滅びの笛 (徳間文庫) [Kindle]

  • 徳間書店 (1999年5月15日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • これぞパニック小説。

    笹の開花と結実をきっかけにネズミが大発生して人間社会に襲いかかる。

    大発生といったって数千位ではない、数億匹のネズミが襲ってくる。
    相手が大きかろうが凶悪だろうが巨大だろうが一匹だったら対策が立てられるかも。それが数億のネズミだったら?そりゃあパニックになりますよね。
    そしてネズミは人間に悪さをするウイルスを撒き散らす。
    実際に被害者がではじめると、心理的にも追い詰められる。
    はたしてそうなるとネズミと共に人間も怖い存在になってしまう。
    そのパニックもしっかりと描かれている。
    お先真っ暗になれば破れかぶれになるよなぁ。
    50年ほど前の作品ではあるが、政治家や官僚の感じはその頃も今とそんなに変わらないか…。
    それくらい前の作品であるが、今読んでもそのパワーはしっかりと感じられる。
    パニック小説に興味があれば読書候補に入ってもいいと思う。
    続編も読もうっと。

    実際には笹の開花は2016年 2017年にあったそうですが、もちろんこんなことにはなりませんでした。
    笹の開花なんてあるんだと初めて知りました。

  • 3.5

  • 面白かった 戦闘に迫力がある どんな偉い人も自然の前では無力だということ それぞれの闘い 集団になった動物の狂気 とにかくネズミきもちわりー!!最後怪獣大戦争みたいでよかった

    鳥が空を飛び、けものは花の下をかけまわる

  • 30年以上前に発表された作品なので、登場人物の言動に古めかしさが感じられるが、スペクタクル巨編としては十分楽しめた。特に具体的な鼠害の描写は真に迫っている。ラスト10ページほどの事態収束のシーンは、かなりご都合主義的展開ではあるけれど。
    加えて、昨今のコロナ禍を目の当たりにするにつけ、連綿と引き継がれているこの国の政治の低劣さに対し、改めて絶望感を禁じ得ない。

  • 鼠が大量発生し人や街を凌駕し破滅させていく動物パニック。しかしその大量発生の要因は人間の乱開発や天敵となる動物を道楽で殺す狩猟など自然破壊への警告でもあり。しかし鼠って小動物だし1匹だとどうってことないけどこんなに怖いもんなんだと思った。恐ろしいの一言。続編もあるようなので読んでみよう。

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著者プロフィール

1930年11月3日年香川県出身。ハードロマンと呼ばれる作風で人気を得る。1969年にデビュー後、動物小説、社会派ミステリ、アクション小説(バイオレンス小説)、パニック小説など幅広い作品でベストセラー作家となる。代表作に、映画化もされて大ヒットした『君よ憤怒の河を渉れ』『犬笛』など。

「2020年 『癌病船応答セズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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