ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250 [Kindle]
- KADOKAWA (2017年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (528ページ)
感想・レビュー・書評
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タイトルの通り様々なライフハック術を紹介している。
「知的生産の技術」などの古典から、
ポモドーロテクニックのような新しい物まで、
古今東西のライフハック術を紹介しつつ、
著者自身が考えたテクニックも披露している。
ライフハック初心者から玄人までおすすめ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今までライフハック本を何冊も読んできたせいか、目新しいことは少なかった。
が、実行できてないことがたくさんあることに気づかされた。
GTDや、Evernoteの使い方を改めて学ぶことができたのも良かった。
ライフハックが250個も紹介されているので、読み終わった頃には、最初の方に書かれていたことを忘れてるので、手元において何度も読み返した方がいいかもしれない。 -
思うに文具好きというものは、多かれ少なかれライフハックに興味を持っている。
私はビジネス書を(たくさん)読むことを良しとしないが、「ライフハック」と言われると心が動く。ライフハックは文具ととても相性がいいのだ。大変な仕事を、日常を、自分の好きな文具や道具を使ってスマートにこなす、大変なことを少しでも幸せな気分で行う、やりたいことを叶える・・・それは「ビジネス的な成功」を目指すのではなく、あくまでも自分の生活を豊かにするもの。
著者は文具好きな人なら一度はその名前を目にしたことがあるかもしれない。様々なライフハックを紹介するサイトを運営されており、またモレスキン関連の本も書かれている。
そういう点からも、文具好きな人には特にオススメしたい本だ。
文具が好きな私は、知らず知らずのうちに手帳術やノート術の本を通して、一種のライフハックに触れてきた。そうして、自分でもやってみようとあがく中で気がついたことが一つある。
「ライフハックは自分の習慣にしてしまわなければ意味がない」ということだ。
いくらいくつものライフハックを知っていても、それを実行に移さなければまったく意味がない。
ではなぜ、実践するのが難しいのか。
時間を切り詰め、細切れの時間をフルに使って仕事または勉強をして結果を出す、その合間に身体をケアし、規則正しい生活を送る・・・といった超人のような生活をすることは私にはできないからだ。いや、正確にはそんな生活を目指したくないからだ。
私が知りたいのは、ほんの少し生活を楽しくするライフハック。
気軽に取り組めて、もしかしたらなんらかの結果が出るかもしれないような小さなヒント。
この本では、モレスキンを使ったユビキタス・キャプチャーはもちろん、情報カードを使った知識の整理方法、各種todoリストの管理方法など文具を使ったライフハック、アプリやデジタル機械を使ったライフハック、時間の捻出の仕方など、なんと250のライフハックが紹介されている。
一つ一つはあまり難しくなく、しかも自分の生活や目的にあったものだけを選び出してヒントにすればよい。
今は必要ないと思われるライフハックでも、数年後にまた読み返せば新たな発見があるかもしれない。
生活を劇的に変えるわけではないが、習慣をほんの少し変えることで未来の流れを変えてみよう、そんな楽な気分で取り組めるライフハックが多いのがよい点だ。
250のライフハックを習得する必要はない。
この中から、いくつかのワクワクするようなライフハックを見つけ出し、それを習慣にすることができれば、それだけでも人生は楽しい方向に変わるだろう。
せっかく年があけたので、私も新たな習慣づくりをやってみたいと思う。
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大好きなライフハックの本。,総集編的な使い方ができる。,,,・「ロード時間」と「セーブ時間」を意識する,・ブライアン・トレイシー氏の“Eat That Frog!”は、タスク管理や、時間管理の本のなかではもはや古典,となっています。,・そうした安心感を作り出す手法の一つに「先送りメモ」があります。これは、先送りをしたくなる衝,動を意識したら、そのときに感じている恐れや不安を隠さずに言葉にしてしまうというものです。,・HACK 033 5分間だけ取り組み「ダンジョンの大きさ」を測る,・パーキンソンの法則と呼ばれることになる格言としてまとめています。 「仕事は、それに対して与え,られた時間をちょうど埋めるように増えてしまう」,・HACK 042 やらないことリストを作っておく,・HACK 050 タスクに「動詞」を入れると実行力が上がる,・HACK 055 GTDの考え方(1)頭を空にしてストレスフリーになる,・HACK 060 GTDの考え方(6)週に一度はタスクを頭の外に追い出す,・HACK 066 終わった仕事はテンプレート化する,・HACK 067 タスクダイエットを心がける,・自分の集中時間は自分で守らなければいけません。,・HACK 086 気の進まない仕事は「選択」に置き換える,・HACK 092 フルパワーで生きるための睡眠の10-3-2-1ルール,・HACK 097 好きな音楽を入れた「ブースター・プレイリスト」をつくる,・HACK 098 昼寝の最適時間は10~20分,・HACK 106 バックアップを確実にする「3-2-1ルール」,・HACK 107 Backblazeでバックアップを自動化する,・HACK 109 時間を生み出す究極の修行「プログラミング」を学ぶ,・HACK 111 情報を集めるタイミングと読む時間をずらす,・HACK 112 フロー情報は3つに分流して処理する,・HACK 114 RSSで情報を1カ所に集約する,・HACK 117 Nuzzelで友人・注目する人のシェアしている情報を受け取る,・HACK 120 毎週金曜日にアルバムを1枚買う,・HACK 136 Lyndaを使ってスマートフォンでスキルを学ぶ,・HACK 152 テーマを決めて、歩きながら考える,・HACK 159 1日に10万字を読んで、5000字をアウトプットする,・HACK 169 Noといえないなら「Yes, but」を取り入れる,・HACK 172 嫌な人の言動は「ハンロンの剃刀」を通して見る,・合意形成を目的としたミーティングと、発想や意見を出すためのディスカッションは明確に分けてお,く,・HACK 204 手帳を彩る手描きアイコンを覚えておこう,・HACK 213 水を定期的に飲んで疲労を避ける,・HACK 229 習慣のトリガーとして優秀なのは「時間」と「場所」,・HACK 238 3種類ある「意志の力」を意識する,・HACK 240 毎日記録したい、3種類のライフログ,・HACK 243 「30日チャレンジ」で人生を楽しく変えてゆく,・HACK 244 人生マッピングで長期的思考を俯瞰する,・HACK 245 安心領域を攻略して不可能を可能に変えてゆく
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役立つ細かいネタ満載の良本
題名の通りの内容 -
いわゆる自己啓発的なものから、スマホアプリを活用したミクロなものまで。
まさにライフハック「大全」。
ここで紹介されているツールやアプリのうちいくつかは風化していってしまうこともあるだろうが、その点を差し引いても有用な一冊。
取り敢えずモレスキンの手帳が欲しくなった笑 -
人生を変えたいなら時間の使い方を極端に切り替える。
主体的な言葉を使う「〜しなくてはならない、〜しないとダメ」→「〜することに決めた、〜の方がいいと思う」
緊急でないが重要なことに力を注ぐ。成果の80%を生み出す全体の20%の重要な部分に集中して取り組む。
情報は鮮度とテーマの2軸で管理する。
読書の極意は何を読まないのか(田中菊雄「現代読書法」)。古典と自分が読みたいと直感した本を読む。
ブログは情報アウトプットの最高のトレーニング。ブログにはフローとストック両面がある。日々の記事はフロー情報だが、続けていくと興味のある記事が次第に増え同じテーマのストック情報にもなる。手始めにはてなブログの非公開ブログ。公開すると意外な反応などメリットあり。
「人間の愚かさで十分説明できることに悪意を見出すな」(ハンロンの剃刀)バカをいちいち相手にしないこと。 -
仕事だけでなく生活における役立つ情報が載っているので、雑学書を見る感覚で読むと良いかも。
全てを吸収できなくても生活に役立つヒントがきっと載ってるはず。 -
Kindle Unlimitedで読んだ。
取り合えず、参考になりそう+気に入ったHackを10選してみた。
001 人生を変えるなら、時間の使い方を極端にする。
→ 確かにそう思う。
013 「時間の見積もり」は必ず失敗することを想定して2倍にする。
→ 絶対できてない。常に見積もり甘過ぎ。
017 自分の黄金時間にドラゴン(最難関タスク)を倒す。 → その通りですが、これが難しい。
029 書類やスライドは半分に。「不完全」でよしとする。 → たぶんそう。
031 一日の最初の30分で一番回避しているタスクに手をつける。「Eat That Frog!」。
→ これができれば017もクリア。
060 GTDの考え方(6)週に一度はタスクを頭の外に追い出す。
078 「シングルタスク」を心掛ける。常に1つだけ。
→ シングルタスクしかできないので、、、。
128 速読の代わりに、いくつもの本を同時に読む。
→ これはやってる。
133 週にまとまった3~8時間ほど、意識的に自分の知的限界に挑むディープワークの時間を持つ。
→ 重要な視点と思う。
186 他人に振った仕事は、次の日、中間の日、3日前に確認する。→私の苦手なトレース。
249 「変」であることを、どこかに持つ。
→ 変でないと思っているが、変なのでOK。 -
人生が滞ったなぁって思った時にパラパラっと見て、その時々に合いそうなハックを取り入れていく、辞書感覚の使い方が良いかもしれません。
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よい
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著者がブログ等積み上げたライフハックについて、250個を書いた本。この本を読めば大抵のライフハックについては網羅されると言っても過言では無いと思う。
個人的にはこの方のブログの愛読者でもあるし、個人的にライフハック系の各種アプリも使っているので、読んでいて既知の内容も多く復習的な意味合いも強かったけど、知らないアプリやらテクニックも思ったよりはあって、読んで非常に参考になった。
例えば「カエルを食べる」話とか「GTD」の話は知っている、実際に活用もしているけど、「髪の毛を切った後、前後左右から撮影しておいて次の参考にする」とか「習慣トリガー(いくつも習慣を準備しておき、とある習慣に断念したら次の習慣に移行する)」というのは参考になった。(もちろん、これ以外にも参考になった事は多いけどねw)
ライフハックについて興味がある、という人は読んで損なしだと思います。 -
文字通りライフハックの大全。
HACS176
フランクリン効果で相手の好意を引き出す。
苦手な人にお願い事をすると、相手が自分に好意を持ってくれる。相手の心理的な距離を近づけることができる。そのお願い事は、簡単なことでOK。これをフランクリン効果という。なぜそういう効果があるかについては、著者のブログより抜粋。
たとえば「本をとって」というくらいにささいなお願い事でも、嫌いな相手に対してそれをやった場合には心理的な矛盾が生じるために、「いま自分は気に入らないあいつのために本をとってあげたが、それはあいつがそこまで毛嫌いする必要がない相手だからだ」と自分で自分の行動を再解釈することから生まれているという説もあります。 -
時間のマネジメントや自分の中でいかに効率よく生活できるか、現代の便利なアプリやシステムを駆使して実現できることを学べる本だと思う。
どれを取り入れるかはわからない人によると思うが、知っていると知らないのでは天と地の差があるかと思う。
私はこういった情報を知ることや、どうやって効率よくできるかを知っていることもライフハックの一つだと思う。
また必要なときに読み返して自己のライフハックを増やしていけたらと思う。 -
参考にしたい事が結構あった。
早速いくつかはやって見ようと思うし、考え方を変えてみたい内容も多かった。
やはり物事を習慣化させる事でかなり意識が変わるんだなぁと思う。
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250もあると流石に新しい発見が数々あるので誰が読んでも気づくポイントがあって良いと思う。
つまみ読みも良いと思うし、全部読んだあとに目次を振り返ってどれを実生活に導入してみるか考えてチャレンジしてみるのも面白い。 -
真新しくはないものの良い本だと思う。
紹介されているライフハックは多いものの、使い古されたものもあり、250あるなかで私にとって目新しいライフハックは半分もなかった。またひとつひとつのライフハックの紹介もあまり詳しいわけではないので、この本を読むだけでライフハックが実践できるものではないと思う
が、この本の価値はそこではなく、書名の通り大全として多くのライフハックが要点を押さえて紹介されているので、その時に状況に応じた自分に合ったライフハックを探せることだろう。
過去に一度知ってはいても、それを必要に応じて取り出せるかと言うとそうでもない。こういった本に持ってまとまっていることで、この本を時々読み返すことによって、その時の困りごとに有効なライフハックをとりだすことができる。 -
本書で紹介されてるハックはどれも魅力的で試すだけの価値があるものばかりだ。自分にとって既に活用しているハックもあれば、初めて知ったハックもあった。魅力的だけど自分には向いていないハックもある。著者も言っている通り、すべてを試す必要はなく、できるものを選んで取り入れるのが良いと思います。
基本はライフハックを実施することではなく、今の人生に疑問を感じ少しづつ変えたい人のためのハックであり、それを習慣化するのが大切になる。そのためのハックである。
以下の人生を変えたい人には、とても良い武器になること間違いない。 -
250個のライフハック術が載っており、いくつかは実践したいものがありました。元々ライフハックや仕事術に興味があり著者の他の本も読んでいたので、既に知っているものもありましたが、参考になりました。読んでいていい刺激になるので、きっと試してみたい項目があると思います。