感が強い印象で、悔しい思いをお二人ともされているのがわかる。ホリエモンは当時、時代の寵児としてインターネットの世界を広げ、ゲームチェンジを狙い、既得権益とぶつかったり、政界出馬など、若さと能力のある限りありとあらゆることにチャレンジしていたことが仇となり、見せしめの懲役刑となったきらいがある。しかしそれをもバネにして、出所後休むことなく走り続ける堀江貴文さん。見ていて面白い。あとお二人とも女の子大好きそうなのも、やっぱり英雄色を好む的なところかな。


    ⚫︎本概要より転載


    【ホリエモン×カジノで106億円熔かした井川意高の壮絶な人生哲学のぶつかり合い】

    すべてを失わなければ、辿り着けない強さがある!

    大学在学中に起業したライブドアを時価総額8000億円企業にまで成長させながらも、
    世間から「拝金主義者」のレッテルを貼られ逮捕された堀江貴文。

    大王製紙創業家の長男として生まれ、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、
    42歳で3代目社長に就任しながらも、カジノで106億8000万円を使い込み逮捕された井川意高。

    二人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ〝人生の表と裏〟〝世の中の清と濁〟。
    東大では教えてくれない「人生を強く自由に生きる極意」を縦横無尽に語り尽くす。

    ○エリートが辿り着いた〝ムショの教え〟○
    ・人間の嫉妬ほど怖いものはない
    ・「成り上がり」は真っ先につぶされる
    ・裁判官の年収以上の金を動かした人間は全員悪人
    ・ドンペリより運動後の麦茶のほうが美味い
    ・くだらない愚痴を言い合えない環境ほど辛いものはない
    ・刑務所では前を向いてはいけない。後ろを数えろ
    ・すべてを失って初めて、自分らしい生き方が見つかる
    ・夜の独房で「死の恐怖」と戦って分かること
    ・どんな大恥をかいたって、すぐにみんな忘れてくれる
    ・結局、仕事に勝る自由はない
    ・シャバでついたアカは刑務所に入ってキレイに落とせ

  • お互いの境遇は違いが大きい。
    2人とも罪への反省が無いところが共通点か。
    前向きに動いているホリエモンの方がわかる気がするかな。

  • 「東大から刑務所へ堕ちた僕の人生は、不運ではあったと思う。だが、僕の人生が不幸だと決まったわけではない。たとえひとたびつまずいて転んだとしても、人間は必ず立が上がれる。これからの人生を通じて、僕はそのことを身をもって証明していく。」
    心の強さ、大切!

  • Youtubeのショート動画をザッピングしてると、特になにかした覚えはないのに、わりと高頻度にホリエモンが出てくるようになった。まあまあ飛ばさず見てたら井川氏も出てくるようになった。後者は知らなかったのでぐぐってみたら大王製紙の創業者グループの御曹司で社長で、海外で賭博をやって100億円以上負けて会社から借りた人らしい。それなら知ってる。
    ぐぐったときの副産物で、この二者の対談本があることを知った。
    近頃のことだと、ホリエモンは消費税およびインボイスに大賛成していて、井川氏は「近年の自民党」を大批判してたりどこぞの経営者をディスったりしている。
    いい機会なので、人となりを知るために読んでみることにした。

    刑務所経験なんてマチズモ語りしなきゃやってられないのかもしれないが、特に興味のある話ではない。読む本を間違えたかもしれない。
    とりとめもない内容と見えたが「おわりに」で体裁を整えられていた。

  • うーん


    ホリエモンと井川の人生を振り返る。
    大体知ってること。
    最近よく見る井川さんの出自がよくわかった。

    あと無駄に刑務所の描写が細かい。

    どうでもいいけど刑務所では読書をよくするらしく、
    井川さんはアウシュビッツの本を読んだ時だけ唯一泣いたらしい。自分も読んでみよう。

  • 東大、刑務所経験者の対談。
    何事も肥やし、災い転じて福となす精神は
    見習うべきか。

  • まあまあ

  • やっぱりちょっと常人とは違いますよね、この人ら。

  • 刑務所の実態の一面(食事の格差等)を知ることがでかたのがほぼ唯一の収穫でした。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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