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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (197ページ)
感想・レビュー・書評
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夫婦だからって必ずしも夜の営みを営わなければならないわけではないにしろ、苦痛と感じる美月も、一子にゃいたせない二也もなんかなーとは思ったりはする。不貞を働いている不倫という共通の思いだと思ったら、違った時の美月の感情はそりゃないだろと思ったり。「友達のこと品評みたいに言われるのやなの」あの旦那であればねぇとも美月の事情は事情として。「家なんて終わるときは終わるんだし、亡くなった人やまだ見ぬ人より今生きてる人の人生が大切よ」二也のお母さんがこれまた素敵なお姑さんだなと思うのだが、夫婦関係とはまた別の次元だ。
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この作家さん、壁一枚隔てたら気づかないような、どこにでも潜んでいる人の歪みや陰を、温かい味噌汁みたいに何気なく描くのが上手。
今回も(も?)ほんの少しだけ「おかしな」1組のカップルを核として、面白い人間模様がドッサリ。 -
oh....!
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