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みんなの感想まとめ
昭和という時代の中で、二人の著名な人物の交友を通じて、戦後から高度成長期にかけての日本の変遷が描かれています。開高健の情熱的な釣りへの取り組みや、彼が直面した創作の苦悩、さらには佐治敬三との関係性が豊...
感想・レビュー・書評
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開高健と佐治敬三の交友を語りつつ、敗戦から高度成長につながる、一つの時代(昭和という時代)が語られております。釣りに熱意を傾けた開高健に、君の釣りは楽しみでやっている釣りじゃないよね、と石原慎太郎から言われた話。さらに、人里離れた奥只見の銀山湖に籠るも、小説をまったく書くことができなかった、という有名な話の背景。そして開高健が都内から茅ケ崎に転居した経緯等、淡々と記述されております。作者の取材力等の★4つです。
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著者の取材力・構成力もさることながら
陰に陽に、題材に事欠かない軌跡をたどってきた二人の、単なる立志伝にとどまらない物語としての読み応えに
ページ数も気に留めず、あるいは小説かのように読み進められた。
著者の他の伝記的作品にも手を伸ばそうとは思うが、個人の興味範疇としてはこれに比するほど食指が動く題材もそうはないかとも思う。
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