ノーマンズランド 警部補 姫川玲子 [Kindle]

著者 : 誉田哲也
  • 光文社 (2017年11月20日発売)
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (381ページ)

ノーマンズランド 警部補 姫川玲子の感想・レビュー・書評

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  • 「姫川シリーズ」の最新作ということで意気込んで読んだけど、本筋から少々離れた事件で、それも国家的問題がからんできて、案の定の結末。

    なんだか、肩透かしをくらった気分。

    姫川らしさ、というか、姫川色が今ひとつ。

    捜査の展開もぼんやりしていて、さらに、元姫川班の仲間の活躍もあまり見られず、ま、意気込んで読んだ割にはスッキリしなかったという思いが残る。

    で、「姫川らしさ」とは何ぞやと考えたが、捜査に入ったら、自分の直観に従ってつき進む潔さがあり、その潔さが事件を引っ張っていっていることか。

    ただ、「ガンテツ」の背景や、これまでとは違った日下の姫川に対する思いが少し描かれて、そっちのほうが面白かった。

  • これをテーマにする以上はこの結末しか無いと冒頭からわかってしまう内容だった。
    政治的現状を鑑みるといたずらに希望的観測を喚起する物語は書くべきではない様、個人的には思う。 その意味で落とし所はここしかないと思った。
    ただ、ベストセラー作家が自身のヒットシリーズの中にこういった作品を残すことに充分意味はある。
    作者はある程度リスクを取って世に出したのでしょう。

  • 姫川玲子面白い。一気読み。最後が気になる。次回も期待です。

  • 面白かった。
    今までのガンテツが灰色なら今作は黒(後ろが)
    ガンテツを黒さを測る基準にしてごめんなさい。

    9条、改憲か守るのかどっちが正しいのか。

    拉致された家族の平和は失われるのに 平和を守るって何だって思った。3日ほど迷った。(ただ個人的には、2011後の政府がやる事を信じられないので改憲を任せたくない派です。)

    たけみが持ってたパイプ、なんか鴨志田っぽくない(根拠はない)そういう所にパイプ持ってるの鴨志田っぽい。バオリンは後で調べます☆

    初海兄が気になる。全く出てこなかったけど、家族の動きを知らなかったはずない気がする。

    47㎏の被害者にちょいぽちゃってあって吃驚した。わかる。細い女性はそういうよね。私太めだから、胃腸風邪なった時しか40㎏台なった事ない(3日何も食べられなくてそれでも48㎏にしかならず)。。日本の痩せの基準の厳しさを感じた。みんなもっと太ろう、私は痩せるから(苦笑)

  • 姫川玲子シリーズ。
    女子大生殺人事件を追うことになった玲子たちだったが、
    有力な容疑者はすでに別件で別の署によって逮捕されていた。

    なんとか情報を引き出せないかと粘る玲子は、非協力的な
    所轄の態度に違和感を覚え、少しずつ疑惑とその証拠を
    見つけていって・・・といった展開。

    この流れに各章の冒頭に犯人と思しき人物の回想録が語られ
    北朝鮮による拉致が深く関わっていることが分かっていく。

    大雑把に紹介すると、こんなところでしょうか。
    事件の本筋よりも今作では、ガンテツや葉山、菊田の
    背景や思いが明かされていることの方が重要かも。
    ガンテツですら好きになりそうな展開でしたよ。

  • 誉田哲也・ストロベリーナイトシリーズ、待望の新作。
    前作、同じく人気のジウシリーズとのコラボ「硝子の太陽」
    から1年半。ザッツ・クールビューティーの姫川玲子は、
    やや哀愁の漂う年代(^^;)に差し掛かっており、その部分
    がやや寂しくもあるのだが・・・。

    今回のテーマ、ある意味タイムリーな「北朝鮮による拉致」。
    そのテーマが見えてくるのは中盤に入ってから、という構
    成がすばらしい。物語はもちろん「重い」のだが、お馴染
    みのストロベリーナイターズオールスターがほぼ全て登場
    し、全員がそれなりに活躍するのだから、完全に目が釘付
    けの状態に。このシリーズの誉田哲也は百発百中。打ち損
    じたところを観た覚えが全く無い。

    そして、初期の頃に漂っていた恐ろしいまでのグロさが、
    なんと復活。久しぶりに読んでいて目を背けたくなるよう
    な拷問描写があり、古くからのファンなら必見。個人的に
    は、やっぱりちょっと苦手ではあるんだけど(^^;)。

    ジェットコースターのような展開に加え、鋭すぎるテーマ
    選択と魅力的なキャラクター。ストロベリーナイトシリー
    ズは、事実上警察小説の最高峰と言って問題無い気がする。

    この原作をベースにした映像化にも期待。
    果たして竹内結子は、どんな演技を魅せてくれるのか?
    ご時世的には期待薄なんだけど・・・。

  • 最近、小説は登場人物の誰かに感情移入しながら読むことが多いが、今回は完全に犯人に移入。
    自分ならやり場のない怒りをどこにぶつけていただろうか、忘れて自らの幸せを見いだせなかったのだろうか、そんなことを考えながらピアノコンサートの帰り道に読んだ本

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