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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988013469297
感想・レビュー・書評
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ダンダダダダン ダダンダダダン♪
ダンダダダダン ダダンダン♪
おーれがやめたら(バンババン♪)
だーれがやるのか(バンババン♪)
いーまにみていろ ハニワ幻人
全滅だ!
走れ!バンバンババン!
走れ!バンバンババン!
ビッグシューター かぜよりはや〜い〜
ビルドアップ!バンバンバンバン
ビルドアップ!バンバンバンバン
バラバラババンバン ババンバ
バンバンバンバン ババンバン!
うーでがとびだす!(ババンバン♪)
あーしがとびだす!(ババンバン♪)
じしゃくのいりょくだ!
鋼鉄ジーグ
っていうジーグですが、歌は大好きだけど私が生まれる前の作品だから観たことありません。私はガンダム以降の世代、言わばアニメ戦後世代、革命後の世代なので、子供の頃は「70年代のスーパーロボットアニメは全て古臭い」と思っていて好きではなかった。ついでにスパロボもアニメタルも好きじゃない。(ヤマトだけは再放送で観てたからすげぇ好きだった)
なのに歌を知ってるのは、渡辺宙明先生の曲が音楽として大好きだからです。
私が生まれて初めて覚えたアニソンのひとつは『光速電神アルベガス』で、これ宙明先生だったの(コンセプトがゲッターロボを80年代風にしたものだったから。OPアニメが金田さんの直弟子の越智さんだから、モロに金田風なのが笑える)。
宙明先生の全盛期はやっぱり70年代で、80年代は戦隊から宇宙刑事シリーズに移った頃。そして宇宙刑事シリーズは私の住んでるとこでは放映してなかった!泣
リアルタイムで聴いてた宙明節は他に『トランスフォーマーV』。これも歌は大好きで、大人になってから宙明先生の曲だと知る。(ちなみにジーグから影響を受けてる『トランスフォーマー ヘッドマスターズ』の歌はCoccoのプロデュースしてたDSLの根岸孝旨。大人になってから知って根岸さんこんなのもやってたんだと思ったw)
そういう経緯で、アニメの内容とは関係なく宙明先生の曲だけでどれが名曲か?とずっと調べてる際に知ったのが『鋼鉄ジーグ』。この頃、1975年前後の宙明先生はほんとすごくて『アクマイザー3』も良い。
私が好きで繰り返し聴いてるのは『グレートマジンガー』(曲はZじゃなくてグレートの方が好き)、『イナズマン』(キカイダーではなく。あと子門真人だから)。
『アクマイザー3』と『鋼鉄ジーグ』、『秘密戦隊ゴレンジャー』(特撮とフェミニズムの歴史において非常に重要な存在が堀江美都子)。そして『バトルフィーバーJ』。
宙明サウンドの何が良いかって、ファンク〜ディスコだからです。ディスコブームをまたいでいるけど、だいぶ後の宇宙刑事シリーズなんて完全にディスコ。(キャンディーズのMMPが好きなのも理由は似ている)
……と、色々書いたけどこの映画はアニメとはほとんど関係ないような内容です笑。一応きちんとオマージュしてるとこもあると思う。バイクに乗ったりだとか。
ジーグというよりも内容はたぶんアメコミの方にインスパイアされていて、敵がジョーカーぽい。
映画全体で言うとマフィアもの、ノワールもの。ふたつの組織が争ってその間で…イタリア映画だからマカロニウエスタンの直系でもあると思います。
ジーグはイタリアで大人気だったそうで、あとグレンダイザーはイタリアとフランス、マジンガーZはスペイン。
考えてみたらコメットさんやウルトラマンはメキシコで、ジャスピオンはブラジルで大人気と、なぜかカトリックの国でヒットするような。
ヒロインの女の子がかわいくて良い。良い感じにブス…イタリア人だから基本的に美人なんだけど、歯並びがあんまり良くないから良い。女優ではないイタリア人でほんとによくいそうな感じ。
旅番組を見てるとやはりイタリアフランススペインの女の子で、髪染めてたりすると「日本のアニメが好きでコスプレしてる。日本語もそれで覚えたし日本に行ってみたい」って人をけっこう見るから面白い。日本人も同じだけど、アニメがそういう子たちの支えや目標になったりしてることは多いと思う。
ヒロインの女の子は母親を亡くしたり虐待されたりで心を病んでるって設定だけど、いやーそうじゃなくてもガチオタってだいたいこんな感じだよね…と思わせるリアリティがあるような…。私はしょこたんをすごく尊敬しているけど、彼女を昔初めてテレビで見たときにあまりにキョドりすぎてて「ヤバい、ガチな人出てきたー!」って衝撃だったです。
先にジョーカーぽいと書いたけど、私が『ダークナイト』で不満だったのはバイオレンス描写や性描写がヌルいってとこだった。アメリカ映画だからしょうがないけど。そのあと『ウォッチメン』や『キックアス』とかあったけど。
でもこの映画はマフィアもの、ノワールものマカロニウエスタンだからそこらへんの描写をちゃんとしてて、シリアスだからすごく良かったです。
難点は序盤からずっとタラタラしてるとこだけど、普通のアクション映画的つくりではなくてマカロニやノワール映画だからではないかと。そう考えて観ると楽しめると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
AVヨーグルト童貞ムーブミュータント。属性てんこ盛り。
放射性廃棄物にまみれた体はメタリック。
内容もいぶし銀で、まさに鋼鉄。 -
イタリアの冴えない盗人がふとしたことから超絶パワーを手にする。彼は『鋼鉄ジーク』に逃避する心が病んだ女性と出会う。
これは掘り出し物だ。
傷ついた男と女が出会い、その出会いが男を正義への目覚めへと導いていく。そこに描かれているのはまさに正義のヒーローだ。ヴィランとなる男も魅力的で傷つきを抱えた人生から悪へ悪へと歩いていく。
あと、この映画フェミニズム的な視点でもかなりいい映画だ。ヒロインは虐待を匂わす傷つきを抱え、それでも主人公と結ばれるが、ストレス解消でポルノばかり見ていた男が自分本位なセックスをして彼女を傷つけてしまう。
イロモノ映画かと思いきや、至極全うなヒーローが描かれている。彼こそ鋼鉄ジーグだ。
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鋼鉄ジーグはリアルタイムでは見てないですが、子どもの頃に兄が持っていた鋼鉄ジーグの超合金(?)でよく遊んでたので思い入れがあったりします。
アニメおたくの女が、超人的能力を持った主人公を「鋼鉄ジーグ」の司馬宙と思いこむという設定が振るっています。もともとがゴロツキだった男は、「世界を守って」という彼女の言葉を聞き、自分の力を人のために使うことを決意する。いやー、なんてムネアツなストーリーなんだ。
難点を言えば、主人公の圧倒的な強さが気持ち良かっただけに、敵のボスが超人化する必要があったのかという疑問。あと、最後の爆弾処理のシーンのもたもたもいただけないな。 -
別途
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永井豪原作の1970年代のロボットアニメ『鋼鉄ジーグ』をモチーフにしながらも、『パシフィック・リム』のようなロボット・アクションではなく、街のチンピラたちが闘うクライム・アクションだという、ヒネリの利いたイタリア映画。
「フランスでは『グレンダイザー』(やはり永井豪原作のロボットアニメ)が放映されて大人気」という話は私が子どものころによく聞いたが、イタリアでは『鋼鉄ジーグ』のほうが人気だったようだ。
なんにせよ、やはり永井豪は偉大なマンガ家だし、日本のアニメの影響力はやはりすごい。
「皆はこう呼んだ~」って、ヘンなタイトルだなァと思ったら、これは日本語で言う「人呼んで~」のことなのだね。
それを「人呼んで」とせず、あえて“直訳調”のタイトルにするあたり、ヒネったセンスがなかなか。
主人公はコソ泥をくり返す街のチンピラ、エンツォ。彼が警察に追われて河に飛び込んだら、そこに不法投棄されていた放射性廃棄物を全身に浴びたことで、なぜか不死身の身体になってしまう……という、なんともゆる~い設定のヒーロー・アクション。
しかも、エンツォは当初、そのスーパーパワーを正義のために用いず、ATMを機械ごと盗むような犯罪に用いてしまう。
だが、不幸な生い立ちの娘・アレッシアと出合ったことから、エンツォは自らの力を悪との闘いに用いることを決意する。
アレッシアは幼少期に受けた性的虐待で深く心を病み、軽度知的障害でもあるらしい。そして、アニメ『鋼鉄ジーグ』の世界を現実と信じ、『鋼鉄ジーグ』のDVDを心の支えに生きている。彼女はエンツォのパワーを目の当たりにして、彼を『鋼鉄ジーグ』のごときヒーローと信じるのだった。
アレッシアのヒロイン像は、明らかにフェリー二の『道』のジェルソミーナを下敷きにしている。無知ゆえの無垢に貫かれた聖女としてのヒロインなのだ。
そして、エンツォが闘う敵となるマフィアのボス、ジンガロのサイコパス的キャラクターは、タランティーノの諸作を彷彿とさせる。
フェリーニと永井豪とタランティーノの融合! なんとも濃ゆいエンタメである。
ヒロインのエキセントリックなキャラゆえ、好悪の分かれる作品だと思うが、私はけっこう好きだ。 -
「雰囲気はとても良いのだが、主役の男にどのくらい感情移入できるかどうかで楽しめるかどうかが変わってくる斬新なヒーロー映画」と思った映画。
内容は、チンピラだった男があるきっかけで超人的な力を得る話。
大きな力を持った者が正義のために力を振るい、悪の組織と戦う姿をメインに描いた一般的なヒーロー映画とは違い、
強大な力を手に入れたチンピラが誰かを守るために戦うヒーローになる過程をじっくりと描いている所がとても斬新。
そのため、能力を使って敵を倒していく爽快さは全く味わえないが、
その分突然強い力を持った者の戸惑いであったり、ある女性と出会うことで
徐々に変化していく心情の変化などは存分に味わえる。
悪役のキャラクターは非常に癖があり、何をしでかすかわからない狂った感じは魅力的だが、
主役の男と鋼鉄ジーグが大好きな女性の二人に関しては、中々ハッキリしない性格であったり、
行動が極端であったりと、見る人によっては付いていけず好き嫌いが分かれると思った。
作品全体に流れている雰囲気は惹かれるものがあり、随所に面白くなりそうな内容はあるのだが、
展開も遅く、アクションシーンも少なく、他作品の戦闘シーンと比べるとあまり見応えもないので、
個人的には少し退屈に感じてしまった。
鋼鉄ジーグを知っていたり、突然強い能力を得た主役の男の境遇に感情移入することができる人なら、
他にはない新しいヒーロー映画として楽しめるのではないかと思った。
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