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感想・レビュー・書評
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一年近く前、神保町の三省堂が閉店する少し前、本みくじで当たって購入した本。ディストピア小説と書いてあったし、はさんであった読者コメントに「わたしは再読しない。でもみんな読んでくれ」とあって、怖くて手を出せなかったのだが、勇気を出して読むことにした。うそ発見器を首輪として装着することが義務付けられた国で、違法に首輪をはずすのを仕事としている青年が主人公。嘘をつかずにすむなら、それに越したことはないけれど、それでも嘘をつかないといけない状況はあって、首輪をはずしてもはずさなくても悲劇を生む。警戒して読み始めたためか、思ったよりも怖くはなく、読みやすかった。
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