櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか (角川文庫) [Kindle]

  • KADOKAWA (2017年10月25日発売)
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みんなの感想まとめ

テーマは人間関係の複雑さと、予想外の展開による思考の深まりです。物語を通じて、主人公の周囲のキャラクターたちが意外な行動を見せ、読者に新たな視点を提供します。特に、主人公が直面する選択や葛藤は、単なる...

感想・レビュー・書評

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  • 鴻上ぃい?!
    捩じれ方まで捩じれているのでとても掴みづらいお子である。
    ふつうに純粋な部分もあるけどその割り切れなさのリアル感。。いっそ捩じれ切っているだけなら本人も楽だろうに。

    鴻上目線が入ったお陰で、作品の掲げる方向性が群像的に一層わからなくなって困惑したりするんだけど(読解力……)、それによって作者の姿も見えないという塩梅で、そういうのすきだなって思う。
    裏方に徹するの格好良い。

    主人公たる正太郎さんがとにかく正義、という訳ではないのだ。
    でも正太郎さんが危うすぎるとも、そこまで感じなくなって来ているかもしれない。。たまたまかな。
    櫻子はけっこう従属しちゃっているけど、鴻上は中々につんつんであった。
    展開としてついに言ってやった感満載でちょっと居心地が悪い……。けっこう同じこと思ってた……。

    例えば、自分を、櫻子の位置に厚顔にも置いてみれば
    鴻上の、もうぜんぜんぐっちゃぐっちゃなところも、わかっている上で受け止めたくなる。
    という変化。
    だって櫻子起きてたんだよ。それがわかっているのに鴻上は随分と思い切った発言をしまくっていた。
    演技だって建前にしたって真に迫っていただろうし、聞いているのはあの櫻子である。
    思い切った……。もうむしろ愛おしい。

    ところで最近直ちゃんの思わせ振り描写が大人しかったけれど
    ここへ来て叔父さん&青葉さんかッ、と単純に思って
    でもこれでこのままだったら意外性をわざわざなくしてしまう前振りになってしまうからとか作者視点を想像したりして
    けど物語的に、櫻子的に、大きく影響するのなら叔父さんがかなりのものだよなあと「神様と同じ意味」発言で思う。。
    そんなにか……そんなになのか……。

    ところで(2回目)17巻(偶然にも本日発売)で完結ってまじか……!
    15巻まで既読で16巻をお預けして今再読ツアー中なんだけど、えええ……待っていきなり寂しい……今巻もう13巻だよ寂しいい……うえあああ
    だって今回また正太郎さんが櫻子とはお別れしました感ものすごくものすごく具体的に出しているんだよ!なんでなの!殺生だろう!!うああああ

  • 読み終わってみて、凄い後味が悪いです。嫌な思いしたとか面白く無かった訳ではなく、色々考えさせられて混乱した感じです。

    ネタバレになるかもですが、わたしが正太郎くんだったら、鴻上とは絶交するかもしれない。

  • 文庫書き下ろしでシリーズ13作目。珍しく遺体が登場しない。

    「わたしのおうちはどこですか・後」は前作から引き続いていいちゃんの誘拐事件。ファントムに操られた鴻上が犯人?!
    「ハートのジャックは何処に消えた」はハロウィンのスイーツコンテスト出品作が消えた事件
    「帰ってきたテディイベア」は、前編と同じ日同じ会場で鴻上、阿背知らが遭遇したテディベア持ち去り事件が6年前にビルで自殺した少女のテディベアと繋がる。

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著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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