2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート [Kindle]

著者 :
  • かんき出版
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感想・レビュー・書評

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  • ポイントの納得度は高いがwhat多め。howがもう少しあるといいかな

  • ・利益を生み出す力
    ・「OYATTO NOTE」 気づいたこと、仕事のコツ、心構え、組織の良しあしを記録。
    【第1章 会社で大切にされる人、されない人の違い】
    ・変化させられる人、実績を生み出せる人
    ・人財:良い人柄、努力、雑学、人の目を見て的確な答えを返せる
    ・何かを自発的に為すことによってその対価を得る。
    ・評論家ではなく行動する人。不利な条件でよい結果を出す人。
    ・人間性に問題がないこと。成果には表れない人間性が重視される。モラルがきちんとあること、信用を生み出すこと。
    ・ビジネスで最も重要で必要性の高い知識は実務経験を通して身につく。
    ・肩書ではなく成果を追い求める。
    ・切れる人<できる人=尊敬する人<導ける人
    ・他人のあらさがしをしない。不平・不満を言わない。不平・不満を言う人は仕事ができない。
    ・他に失敗の原因を押し付けてもダメ。その失敗において自分ができたことがなかったかを振り返るべき。
    【第2章 変化を先読みし、利益を生み出す人が生き残る】
    ・利益を出すことが会社の目的。いくら儲かるのかを常に考える。利益をどう生み出されているかをしる。
    ・仕事の報酬は仕事。利益を出すから新たに仕事がやってくる。
    ・企業が考えるべきは最大の利益のために必要な投資を最大限行うこと。初めにコスト削減では発展性がない。コスト削減の怖いところは手抜きを誘発する点であり、まずは最大限の利益を考えるべき。
    ・総量規制:人間は設定された予算・期限を使い切る。製造費等の削減に有効。
    ・ゼロベース予算管理:前年ベースではなく、必要なものにきちんと予算をつけ管理する方法。
    【第3章 若いときは失敗を恐れず、仕事の基礎を身に付ける】
    ・成功できる人は仕事の中に面白みを発見できる人
    ・失敗から学べる人になれ。失敗したやり方ではうまくいかないという確証が得られれば2度と同じ失敗をしなくても済む。
    ・机の汚い人は仕事で間違いを犯す。身なりがだらしない人は損をする。きちんとした格好をすることでその人が良く見える。
    【第4章 偽物でない「プロ」と呼ばれる人になる】
    ・納期に間に合わせる。トラブルにも逃げない。いざという時に逃げない人がプロ。
    ・①自分で考える、②苦労の経験を積んでいる(楽しみながら)、③成功体験を積み重ねている。成功体験を積み重ねるには①・②の能力を引き上げる必要がある。
    ・エラーをしない。
    ・プロセスの積み重ね→成果。自分でコントロールできる部分についてプロセスを積み重ね、成功確率を上げる。
    ・判断は緻密に!決断は迅速に!
    ・出社と同時に100%で仕事に向かうのが真のプロフェッショナル。職場は戦場
    【第5章 人工知能に負けない企画力・発想力を育てる】
    ・PDCAの前に根本的な課題・問題を見抜くこと。意味のない問題・課題にPDCAを回しても意味がない。
    ・使えるフォーマットを持っている。型があることで時短ができ、成果の担保ができる。
    【第6章 ますます求められる「リーダーシップ」の原則」
    ・リーダーの心構え7カ条:原理原則の重視、悪い情報を隠さない、敏速に行動する、会議は最小限に減らす、自ら仕事を作り出す、信賞必罰が実行できる、セクショナリズムに陥らない。
    ・人を動かす5つのコツ:わかりやすい例を使う、今までの目標を変える、新しい目標を伝えて説得する、新しい目標を共有する、価値観を共有する。
    ・絶対に利益を生み出すという覚悟と執念、熱意と粘り強い努力を続ける執念、目標を達成するためのチーム作りを続ける執念。
    ・叱る場合は「できる/できない」を問題にせず、「やる/やらない」を基準に。やることは徹底することで可能である。
    ・リーダーは言行一致、率先垂範。
    ・普段の言動はネガティブである必要があるが、チェックする際にはネガティブな思考で。
    【第7章 生きるために、横着心を捨てなさい】
    ・ビジネスパーソンに必要な力:基本的な能力の差、自分の長所を上手にアピールする力、組織の中で自分が活用される工夫の差。
    ・不況において個人が生き残る方法:人の3倍働く、また、他の人にそう思われる位の情熱を見せること。
    ・ビジネスの本質は他社との差を生み出すこと。専門知識・スキルと人間性を高めておくこと。
    ・ギャンブルとビジネスは一緒。成功の確率が高いところに多くかけて、怪しいところにはけがをしない程度にかける。
    【第8章 自分の限界を超えた力をだすために必要なこと】
    ・課題に対してあらゆる手を打つこと、そのことでできることはすべてやっているのであるからどんな結果がでても怖くないと思える。
    ・不運を嘆くな、幸運を喜ぶな。運で左右されるのであれば、次の仕事につながることはない。

  • 著者が27歳頃から有益な仕事術、人の動き、組織運営、生き残り術など「おやっとノート」として書き留めたものが本の源泉となっている。
    ・仕事の報酬は仕事
    利益という結果が次の仕事を生む
    ・お客様からの入金、あなたは御礼のひと言を必ず伝えていますか?
    最近はオンライン決済で入金の重要性がないがしろに
    ・商売繁昌で大切なのは顧客名簿より同業者名簿
    広く同業者の方と付き合うことで、自分の店に足りないかを知る
    ・プロの仕事ニになる、必要条件5つ、3つの十分条件
    必要条件はやる気、専門能力、調整能力、人望、健康
    十分条件は自分で考え仕事を楽しんでやる、苦労の経験を積んでいる、成功体験を重ねる努力をしている
    ・本物のプロとは、エラーをしない人
    ・相手の目を見て話すほど、営業はうまくいかない
    目線を合わせると相手も疲れる
    ・ギャンブラーの考え方に学ぶ経営のイロハ
    濃い薄いを上手につける
    成功の確率が高いところに多く賭けて、怪しいところにはケガをしない程度に
    場が荒れたら手を出さない
    ・ツキのある人
    自分の成功体験から成功の要因を取り出し、勝ちパターンを構築している人
    ・結局、一歩一歩進む者が一番遠くまで進む

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著者プロフィール

1939年千葉県生まれ。中央大学経済学部を卒業後、グローバル企業である十條キンバリー、ゼネラルフーズ、ジョンソンなどで、マーケティング、プロダクトマネジメントを担当。その後、ケロッグジャパン、バイエルジャパンなどで要職を歴任。ケロッグ時代には「玄米フレーク」、ジョンソン時代には消臭剤「シャット」などのヒット商品を送り出す。

27歳のときから、経営環境や社会の動向、有益な仕事術、組織運営、生き残り術、部下やクライアントからの相談事とそれに対するアドバイスなどのエッセンスを「おやっとノート」として書き留め始める。この習慣は81歳の現在も続いており、その数は300冊に達する。これをもとにして出版された『社長のノート』シリーズ (小社刊)は累計35万部を超えるベストセラーとなった。

「2020年 『【決定版】2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート final』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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