1984 HDニューマスター版 [DVD]

監督 : マイケル・ラドフォード 
出演 : ジョン・ハート  リチャード・バートン  スザンナ・ハミルトン  シリル・キューザック  グレゴール・フィッシャー 
  • TCエンタテインメント
3.29
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感想 : 5
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4562474189767

感想・レビュー・書評

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  • 全体主義の管理社会の行き着くところを描き、悲観なディストピアを描いたSF小説の傑作。原作を読んだのは30年以上前ですが、鮮烈な印象が残っています。

    管理社会へ反旗を翻す主人公。この手の話では定番の設定です。でも本作は英雄譚を完全否定。結局は、主人公の行動は全て監視されていたし、捕えられた主人公は拷問により降参し、恋人を売ってしまう。為政者は最後まで姿を現さない。

    こんな話は誰も読みたくないのですが、ここまでやり切ることで、管理社会の恐ろしさを嫌でも思い知るわけです。

    勧善懲悪な話でスカッとするのも良いですが、現実はそうではないのかもしれない。この小説を読んだ当日高校生だった私に冷静な社会認識を植え付けてくれたのです。

    映画は概ね原作に忠実なようです。アンチクライマックスの絶望的なラストをそのまま描いてくれて嬉しいです。

    ちなみに、RAGE AGAINST THE MACHINEの「Teatify」の歌詞が「1984」の冒頭もエピグラフの引用であったことを初めて知りました。すげー歌詞だなとずっと思っていたのですが。

    Who controls the past control the future
    Who controls the present control the past

  • 1984

  • 2,3日前に本が平積みになっていて読んでみようかと言う気になり買った。レンタル屋に行くと名盤発掘でこれまたピックアップされていた。本を2,3ページ読んだ所で見た。

    原作が1949年発表。40年後の世界を描いたことになるが、今現在からは34年前の世界。主人公の仕事の不都合な情報を消す、というのは今現実でもあるかも。

    リチャード・バートンの遺作でもあった。

    1984イギリス
    2018.11.24レンタル

  • 長年、観なきゃいけないリストにあげておきながら、なかなか食指が伸びなくて放置していた作品。高校生時代当時、適当に流し見した時にはまったく面白くもなさそうだったのだが、最近「二重思考」というのが気になってきたので無理矢理レンタル。監視社会やポピュリズムの描写は陳腐なもので、それほど説得力はなかったんだけど、大衆心理というのはあの程度でも簡単に操作できてしまうのか……と妙に納得。一方、個人の方にスポットをあてると、主人公のあの心境の変化をきっちりと描いて欲しかった。やはり映像作品なのでヘーゲル的な弁証法を検討することができなかったのかもしれない。原作の方も読まなければ。☆3

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