- 早川書房 (2017年9月30日発売)
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みんなの感想まとめ
壮大なSFの舞台を背景に、主人公エリックが妻との関係性を模索する物語が描かれています。無数の未来や長期にわたる戦争というテーマが絡み合い、個人的な葛藤が広がる様子が興味深いです。ディック特有の要素が随...
感想・レビュー・書評
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あり得るかもしれない無数の未来、長く続く戦争、そうした壮大なSF的装置の中で、主人公であるエリックが妻との関係性をどうするかという私的な・ミクロのテーマから戦争の行く末に繋がる物語が展開されるのが面白い。
あり得るかもしれない世界に迷い込むのは「高い城の男」だし、カートを乗り回すレイジーブラウンドッグを見て生きる希望を見出すところは「電気羊」っぽい。レイジーブラウンドッグ、可愛い。ディックの描く、無生物と人間との関係性が好み。
ディックの他作品で見たような既視感のある要素がところどころ出て来るなぁと思って読んでたけど訳者解説を読んで納得した。しかもディック本人が浪費家の妻のために必死で作品を大量執筆していた時期の作品とのこと。妻に一生苦しめられ続けることが確定している状態で、別れるべきかどうか?という悩みは切実なものだったのだろうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絶対、以前の訳で読んでたと思うんだけど、こんないかにもディックって話だったっけ?全然記憶から抜けてる。
星間戦争、シミュクラ、タイムトリップ、幻覚、ドラッグ、自律タクシー、現実感の喪失、過去の都市を再現する、若い女の子でも赤毛じゃない、ディックだ。
ワシン35に行くまではたしかに記憶にあるんだけど、なんか別の話だったのか、それとも、もしかして自分の頭の中で改変されていたのか、だんだん不安になってきた。
そんだけ話広げて、結局そこかってとこに話しが収まるってのがディックらしいけど、なんか直近の自分の経験からそのあたりも余計不安に感じてきた。
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