宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット【ミニ小説つき】 (集英社オレンジ文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : 雪広うたこ 
  • 集英社
4.25
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本棚登録 : 78
感想 : 3
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感想・レビュー・書評

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  • 明らかにリチャード氏は正義くんを特別枠に入れているよね?
    そしてそれを知って欲しがっている。
    地の文がかなり正義くん側だけど、谷本さんも減っているよね?
    つまり、正義くんの評価はし辛いのだよなぁ。彼にどのような変化がおきているのか?
    しかし周りの人々の反応はあからさまなので、正義くんの殻は固いのかなあ…

    一番重い過去を粉砕して
    戦友的な一歩を刻み(かと思えば違ったのだが)
    打ち解けてから、他の過去エピソード散りばめるっていうシリーズ構成は好き
    リチャード氏のガードは緩く…あからさまになっているけれど、正義くん側のガードが固い?ままなのは予想外だし、師匠があまり出張らないのも予想外。磨き上げられる過程編に突入しているのかな?

  • 正義があんまりにもで、リチャードがちょっとだけ、ほんのちょっとだけ可哀想に思えてきましたが、安定の面白さです。
    リチャードの過去のはなしも師匠が話してくれることですんなり入ってきました。
    ミニ小説もよかったです。
    谷本さんとリチャードの顔合わせ?読みたいです。

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著者プロフィール

9月24日生まれ。神奈川県出身。『時泥棒と椿姫の夢』で2014年度ロマン賞を受賞。受賞作を改題・加筆改稿した『螺旋時空のラビリンス』で文庫デビュー。

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