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みんなの感想まとめ
経済の変遷と将来についての深い洞察が展開される本書は、資本主義の終焉をテーマにしています。著者は、過去の経済成長のメカニズムを見直し、現在のゼロ金利やブロック経済といった現象を通じて、今後の経済の行く...
感想・レビュー・書評
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『資本主義の終焉と歴史の危機』(2014年5月)と同じ著者による経済書で、基本的な論調は変わらない。中世から近代へ移行する「長い16世紀」に資本主義が始まったように、我々が生きる「長い21世紀」は資本主義が終わろうとしているというのが著者の見方だ。これまでのシステムはもう続けられないという点ではより一層悲観的になったとも感じられる。
本書で著者はしきりに経済成長を否定している。実際、日本の金利がほぼゼロになっている状態は成長が止まっているに等しいが、それが一時的な政策の問題ではなく、原理的あるいは構造的にこれ以上の成長は不可能になったというものだ。その理由としてフロンティアの消滅やエネルギー価格の高騰などをあげており、いずれもそれなりに説得力がある。
ただ、前著もそうだったが本書も結局、今後どうなるのか、どうしたらいいのかについては答えられていない。むしろ、そんなの分かるわけないという開き直った結論になっている。それはそうかもしれないが、それでも私たちは生きていかなければならない。分からないでは済まないと思うのだが、それは政治家の仕事ということなのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
以前この本を手に取って読んだが、その時には内容がよく理解できなかった。
今回再び読んで感銘。素晴らしい本である。時代が進み、社会の変貌が見えてくるほど、本書の内容が分かりやすくなってくると思えた。
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