- 2017年11月10日発売
本棚登録 : 44人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・電子書籍 (19ページ)
みんなの感想まとめ
夢遊病という複雑で神秘的なテーマを扱った作品は、主人公彦太郎の不幸な境遇を通じて、読者に深い感情を呼び起こします。幼少期から寝言を喋り、無意識のうちに犯罪を繰り返す彦太郎は、父親との生活の中で葛藤を抱...
感想・レビュー・書評
-
いかにも乱歩の得意そうな「夢遊病」という複雑怪奇なテーマを扱っていながらも、なかなか夢遊病者彦太郎の不憫さが目立って、ちょっとかわいそうになってしまいました・・・・・・。トリックと結末はなんとなく想像できてしまったけれど、今までの乱歩の作品とは違った読了感だったので、なんだか新鮮な作品という印象です。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幼い頃から寝言を喋った<彦太郎>は、住込みの働き先で夢遊病者となり、無意識で泥棒を繰り返すようになりました。暇を出された彦太郎は、母親に先立たれM伯爵邸の使用人として働く父親と二人で暮らしを始めますが、いつ犯罪を犯すやも知れぬ我が身の不幸に戦々恐々とし、父親の叱責に反感を抱きはじめ「死ね!死んでしまえ!死ね!死ね!」と独り言を吐くようになりました。やがて、ある雨の夜に悲劇が訪れます・・・。夢遊病者の悩める心理を探偵小説に応用した、江戸川乱歩による大正14年の短編です。
著者プロフィール
江戸川乱歩の作品
