- Amazon.co.jp ・電子書籍 (294ページ)
感想・レビュー・書評
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【感想】
叙述トリックに定評があり、「THE ドンデン返し」のジャンルでは代表作の1つだと伺い、読み進めました。
結論から言うと、どこが引っかけポイントなのかをかなり警戒しながら読み進めていたので、途中でオチがある程度読めてしまいました。笑
前評判の高さ故に、些かハードルを上げすぎたのかも。
とにかく読んでいて目を背けるほどグロテスクで、ブっとんだ内容に終始していました。
が、作中に魅力的な人物が登場しなかったり、僕個人に響く台詞などが殆ど無かったため、個人的にはかなり薄い内容だったと、残念ながら思ってしまいました。。。
とはいえ、蒲生稔をはじめ、作中には頭のブっ飛んだ人物ばかり登場していて、読んでいて単純に面白かったです。
個人的には、途中で出てきた教授が一番ブっ飛んでいて、病んでいたな~と思いました。
僕の周りにも、尻尾を出さないだけで、こういった種類の人間がいるのかもしれませんね。
そう考えるとゾクゾクしてしまいますね!
【あらすじ】
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。
東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。
犯人の名前は、蒲生稔!
くり返される凌辱の果ての惨殺。
冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
叙述トリックミステリーの代表?として読んだ。
人物トリックだったか、、、。
内容はグロくてしんどかったけど、でも先は気になって、って感じでサクサク読めた。 -
よかった!!今まで人生でネタバレせずにこの作品を読めて本当によかった!!と読み終わった後に「十角館の殺人」以来の感情が湧き上がってきた!ネタバレ厳禁のミステリの名著!!
毎回読み終わって「えええっ!!!」ってなってから何故想像できへんかったんや自分!?しっかり読んでたはずやのに何故??って悔しい気持ちになるけどミステリを読んでそうなってる時が一番好きかも
ミステリってほんまに面白いなぁ〜 ★★★★★ -
若い女性相手に猟奇殺人と屍姦を繰り返す蒲生稔、愛する息子の行動を不審に感じる蒲生雅子、稔の被害者の一人と交友関係のあった元刑事の樋口の三人を語りとし、物語は三人の視点を切り替えながら進行する。冒頭にプロローグではなく「エピローグ」が配され、稔の最後の犯行に三人が一同に会すシーンと、稔のその後が描かれる。第一章では最初の事件が発生する約3カ月前にまで巻き戻り、冒頭で描かれた稔の逮捕にいたる事件の経過を辿る。展開の都合上、当事者である稔だけは他の二人よりも一ヵ月ほど過去となっており、最終の十章に向けて次第に時間差が縮まり、最終的にエピローグのシーンで合流する流れとなっている。
稔による凄惨な犯行シーンはあるものの(グロテスクな描写が苦手な方は注意)、途中登場する精神科教授の猟奇犯罪への解説などもおざなりに感じ、読み進むほどに退屈さが増して作品の内容に対して不安を覚えた。しかし最終的には、出版から長らく経つにも関わらず、本作がなぜ人気を保ち続けているか、その理由を知ることができた。過程を退屈に感じてしまったこととオチの性質から再読するのは厳しいだろう点も含め、昨年読んだ他の著名なミステリー作家のある代表作と同じ方向性の作品でもあった。 -
“ラストが衝撃的な1冊”で有名らしかったので購入。
最後の数ページで、ん?え!?となり、読了後はポカーン…となりました。
そして考察サイト読んで答え合わせ(笑)
私もまんまと騙されました。
犯人目線では、どう被害者の女性達と出会って、どのような方法で殺害したかが描かれているのですが、よく文章でここまで気持ち悪いものが描けるな…と変に感心してしまいました。
よく“1番怖いのは人間だ”って言うけど、
犯行の描写を気持ち悪いな、怖いな、と思いながらも、面白くて読み進めてしまう自分の事も怖くなりました。
この一冊でお腹いっぱいになったので、間に平和な本を挟んでからまたミステリーを読みたいと思いました。
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思わず目を背けたくなるほどのエグい描写の数々。読んでいて気持ちのいいものではなかった。登場人物の視点や時系列がコロコロ変わるので、慣れないと読みにくいかもしれない。最後読み終えた時、呆然となった。見事としか言いようがない。
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最初はこの物語を、読んでいいのか?自問自答
の日々、、が!!ラストの衝撃力はやべーっすまじで!
何が起きたのかすらわからないほど放心状態
思いがけずTVにドロップキック!
ぶっ壊れました^_^
ありがとうございました!!˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚ -
再読だがほとんど忘れていて新鮮に読めた。ヒリヒリした感じがいっきに読むのを加速する。