ゲット・アウト ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

監督 : ジョーダン・ピール 
出演 : ダニエル・カルーヤ  アリソン・ウィリアムズ  ブラッドリー・ウィットフォード  ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ  キャサリン・キーナー 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
3.73
  • (28)
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本棚登録 : 322
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102634698

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった~
    これはサスペンスホラーの秀作かも♪

    監督のジョーダン・ピールは父親がアフリカ系アメリカ人、母親がイギリス系の祖先を持つ白人の母親の元に生まれたそうだ。十代の頃からコメディアンとして活躍し、この作品が監督デビュー作。
    だからこのような風刺に満ちた作品を作れたのかな。

    ラストの展開が日本の90年代の某有名SF少女漫画を思い出した。ちょっとだけですが。

    • あいさん
      こんばんは(^-^)/

      この作品は怖いですよね。
      ゲットアウトの意味がわかった時ゾゾゾ…としました。
      だけどクスッと笑えるとこも...
      こんばんは(^-^)/

      この作品は怖いですよね。
      ゲットアウトの意味がわかった時ゾゾゾ…としました。
      だけどクスッと笑えるとこもあって忘れられない作品でした。
      2018/06/21
    • 5552さん
      けいたんさん、こんばんは♪

      この映画、前評判通り面白かったです。
      『ゲットアウト』の意味を知ったときも「なるほどなあ~」と。
      観賞...
      けいたんさん、こんばんは♪

      この映画、前評判通り面白かったです。
      『ゲットアウト』の意味を知ったときも「なるほどなあ~」と。
      観賞後、他の方のレビューや、ネタバレサイトを見てさらに「なるほどなあ~」と(^-^;
      監督の次回作が超楽しみです。
      2018/06/21

  • 【ストーリー】 (Amazonより)
    ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。
    若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。
    その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。
    翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりで気が滅入ってしまう。
    そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、
    フラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、「出ていけ! 」と襲い掛かってくる。
    “何かがおかしい"と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが・・・。






    黒人差別の話なのかと思いながら観ていましたが なんとも言えない不気味さが続きます。
    想像のつかない結末でちょっと唖然としてしまいましたが クリスがGet Out出来て良かった!

  • 予想外の展開で楽しめた ミステリーというかホラーで
    ブラックユーモアがあった気がした
    ストーリー書くとネタバレになるから詳しく説明出来ないが 意外と今までにないような展開だった気がする。
    「インシディアス」「ヴィジット」など人気ホラー作品を手がけるジェイソン・ブラムが製作し、アメリカのお笑いコンビ「キー&ピール」のジョーダン・ピールが初メガホンをとったホラー。低予算ながら全米で大ヒットを記録し、第90回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。

  •  映画や小説のタイトルって、実際に鑑賞してなるほど、と思うことがあるけど、この映画もそんな感じでした。見終えた後、「そりゃ『ゲットアウト!』って叫びたくなるよなあ」と。

     個人的にホラー作品で大事なのは、違和感や不気味さをどう盛り上げていくか、だと思うのですが、この映画は巧かったなあ。パーティーに参加する白人たちの態度といい、黒人の使用人たちの、どこか壊れた感じといい。

     根本的に何かが噛み合ってない、そうした怖さをジワジワと描いているように思います。特に白人たちの雰囲気が印象的。主人公が二階に上がった途端に、にこやかな態度から探るような雰囲気に一変するのは、「ただごとじゃない何かがある」そんな予感を抱かせます。

     黒人差別を描いた話、そしてジャンルがホラーということで、暴力的なグロさがあるのかなあ、などとも思っていたのですが、ある意味現代的な差別を皮肉った感じだなあ、と思いました。

     差別というよりかは、固定観念、あるいはイメージで人種を語ってしまう、人間への皮肉なのかもしれません。

     後半の大立ち回りはちょっとB級ホラー感もあって、それはそれで面白かったです。でもこういう作風が、アカデミー賞でも評価されたっていうのが、何よりも意外だったりします。

     映画に限らずですが、物語が語れること、表現できることって、ジャンルに関わらずどんどん広がっている気がします。

    だからこそ観る側も単にジャンルやストーリーの表面的なところにこだわらず、
    その奥にあるテーマや本質を見ることが重要になりつつあるのかもしれない、そんなことを思いました。

  • 大好きです!

    無駄なシーンが少なく良くまとまった良作だと思います。
    ちょっとナルシストな女中さん。無駄に運動能力を鼓舞する管理人さん。...の割には精神的に脆いところがちらほらと。

    なるほど!そういう理由ですか!納得!となる最後は中々のものです。

    いや留守中の犬を任された友達はいい味出してましたねぇw




    これを見て「好きだ!」となった人は名作「スケルトンキー」を見るべきだと思います。
    知名度こそイマイチですが私的にはこちらの作品より頭一つ良作だと思えます!

  • 黒人差別を描いた映画はたくさんあるけど、これはホラー演出だけでなく、KKK みたいな有色人種蔑視の、まあはっきり言って知的レベルの高くない白人ではなく、オバマに投票するような知的でリベラルな白人に潜む差別意識を暴いたところが新しいと思う。
     黒人の肉体に対する白人のコンプレックスも、裏返せば差別。俺たちは頭、お前たちは体、という。日本人だって黒人の肉体や運動能力を称賛する人は多いと思うし、それが差別だなんて思いもしないだろうけど、考えてみたらおかしい。そういう偽善に気づかせる意味のある映画。ちょっと主人公、殺し過ぎだけど、話として面白いし。
     差別なんてしないと言いつつ、無意識のうちにしている可能性もあると、自分を振り返って見てみるきっかけになった。
     関係ないけど、ローズの弟が雰囲気も顔も窪塚洋介に似てると思うのは私だけ?キレっぷりも、髭や髪の乱れも窪塚洋介!にしか見えなかった。

  • 原題:GET OUT (2017年) ※日本公開 2017年
    収録時間:104分

    まず初めに断っておくと、この評価は理解不足の為。
    これが理解出来たり、あらゆる伏線や意図に気付けば物凄い映画です!
    ただ恐らくそれらにちゃんと気付ける日本人は少ないと思われます。
    これが洋画を楽しむ上での残念な部分だなぁと。
    凄く期待値が高かった映画。
    最近リリースされた新作DVDの中で観たいランキング上位だったんだけど、期待値を上回る結果にはならなかった。
    ストーリー自体は普通に面白い。
    ただ、数々の伏線に気付けなかった私にはその分面白さが軽減された感じ。
    途中、拘束された椅子から出た綿がアップで映る所があって、「まさかこれを耳に詰めて催眠術回避するわけないよね?綿にそこまで防音効果ないよね?」って思ったんだけど、正にそれで綿ってそんなに凄いの?
    の疑問から解説記事を検索。(鑑賞後)
    そこで色々な意図や伏線が張られてることを知る。
    それを見ると「なるほど〜」と思わされる事ばかりだった。
    劇中に出てくる何気ない鹿・綿・部屋のインテリアの写真・夜食…などなどどれも意味があったようで…英語やアメリカの文化に詳しくないと気付かないような、よく映像を見てないと分からないような(字幕派不利)そんな感じ。
    そしてもう一つ、ラストは2つ用意されているよう。
    私が観たラストはパトカーから友人が降りてくるのだけど、もう一つのラストは本物の警官が降りて来て全く違う展開(いわゆるバッドエンド)になるらしい。
    これはアメリカ版DVDに収録されているとか。
    ここまでの情報が入ってくると、もう☆4か☆5の映画じゃないですか!?
    凄く作り込まれているテーマ性の強い映画だと思います。
    ただね、おバカな私にはそこまで読み取る力がありませんでした。残念無念。

  • なんだよ!その襲われ方…冒頭からやたらぞわぞわするなぁ〜そんな何気ない場所で怖いやん…
    両手が塞がってるからってこんな頭でノックしちゃうキュートな彼女が僕も欲しい(笑)
    肌の色の違いってやっぱ色々障害になるよね。僕だって娘や息子が外国人の恋人を連れて帰って来たらちょっと怯むだろうな〜
    歓迎をもって迎い入れられて和気あいあいと語らう柔和な雰囲気とは裏腹に使用人が発する静かな警告がこの後の展開を想像させる…
    特徴的なところや直接的な表現がある訳でもないのに何か不穏な印象を受けますね。居心地の悪さを感じるとでも言えばいいのかな…映像表現の面白さがあります。
    かなり予想と違う方向へ行きましたねぇこれは面白いですよ(^.^)ゴアシーンとか酷い映像表現は有りません。それでもかなり歪んでいて怖い話ですね。これは良いです。

  • 前評判で結構期待して、鑑賞。
    あっれーなんか変だなー、なんかいやだなー、と稲川淳二的に溜まった嫌さを、後半がっちり解消してくれて、あーすっきりしたー、でもでも、なんか嫌さは残っているし、思い返せば思い返すほど嫌さが増してきて、恐さが膨れ上がってくるなー。
    すっきりしたのに残るコク、という珍しい後味。
    ということで、二度目を、DVDの監督自身によるコメンタリーで鑑賞したら、もうあれも伏線これも伏線、あの表情にはこんな思いが秘められている、とか、見え方が全然変わってくる。
    再鑑賞の面白さ。
    これはアカデミー脚本賞もむべなるかな。
    (逆にいえばタルコフスキー的な深み=朦朧さはないが)全篇ロジカルで意味のないものは映っていないという、お手本のような面白さに充溢している。

    逆人種差別とかリベラル層の差別意識とか、まったく他人事ではない。
    面白さだけでなく、語り甲斐もある、深み。
    レイシストではなくとも深層に、どこかしら区別……差別……をする心理作用がある。
    ステレオタイプ=固定観念というのは認知的作業を省略しようとする、脳の機能なんだよね、あんまり言いたくはないけど極めて本能的な。そこからいかに逃れるかが、教養や理性なのだけれど。

    「シャイニング」をはじめ連想できる映画が多数あるのも面白い。
    個人的には「マーターズ」とか「ドント・ブリーズ」とか。地下室ものやね。「ヘレディタリー/継承」といい、最近のホラーはいいね。
    ジョーダン・ピールの「アス」は絶対見る。
    プロデューサーのジェイソン・ブラムの掌の上でワインのごとく遊ばされている感覚が、ある。

  • サスペンスなのに、
    終盤までかなり緩い展開で眠い。
    最後は怒濤の追い上げ。

    設定は珍しいが、
    ドキドキ感が薄いので、
    サスペンス入門者向けか?

  • 様子のおかしい黒人の使用人たち。来客にいたただ一人の黒人の様子もおかしい。この居心地の悪さは何だろう?何かが迫ってくる。雰囲気づくりが上手いね。「ゲットアウト!」(逃げ出せ!)というハラハラ感。最後までダレずに楽しめました。ところで、写真に写った数多くの黒人ボーイフレンドたちはどこに行ったのでしょうね。

  • ジャンルはホラーだけど、苦手な人もギリギリ見れる映画。

    黒人差別という社会的なテーマと、
    人間の欲望の異常性をテーマにしてる印象を受けた。

  • アカデミー賞にしては、ちょっとキッチュじゃない?

    監督 ジョーダン・ピール
    脚本 ジョーダン・ピール
    出演 ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ

    脚本賞。
    なぜ黒人が対象かの説得感に欠けてる。
    それとも差別感情がベースにあってすんなり納得されることなのか。

  • 見せ方がうまい監督さんだと思う。

    驚かせ方など、間合いがすごく上手だし
    サスペンスの要素もあって、お話にも惹きつけられる。

    さらに
    一見、ホラー&サスペンスに見せかけながら

    ベースには、シニカルな世界観・・目線が横たわっていて
    それを ナチュラルに言葉にしている。

    「わー それ言えるんだ・・すごいなアメリカ。」
    と驚きました。

    それ というのは ネタバレになるんです。
    せっかくなので、書かないでおきます。

    最後の締め方が
    少し未消化な気がして残念だったので、☆3にしました。

  • あのようなことをした理由がいまいちで
    ありがちな、サイコパス的な動機なのが
    どうかと思う、最近そのような映画が多い

  •  序盤からの不穏な空気が素晴らしく、展開は読めるのにハラハラしてしまいました。この異常な村に連れてこられ脱出できない、という雰囲気のハラハラが、この映画の全てです。ミッドサマーより遥かに面白いし、テーマ性もあると感じました。
     サイエンスフィクションチックなホラーで、黒人が社会的弱者であることを利用した逃げ場のない状況を作り出すのが上手く、飲み込まれました。犯人全員が知能犯ということが、更に恐ろしいです。
     地下に連れて行かれた時は正直、「積んだ…」とバッドエンドしか想像できませんでしたが、それだとただのB急映画になってしまうため、予想が外れて良かったです。地下の雰囲気は完全なるB急ホラーでしたが(笑)
     過激な黒人差別はありませんが、擁護する白人特有の、根底にある優生思想がだだ漏れで、主人公の黒人へ「肌の色」や「遺伝子」など、人種の話以外振ることはありません。すなわち、「黒人」をモノとして見ており、その中に白人としての自分達が入ることが崇高であるような描かれ方をしているのです。
     確かにこれは、現代における人種差別の考え方なのかもしれません。当人達は優しい言葉をかけはするし、人間としても扱うが、自分達の方が優れた頭脳を持っており、身体的能力以外に価値はない下等生物という思想が見て取れます。ラストシーンでパトカーへ助けを呼ぶヒロインも、黒人の差別的立場を利用しているからこその行動です。
     差別へのカモフラージュが高度化し、弱者というのはどうやって傷つけられるのか、考えさせられました。
     しかし主人公が言われたセリフの数々は、会社で上司から嫌がらせを受けたものと似ており、肌の色などの身体的違いだけでこんな嫌がらせを受け続ける差別というものは、胸糞が悪いな、と自分に僅かながらにさでも重ね合わせることができました。

  • 表面的には差別を否定しながらも、その実、黒人を差別し利用する白人たち。
    物語前半では主人公同様、観客も登場する人物らに違和感を感じる。作り笑いや不可解な言動など。
    それが後半では一気に答えが示され、伏線回収も見事。思わずもう一度見たくなる。
    ホラー要素もありながら、黒人差別という社会性も含めた秀作。

  • 初めからもう違和感だらけでゾワゾワします。
    よくあるスプラッタと差別され排斥されること。二つの恐怖要素が掛け合わされる。
    逃走シーンは意外にサクッと終わって気持ちが良かったです。殺したぜヨッシャァァ となってしまった。

  • Netflixにて。面白かった!親友の人ステキ。シドかわゆい。

  • スリラーと社会派の見事な融合。
    黒人を劣った人種として差別するのではなく、身体能力等が高い人種として差別する点が真新しかった。
    救いのあるラストだったのが幸い…

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