ふつうのLinuxプログラミング 第2版 Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • Linuxの理解度を深めていくためにとても良い本。システムコール、ライブラリ関数を使いつつて断片的に積み上げてた知識の再整理、欠落していた知識の発見などの機会となった

  • Linuxのシステムコールやライブラリについて、直感的でありながら本質的な所をしっかりと説明してくれる良い本でした。もっと早めに出会いたかったです

  • ずっとWindowsのプログラムを書いてきたが、ここに来てLinuxを触る機会が増えてきた。unix系OSを触るのは20年ぶりで、操作が覚束ない。ということで、古いunixの記憶を呼び起こしつつ、新しくLinuxの知識も手っ取り早く仕入れるのに適当な本を探していて、本書を手に取ったが、まさにうってつけの本だった。

    タイトルがやや奇妙だが、「ふつうの」というのは、実際にプログラムを書く段になったとき、プログラマーが「ふつう」に使っている方法(=実践的な書法)でコードが書けるようになる、ということを目的としている、ということらしい。

    カーネルの役割とシステム構成の概要説明から始まり、簡単なコマンドの作成など基本的なCプログラミング、最後にはネットワークプログラミングと簡易HTTPサーバの実装など、初学者が初めてLinuxプログラミングを学ぶときの入門書として、全体的にわかりやすく、バランスが取れた構成になっている。

    プログラミングの本だが、Linuxを仕事で使うならこれくらいのレベルは知っておいたほうがよいし、むしろ知っていたほうがLinuxの理解も進むだろう。C言語をまったく知らずにLinuxを理解するほうがむしろ難しいはず。

    巻末に詳解されている書籍もスティーブンスの『詳解UNIXプログラミング』など、定番の良書が並んでおり、今後より本格的に学んで行くときの道標として役に立つ。

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著者プロフィール

青木峰郎(あおき みねろう)ふつうの体育会系プログラマー。現職のクックパッドでは全社のデータ分析基盤を担当。著書に『10年戦えるデータ分析入門』(SBクリエイティブ)『Rubyソースコード完全解説』(インプレス)などがある。

「2017年 『ふつうのLinuxプログラミング 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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