慟哭の海峡 (角川文庫) [Kindle]

  • KADOKAWA (2017年11月25日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 太平洋戦争中にバシー海峡で撃沈された軍艦に乗っていた多くの日本兵の鎮魂の書。生き延びて仲間の慰霊に捧げた中嶋氏と、優秀な弟をなくした漫画家のやなせたかし氏を中心にに語られる。戦争のリアルな情景が目の前に現れ、その悲惨さが胸を衝く。

  • 2020/9/23 AmazonよりKADOKAWA 秋の文芸書・ビジネス書フェアにて480円でDL購入。
    2023/3/6〜3/10

     フィリピンと台湾の間のバシー海峡でアメリカの狼群戦法によって沈められた輸送船「玉津丸」と駆逐艦「呉竹」。前者にはのちに台湾に慰霊のための寺を建てた中嶋秀次さん、後者にはアンパンマンでお馴染みのやなせたかしさんの弟、柳瀬千尋さんが乗船していた。いわゆる名前のついた戦闘ではないので、歴史に埋没していた二つの悲劇を門田氏が丁寧な取材で掘り起こす。アンパンマン誕生の秘密も併せて書かれていたが、そんな経緯があったとは。戦争は本当に起こしてはいけない。そのためにはどうするか、難しい問題だ。

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著者プロフィール

作家、ジャーナリスト。1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社入社。『週刊新潮』編集部記者、デスク、次長、副部長を経て2008年独立。『この命、義に捧ぐ─台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞。主な著書に『死の淵を見た男─吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫)、『日本、遥かなり─エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』(PHP研究所)、『なぜ君は絶望と闘えたのか─本村洋の3300日』(新潮文庫)、『甲子園への遺言』(講談社文庫)、『汝、ふたつの故国に殉ず』(KADOKAWA)、『疫病2020』『新聞という病』(ともに産経新聞出版)、『新・階級闘争論』(ワック)など。

「2022年 『“安倍後”を襲う日本という病 マスコミと警察の劣化、極まれり!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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