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感想・レビュー・書評
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「観光客の哲学の余白に第5回」読了 「現実は記号を超える。文字は現実を不完全にしか描写しない。しかしそれゆえに、人々は、文字の隙間、いわゆる「行間」を読む想像力をこぞって鍛えることになる。それが「一八〇〇年」に起きたことであり、近代文学の黄金期がここから生まれる。近代の主体とはなによりもまず文学を読む主体であり、近代の権力とは文学的想像力を管理する権力だった。ところが「一九〇〇年」に大きく状況が変わる。文字の特権的な地位が崩壊したからである。」(Kindle Locations 132-137)
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