夢遊病者の死 [Kindle]

  • 2017年11月10日発売
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みんなの感想まとめ

夢遊病という複雑で神秘的なテーマを扱った作品は、主人公彦太郎の不幸な境遇を通じて、読者に深い感情を呼び起こします。幼少期から寝言を喋り、無意識のうちに犯罪を繰り返す彦太郎は、父親との生活の中で葛藤を抱...

感想・レビュー・書評

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  • いかにも乱歩の得意そうな「夢遊病」という複雑怪奇なテーマを扱っていながらも、なかなか夢遊病者彦太郎の不憫さが目立って、ちょっとかわいそうになってしまいました・・・・・・。トリックと結末はなんとなく想像できてしまったけれど、今までの乱歩の作品とは違った読了感だったので、なんだか新鮮な作品という印象です。

  • 幼い頃から寝言を喋った<彦太郎>は、住込みの働き先で夢遊病者となり、無意識で泥棒を繰り返すようになりました。暇を出された彦太郎は、母親に先立たれM伯爵邸の使用人として働く父親と二人で暮らしを始めますが、いつ犯罪を犯すやも知れぬ我が身の不幸に戦々恐々とし、父親の叱責に反感を抱きはじめ「死ね!死んでしまえ!死ね!死ね!」と独り言を吐くようになりました。やがて、ある雨の夜に悲劇が訪れます・・・。夢遊病者の悩める心理を探偵小説に応用した、江戸川乱歩による大正14年の短編です。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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