宝石の国(8) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

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レビュー : 13
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感想・レビュー・書評

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  • 君たちで飾りつけた この星は美しいよ
    明かされてゆく秘密。SF(というかファンタジー?)ぽくなってきてとても楽しい。
    別個体の人間による祈りが、魂の分解には必要というのは、つまりは成仏の考え方と同じだと思うのだけれど、こういう設定がとても好き。科学と信仰は、世の中を分解して理解する方法という意味では根っこは同じという気がして。
    14-15ページと、52-53ページがとても美しくて印象的だった。

    12/8追
    よく考えてみると、つまるところ月人は解脱して輪廻の外に出た存在とも言えるのでは、とようやく気付いた。だとしたら、にもかかわらず祈りによって魂の分解を望む彼らのありようは皮肉というか、一種アンチテーゼ的でもあるような。

  • フォスはここまで来たのか
    1巻からずっと見てきたが、とうとうここまで
    ユークの言ってたとおり、成分変わりすぎて本当にフォスなの?って感じだが、根底にある想いは変わらず、その周りにいろんなものが引っ付いていったように見える
    引っ付いたのは、力としてのアゲートや金、知としてのラピス
    本質は、先生のことが好きともかつて言っていたが、それよりもずっとシンシャや連れられていった宝石の事をずっと考えていたという部分か
    そして先生のもとを離反し、更には先導すらし、自分達宝石の存在する道を模索している
    全くもってどう決着がつくのか分からん

  • つ、ら、い。
    どう転んでもつらい展開しかないのにこの巻の一話目からしんどかった。連れて行かれたみんながゴリゴリ削られて粉になって月の地面に撒いてあるとか心を砕くにもほどがある…。みんなが戻ってくるなんて完全に無理すぎる。
    作者さんは「仏教の極楽でも宝石は装飾品で、救済されない」ことからヒントを得たらしい。とのことだけど。わーーーー切ない。
    なるほどそれを知ると金剛先生が僧服なのも月人が菩薩みたいな姿なのも納得。祈りのシステムも仏教っぽい。
    月人も宝石たちみたくきゃいきゃいやってたり情があり、みたいな展開すごい。月人はもう増えないのかな?けっこう攻撃されてたりしたけど死んだりはしないんだろうか…。たぶん、魂だから祈られないと終わらないんだろう。彼らにも理由はあった、けど、残酷にもすぎる。
    肉体と魂と骨に分かれても、情や執着は残るんだな…
    でも、だとするとウェントリコススなんたらの弟をさらったのはなんだろ。←前の巻読み返しました。ペットにするためなんですね…まあ色々月人の意向は違うのかもしれない。

    ダイヤー!ダイヤあんだけボルツに愛されてる?感じがするのになんでそんなにボルツを嫌がるのー!わかるかもしれないけど…。
    ベニトの悩みがめちゃくちゃ親近感というか、あんだけ不思議な宝石たちに囲まれてたらそうもなるわなー!
    そしてユークレースの察しの良さとアメジストのエイティが感づいた感じと、シンシャがフォスに従わないあたりでもうひと波乱ありそうな。
    先生がかわいそうだ、と言うシンシャがどれだけ先生を思っているかもあまり描写がなかったのだけど、フォスがパッと先生を切り捨ててしまったことも、うまく書けないのですが、本当にじわじわ切ない。
    アンタークがもう帰ってこない(かもしれない)のがしんどい。

  • ドキドキしてきた

  • びっくりするほど急展開。
    今までのすべてが壊れてしまったような悲しさ
    見たくないものを直視しなければいけない苦しさ
    戦いが終わるかもしれないという希望
    思い通りに行かないもどかしさ
    色々詰まった一冊です。

  • 物語が急展開を迎えている。

  • 妹から

  • まさに、驚天動地の第8巻。
    これまで謎だった月人たちの行動原理が明かされ、そのためにフォスは敬愛する「先生」を裏切ることに。

    フォスの帰還を無邪気に(?)喜ぶ先生を尻目に、ちゃくちゃくと陰謀を巡らすフォスには、ゾクゾクするような魅力がありますね。
    そして、最後の最後で押し切られて「しょーがねーなあ……」とついてきてくれる、カンゴームがまた愛おしいです。

  • メガネ…

  • 佳境

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著者プロフィール

投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集 2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。

「2020年 『宝石の国(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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