佐治敬三と開高健 最強のふたり 上下巻合本版 (講談社+α文庫) [Kindle]

  • 講談社 (2017年11月10日発売)
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みんなの感想まとめ

昭和という時代の中で、二人の著名な人物の交友を通じて、戦後から高度成長期にかけての日本の変遷が描かれています。開高健の情熱的な釣りへの取り組みや、彼が直面した創作の苦悩、さらには佐治敬三との関係性が豊...

感想・レビュー・書評

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  • 開高健と佐治敬三の交友を語りつつ、敗戦から高度成長につながる、一つの時代(昭和という時代)が語られております。釣りに熱意を傾けた開高健に、君の釣りは楽しみでやっている釣りじゃないよね、と石原慎太郎から言われた話。さらに、人里離れた奥只見の銀山湖に籠るも、小説をまったく書くことができなかった、という有名な話の背景。そして開高健が都内から茅ケ崎に転居した経緯等、淡々と記述されております。作者の取材力等の★4つです。

  • 著者の取材力・構成力もさることながら
    陰に陽に、題材に事欠かない軌跡をたどってきた二人の、単なる立志伝にとどまらない物語としての読み応えに
    ページ数も気に留めず、あるいは小説かのように読み進められた。

    著者の他の伝記的作品にも手を伸ばそうとは思うが、個人の興味範疇としてはこれに比するほど食指が動く題材もそうはないかとも思う。

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著者プロフィール

昭和35年12月24日愛知県名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。
著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞)、『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』『佐治敬三と開高健 最強のふたり』(以上、講談社)、『陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝』(新潮社)、『松下幸之助 経営の神様とよばれた男』(PHP研究所)、『西郷隆盛 命もいらず名もいらず』(WAC)、『胆斗の人 太田垣士郎―黒四(クロヨン)で龍になった男』(文藝春秋)、『乃公出でずんば 渋沢栄一伝』(KADOKAWA)、『本多静六―若者よ、人生に投資せよ』(実業之日本社)などがある。

「2022年 『稲盛和夫伝 利他の心を永久に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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