ゲンロンβ17 [Kindle]

  • 株式会社ゲンロン
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感想・レビュー・書評

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  • 「観光客の哲学の余白に第5回」読了 「現実は記号を超える。文字は現実を不完全にしか描写しない。しかしそれゆえに、人々は、文字の隙間、いわゆる「行間」を読む想像力をこぞって鍛えることになる。それが「一八〇〇年」に起きたことであり、近代文学の黄金期がここから生まれる。近代の主体とはなによりもまず文学を読む主体であり、近代の権力とは文学的想像力を管理する権力だった。ところが「一九〇〇年」に大きく状況が変わる。文字の特権的な地位が崩壊したからである。」(Kindle Locations 132-137)

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著者プロフィール

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

「2023年 『ゲンロン15』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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