記憶汚染 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

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  • 早川書房 (2003年10月31日発売)
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  • 2022年に原子力発電所で大規模なテロが発生、メトロダウンが起きるほどの事態となる。自国では収拾がつかない混乱は在日米軍が介入するほどの惨事となり、その後の日本国を大きく変えるきっかけとなった。それから18年後の日本が舞台となる。
    様々なsfアイテムがこの小説に登場する。携帯電話が進化したワーコンと呼ばれるウェアラブルコンピューターや惑星規模の通信インフラのリング、有機半導体コンピューター、一般市民が独自に設置する監視カメラのコモンズカメラ、などなど。こうしたアイテムはsf作品を読む楽しさの一つであろう。
    この本が出版されたのは20年前の2003年だから予知的には大きく外していないと思う。2040年にはこの本で書かれたことにかなり近づくようなそんな気がする。
    IT関連は全く詳しくはないので、正直理解出来ない所もあったが話の筋を追うには問題はない。主義者と言われる自由歴史解釈主義という思想がこの本で出てくるが、こうした極端な考え方が現実の世界でも見聞きするようになり、怖い思いを抱くのは私だけではないだろう。

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著者プロフィール

林 譲治(はやし・じょうじ)
1962年、北海道生まれ。ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、
幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。
確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める。
著書は『戦艦大和航空隊』『異邦戦艦、鋼鉄の凱歌』『新生八八機動部隊』(以上小社刊)、
『帝国電撃航空隊』『超武装戦闘機隊』(電波社)、『星系出雲の兵站』(早川書房)など多数。

「2020年 『技術要塞戦艦大和 (3) 珊瑚海海戦!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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