はじめてのリーダーのための 実践! フィードバック 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す「全技術」 [Kindle]

  • PHP研究所 (2017年10月18日発売)
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みんなの感想まとめ

フィードバックの重要性と実践的な技術を学ぶことができる本書は、特に初めてリーダーとなる人々に向けて書かれています。著者は、部下に耳の痛いことを伝える勇気を持つことの大切さを強調し、ただ厳しいことを言う...

感想・レビュー・書評

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  • 上司の仕事は、「部下の能力を発揮させる」ことだとすると、いまの職場にはここでいう「フィードバック」は必要ないかも。

  • 「フィードバック入門」などで、人材育成、組織開発の方面では著名な、東大、中原淳先生の本。
    残念ながら「フィードバック入門」は未読で、比較できませんが、タイトルどおり「フィードバック入門」の内容を具体的なノウハウと実践例に落とし込み、より現場のガイドブックとして参照しやすい形にしてあるでしょうか。

    中原先生のフィードバックといえば強く印象に残っているのが「耳の痛いこともしっかり伝える」ということ。
    あえて厳しいことを伝えるとか、プレッシャーをかけるとかいうのではなく、改善すべき点があれば、言いにくいことも事実ベースで包み隠さず伝えて、逃げずに部下と向き合うというのが肝要。
    当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、感情のある人間である部下を目の前にして、逃げずにフィードバックできるかと言うと、これがなかなか難しい。

    実は、「耳の痛い」云々もそうですが、その前段階(つまり日々の業務)からフィードバックのプロセスは始まっているというのがこの本から受ける示唆です。
    伝えたいことを伝えあえる信頼関係と、部下のパフォーマンス観察・・・これらの土台があった上での「フィードバック」。
    マネジメント業務だけに時間を避けない現代の管理職には重い役割かもしれません。
    しかし、やはりフィードバックは、その一瞬の勝負ではなく、部下の業務PDCAプロセスに深い関わり合いを持たせて、初めて機能する行為なのだと思います。

    本書には、信頼関係が構築しにくい場合の手として、第三者(例えば、自分のさらに上司など)を介したフィードバックや、フィードバックの最中に議論が膠着した場合の手、(場所を変える)等のテクニックが紹介されており、もちろん、実行可能かどうかはそれぞれの職場環境によって大きく違うものの、「あ、こういうやり方もあるのか」という気づきにはなります。
    理論の解説はあまり深掘りせず、あくまで現場の実務として具体的事例などを参照したい方向け。

  • 同氏の
    「フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術」と完全に同じ内容。こちらは図解が多く、わかりやすいのかもしれない。

  • はじめてのリーダーのための 実践! フィードバック 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す「全技術」
    著:中原 淳

    業務が多忙化し、メンバーの育成。指導に困難を抱えているマネジャーの現状にともない、近年注目されているのが、人材育成法である「フィードバック」である。

    フィードバックとは、「耳の痛いことであっても、部下の仕事の現状をしっかり伝えて、将来の行動指針をつくること」である。それには、1.情報通知:たとえ耳の痛いことであっても、部下の行動やパフォーマンス等に対して情報や結果をちゃんと通知すること。2.立て直し:部下が自己のパフォーマンス等を認識し、自らの業務や行動を振り返り、今後の行動計画を立てる支援を行うこと。上記2つの働きかけを通して、成果のあがらない部下や問題行動の多い部下を成長させていく方法である。

    本書の構成は以下の5章から成る。
    ①フィードバックの理論と部下育成の基礎知識
    ②フィードバックの基本モデル 
    ③フレーズとセリフで学ぶ フィードバックのポイント
    ④会話例で学ぶ 部下のタイプ別フィードバック
    ⑤フィードバックを続けるための事前準備&テクニック

    前著「フィードバック入門」では、対象を管理職経験の豊富なベテランマネジャー等に限っている点に対して、本書の対象は、初めてマネジャーになった人等を意識して記されている。ベースは同じではあるもののよりわかりやすさを重視し、イラストや図などで直感的に理解しやすいように仕上げられている。

    ケースも豊富で基本の紹介から実践へのシュミレーション等も豊富で本書一冊で良質な研修等のような学びを得ることができる。じっくり練られたその内容から著者の工夫を垣間見ることができる。

    フィードバックをする方も、される方もまずは読んでそれに臨むことでお互いにその成果の質は跳ね上がる。難しいがおもしろい。

  • 長期雇用、年功序列、タイトな職場関係の3要素が揃わず、部下が勝手に育つ環境がなくなった今、フィードバックによる育成に着目し、その方法について実践的に説いた良書。

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著者プロフィール

立教大学経営学部教授

「2021年 『中小企業の人材開発』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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