- 講談社 (1982年8月15日発売)
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みんなの感想まとめ
戦後の日本政治を深く掘り下げたこの作品は、田中角栄という一政治家を通じて、金権政治の暗部や構造的腐敗を明らかにします。著者は、膨大な取材データをもとに、田中の栄光と挫折を描き出し、まるでミステリーのよ...
感想・レビュー・書評
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田中角栄研究というと、立花隆氏が世に出たきっかけくらいな印象を持っている。読んだのは、初めてだけど。読んでみて思った。田中角栄という人物は、戦後の日本近現代史の流れの中で生まれた人物なんだろうね。なんというかソ連が崩壊して、火事場泥棒的に国家の財を奪い合った人たちが、その後、オリガルヒとかいって、ロシアの国策を動かしているような流れに通じるものを感じた。
立花氏自身は標的にしたのは田中角栄ではなく、田中角栄が代表した金権政治へのブレーキだという。結果的には、田中角栄が排除されただけで、金権政治そのものは続いたということに、忸怩たるものがあったとか。
謄本とか、地元の人の話とか、一つ一つはつながらないものを丹念に集めては、その背後にあるものを炙り出す。ミステリのような面白さがあった。
下巻も楽しみに読もう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
公開情報を徹底的に検証することによって偉大な事実を見出した著作。内容は古いが手法は錆びない。
著者プロフィール
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