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感想・レビュー・書評
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こういう構成のSFは好き。「テルル」が何なのか結局最後までよくわからないのも良い。
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ヨーロッパとロシアを舞台とした未来小説ということになるのかな。巨人、小人、頭が獣の人、ケンタロウス、空を飛ぶマシンなど、いろいろと出てきて、奇想天外です。幸福な気持ちになったり、能力以上の力が発揮できるようになるため、大工さんにあたまに釘を打ち込んでもらうなんぞ、どうかしている。恐ろしい発想力だ。面白く読んだ。章ごとに文体が違っていて、これも面白い。句読点のない章がいくつかあったが、不思議と違和感なく読めるもんだ。原文ではどうなってんだ。
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