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感想・レビュー・書評
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202108/
ソンジャ・ライウボマースキーの研究によると、のべつ幕なしに人を助けるより、時間数を決めて助けるほうが幸福感が増し、ストレスも軽減されるという。たとえば週に1日を新設する日と決めれば、自分のことをおろそかにせずに人助けができる。とくに「年に100時間」はお薦めのマジックナンバーだ。/
しっぺ返し戦略の成功から学べエル4つの教訓
1)相手を妬まない
2)自分から先に裏切らない
3)協調であれ裏切りであれ、そっくり相手に返す
4)策を弄さない
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イエール大学企業サークルの一部は、どうすればカフェテリアで食後に手を消毒する学生を増やせるかという課題に取り組んだ。彼らは学生たちにうるさく働きかけたわけでも、大学の施設管理部に規則づくりを迫ったわけでもなかった。それより手の消毒を面白くすることにしたのだ。学生たちはただ、消毒剤の容器といくつかのスピーカーとipodを接続し、誰かが消毒剤を使うたびに小気味いい音が鳴るようにした。ビデオゲームで得点したときに鳴る効果音の類だ。結果はどうなっただろう?仕掛けをする前、消毒剤を使った者は13名だったが、仕掛けをした後は91名になった。ちょっとした工夫で面白くしたとたん、消毒する学生が7倍に増えたのだ。/
ドラッカーは、時間が最も希少な資源だと考えていた。彼が人々に薦めた第一の防衛策はスケジュール管理の向上ではなく、自分の目標を達成するうえで、その進捗に寄与しないすべてのものを断つことだった。/
WOOP
願い(wish)、成果(outcome)、障害(obstacle)、計画(plan)/
論争をなくし良い結果だけを得る4つのルール
1)落ち着いて、ゆったりしたペースで話す
2)傾聴する
3)相手の気持ちにラベルを貼る
4)相手に考えさせる
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成功において自信よりも大切な概念「セルフ・コンパッション(自分への思いやり)」
自分自身への思いやりを持てば、失敗したときに、成功の妄想を追う必要もなければ、改善の見込みがないと落ち込む必要もない。ばかげた期待を膨らませたり、目標に届かないと自分を責めたりしてヨーヨーのように上がり下がりすることもない。私はなんてすばらしいんだと自分に嘘をつく必要もない。そのかわり、うまくいかないときには、自分を許すことに心を注げばいいのだ。/
成功者となるために、覚えておくべきもっとも重要なことは何だろう?
ひと言でいえば、それは「調整すること(アラインメント)」だ。成功とは、一つだけの特性の成果ではない。それは、「自分はどんな人間か」と「どんな人間を目指したいか」の二つを加味しつつ、そのバランスを調整することだ。/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルが衝撃的。中身は成功本の寄せ集めで期待が大きすぎた、既に知ってること多かったし。しかも成功法則が科学的に立証されていく過程が全く書かれていず、「●×大学の精神科医だれそれによれば」と論文を盲信してるので、これを科学的と言っちゃアカンでしょ。成功法則を全体で眺めたい人には1冊で事足りる本だけど、果たしてこの本とおり実践すれば成功するとか得心できる代物ではなかったよ
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あくまでエビデンスに基づいたひたすら科学的な内容のため「残酷な」と題されているが決してそうではなく、むしろ「本当の」とか「真実の」というような印象すらあった。橘さんの文体が好みなのも相まって一冊の本としても十分面白いけどこの本から派生してさらに深く掘り下げたくなるキーワードが一杯でただこれを読んでハイ終わり、とならない点が一番良かった
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影響力の武器、もう一度読まなきゃいけない!
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無のブログ?全体的にだらだらしてて読むのが辛い。そしてメッセージも「それで?」って感じ。
ありがちな自己啓発本
目を惹く過激なタイトル、見出し名だけで中身を推測させない書き振り。主観的結論とその根拠として実話んだらだら記されており、無のブログみを感じる。本は買わせればオッケーな一面もあるからそこは力入れたのかなと邪推
従来の自己啓発本をエビデンスで否定するならもっとわかりやすくて、裏付けがしっかりしている本があるんじゃなかろうか。行動経済学系の本とか
アマゾンの星一レビューが全てを物語っている。 -
序章まで
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外向的な人間のほうが成功しやすいが、内向的な人間のほうが専門性は磨きやすいし、学者的な職業では大成する。
引き寄せの法則は、一瞬夢がかなったような酩酊状態を与えるようなものなので危険。
学歴エリートは及第点は取れるが大成しない。学歴は大きな成功には関係ない。
一心不乱に自分の業務に打ち込むべし。途方もない努力をしなければ成功しないというある意味当たり前な事実が示されている。 -
もうちょいまとめて欲しい
ゴマスリとやり返しいい人が成功する -
書いてある全ての内容にエビデンスがある!という触れ込みだが、客観性のないエビデンスしかなくてツッコミどころが満載。
どんな困難も乗り越える人に共通する習性:ポジティブな心の呟きが圧倒的多い。人は数分の中で300~1000語の言葉をつぶやく。自分に対してポジな言葉や買いかぶりを投げかけれる、自己肯定的な人は強い。
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良いこと書いてあるが、心の呟きなんてエビデンスとれるわけない。 -
この本は、「ウォール・ストリート・ジャーナル」「タイム」などの有名媒体に寄稿し、大企業のマーケティングにも関わる、アメリカの人気ブロガーであるエリック・バーカー氏が、世の中に流通するさまざまな「成功法則」を、豊富な例と科学的な理論を元に検証したものです。
世の中にあるパターン化された自己啓発本に書いてある内容を行動経済学で検証した感じで、多面的な情報がつまっていてただの自己啓発本ではない感じです。メリットデメリット両面を説いてそのあとに結論という形もよかったですね。 -
ぶ厚い本で内容もしっかりとした感じだったのは間違いない。
しかし読了後に感じたのは、やはり成功って形なり度合いなりを“自己定義”しなければ結局は五里霧中のまま気付いたら墓の中ということになりかねないということだった。 -
科学的に「成功」を科学している。
何回か読み返して普段の生活に組み込みたい。 -
非常に面白かった。確かに今まで信じていたものなどは今の時代科学で解明され、違っているのもあるのだなーと感じた。例えば、目標を強く思うと頭は満足してしまう等。繰り返し読みたくなる良書。
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・自分の特性が生きる場所で戦う
・「自分は理想のストーリーで生きているか?」と考える
・夢を現実にするためのシステム「WOOP」
Wish・・・願い
Outcome・・・成果
Obstacle・・・障害
Plan・・・計画
・相手に純粋に興味を持ち、「与える」
<人脈づくりのために>
・周りにいる人、会っていない人を誘う
・人脈づくり用の時間と予算を確保する
・憧れている人の所属するグループに参加する
・なければ自分でグループを作る→ランチ会、ダイエット会
<友好な関係を得るテク>
・ゆったりしたペースで話す
・よく聞く。意見しない。
・相手の気持に共感する
・相手に考えさせるため、自分が説明しそうになったら、質問する
<自信をつけるより、自分を許す>
・能力が試される場に出て、謙虚に振る舞う
・無駄に大きな自尊心は邪魔
・世界レベルの活躍をするには、長時間労働が必要。そのためには人間関係が犠牲になる
・大量のインプットを行い、自分に合うものを試行する。成功したら発信する。失敗したら試行に戻る。
・週16時間以上の残業はしない。(週55時間労働以下にする)
<幸福の測定基準(ビック4>)
①幸福感ー楽しむ
②達成感ー目標の達成
③存在意義ー他人の役に立つ
④育成ー伝える
・最大化より満足化を目指す
・上司に自分に求める役割や期待していることを聞く
・1日に何度かメール、TEL、書類整理の時間を設ける(バッチ処理)
・終業前に明日への引き継ぎを自分に行う -
幸せになるには好きなことをする事が重要。
成功するかは運である。
仕事と家庭の両方で上手くいく人はいない…等、非常に参考になることが多かった。繰り返し読みたい。 -
さまざまな文献で議論してきたテーマをエビデンスで示しながら、成功するための事例を紹介。ときどき一度結論付けたものをまだそのデメリットを述べて、別の結論をだしてる。例えば自信満々に謙虚的になる、といったこと。序盤の自分に合う環境で勝負をすることが大事というのが参考になった。
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おもしろく読みました、が、あんまり何も残らなかったなあ。
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私たちは機会を逃すことを恐れるが 、皮肉なのは 、非生産的なことを一刻も早くやめないがために 、もっと重要なことをしたり 、あるいは重要かもしれないことを試したりする機会を逸していることだ 。
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途中で飽きてしまった。
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ほどほど、足るを知る者が一番幸せだし成功だといえるんだなぁ。しかしインターネットの普及で楽しいことも格段に増えたけど同じ位ストレスも増えた。人と比べない自分でいるのがより難しい時代になってきたけれど、自分を楽しむことでいいんだと思えた最近は逆に気持ちが楽になった。まだSNSで褒めて褒めて戦いの中にいる人は大変だなぁ。
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ただの自己啓発ではなく、科学の発展によって、すべて証拠が大事なんですという本。
タイトルはあんまりあっていない。原題のBarking up the wrong tree(間違った木に向かって吠えている)という方が素敵で、邦題には品がない。
たしかに橘さんの本は何冊か読み、引用だらけなので、気質にあっていたのかも。
かなりストーリーがあったが、成功をイメージすると、脳がやった気になって頑張らなくなるというのにはずっこけた。自分が物乞いになっておちぶれた形を想像するほうがうまくゆく? -
そもそも成功とは何なのか?
という問いから始まる所が新しい。一般的に成功と言えば、昇進や出世などが連想されるし、それを最短で達成する方法論を書いてあるのが普通だ。
本書では、成功の定義の設定を読者に求める。
仕事もプライベートも含めて、どういう人生にしたいのか?それを再度考えさせられる一冊だ。
これを読んでいた時、ポツンと一軒家というテレビ番組を観ていた。山の中にポツンと建っている一軒家の主人を取材し、どのような暮らしぶりなのかを放送するものだ。
最初はのほほんと観られれば良いと思っていたけど、これが結構面白く、次第に田舎に住みたくなってきた。
仕事柄、都会のコンクリートの中で死にたくないと思った。田舎から東京に出勤する事も考えた。
どうせ死ぬのだから、どういう人生を自分は歩みたいのか?を真剣に考えるべきなのだろう。
成功という非常に主観的な言葉を、ちゃんと考えた機会がこれまで無かった。仕事の成功だけ考えていた。
でも、自分が結婚したり、子供が欲しければ、プライベートの成功も定義しないといけない。
仕事とプライベートの成功。それをしっかりら定義してこそ、次の一歩を踏み出すことができる。
そんなキッカケを与えてくれた一冊だった。 -
個別具体的なエピソード→エビデンス紹介→結論という流れで紹介されるエピソードの部分がおもしろかった。
テッドウィリアムズは22歳まで童貞だった、ベートーベンは妻が出産する時でさえ作曲していた、植物状態ではないのに植物人間と判定された男性のエピソードetc... -
エビデンスのある自己啓発本。巷に蔓延している自己啓発本の中には、これで成功できるソースは俺、というものかなりある。それに対してこの本は、どの指針にも根拠があるので、わりと信頼できるのがよい。
とはいえ内容はあまり意外なものではない。結局、幸福を追い求めようとすると、良い人間関係を築こうね、ということになる。概ね昔から言われていた事と大差はない。
成功する方法として優秀な戦略は、やはり小さな賭けを何度も行い、うまく行ったら倍プッシュしていくということになる。やはり進化に学ぶのが正しい。 -
「仕事の大成功と家庭円満は両立しない」わかりやすい2人の例を挙げていたが、多くの確率で当てはまるのではないかと思った。
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『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』(エリック・バーカー 著/飛鳥新社)vol.438
http://shirayu.com/blog/topstory/skill/6586.html