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みんなの感想まとめ
関東の享徳の乱は、30年にわたる戦乱を通じて戦国時代の幕開けを告げる重要な出来事です。この乱は、応仁の乱へと波及し、守護領国制の崩壊を引き起こし、戦国大名の前段階である戦国領主を生み出しました。著者は...
感想・レビュー・書評
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関東の〈享徳の乱〉が〈応仁・文明の乱〉に波及し〈戦国時代〉が始まった■「上杉氏を支える京の幕府=足利義政VS古河公方」の中で、重層的であった〈職の体系〉が崩壊した。本家職、領家職が取っ払われ、現地の地頭職もしくは取って代わった在地領主に抑留されていく。散在所領ほどであり〈強入部〉として武力による一円化が進み、著者は〈戦国領主〉と名づけ〈戦国大名〉の前段階と見ている。関東御分国内には京都権門(公家・武家・寺社)の所領・所職が多く存在したが、ことごとく消滅し回復することはなく、京へ全国へ波及した(2017年)
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30年に渡って関東を戦乱にもたらした享徳の乱の経過を解説。享徳の乱こそが戦国時代の幕開けをつげるものであり、応仁の乱も関東の争乱の飛び火として起きたものだという。享徳の乱のようなそうらんが守護領国制の崩壊をもたらし、戦国大名につながる戦国領主を生み出していった。室町期の話はどうしても京都中心になりがちではあるけど、関東から見るとまた立体的になる。
それにしても、呉座勇一「応仁の乱」、亀田 俊和「観応の擾乱」ときて、「享徳の乱」までも登場するとは、ここのところの室町期の盛り上がりはすごい。この機を逃さず室町期の大河ドラマをやってくれないだろうか。
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