お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) [Kindle]

著者 : 佐藤航陽
  • 幻冬舎 (2017年11月29日発売)
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お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)の感想・レビュー・書評

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  • 著者はまず「経済の本質とはなにか」を丁寧に紐解きます。現在は中央集権的な国家が存在することを前提とした資本主義が経済のスタンダードとなっていますが、今後、ブロックチェーンによって「分散自立化」が進むと、経済が「資本」ではなく「価値」を中心としたものに移行していくと予想します。これまで資本主義経済では評価できなかった”共感””熱意”といった内面的な価値や社会全体の持続性を高めるような社会的価値を評価できるようになり(VALUやタイムバンクといったサービスが先行事例)、動産・不動産ではなく社会的なネットワークが資産となり、人々はお金を稼ぐためではなく、人生の意義を見つけるために働くようになる、と予見します。

  • 仮想通貨やフィンテックに対して「なんだか怪しい」という人にも、「儲かりそう」という人にもおすすめの話題の一冊。
    タイムバンクやレターポットなど旧来の価値観を超える新しい仕組みについて理解を助けてくれます。

    お金を増やすこと自体が目的化して実体経済や生活と関係のないところでお金だけが動くことになってしまった資本主義。
    膨れ上がった資産によって、次第にお金の価値が下がり、増やすことが難しい信頼や時間の価値が相対的に上がっている。
    手に入らない希少性の高いものの価値が高くなり、成熟した社会では、より社会的価値や内面的な価値に重きがおかれるようになる。

    まったくあたらしい話のようで、当然の摂理の延長線にいるように気づかされる。
    変化のスピードが一世代の中で起きるには早すぎて拒絶反応を起こす人もいるのだろうけれど。
    フィンテックはゲームチェンジャーになり得る。旧来の経済圏では得られなかった可能性を秘めていてたくさんの人に機会を与える。
    それに期待するのも畏れるのもまた自然の摂理。弱肉強食ではなくて適者生存のほうが少しだけ色濃くなるのでしょうか。
    そんな世界の狭間に生きていることが、ゾクゾクとワクワクと。

    自分の中の真善美。スキと感じる価値を大切にしよう。
    「お金」の多寡に囚われず、判断基準を「価値」にシフトしよう。
    時間を大切に。人を大切に。

  • ビットコインの動向を傍から様子見させてもらって、お金と経済の勉強に関心が湧いたので。学生の身分で投資できるお金なんかはたかが知れてる事を踏まえた上で、博打要素が大きいギャンブルも、勉強している暇があったら別のことに力注いだ方が結果的に儲かる類の事もやろうとは思わないんだけれども。

    2回生の頃からやろうやろうと言っていてやるやる詐欺になっていた株ぐらいから「行動」してみようという2018年。

  • これからは、自分の価値を高めておけばなんとでもなる世界が到来する。
    ⇨一点突破?
    退社した時にスキルになってる?価値が上がってる?
    これからは、自分独自の経済圏を作れるやつが強い
    経済圏は、作るもの。
    資本主義ではなく、価値主義。
    資本主義では見向きもされなかった価値が、これからは重要視される。

  • テクノロジーによって変容する社会を、経済という断面からの視点で捉えている。
    タイトル、帯のセンセーショナルさと裏腹に骨太な解説、論理展開、提案がなされ非常に読み応えがあった。
    Newspicks関連の書籍は見逃せないものが多いが、これもそのうちの一つ。

  •  資本主義は行き詰まりになりつつあり「お金」に対する評価が難しくなっていて。それに代わるのが「価値」だと説いています。
     若い経営者の考えとしては、とても新鮮で刺激的なことが多く書かれています。保守的な考えでなく改革的な考えをもとに展開していく話はとてもおもしろかったです。
     最近聞かなくなった「ジェネレーションギャップ」の一つだと思います。若い方々と仕事をする際に参考になることが多くありました。

  • 行き過ぎた資本主義に対する違和感について、
    すごく分かりやすく説明されてて腑に落ちました。
    経済さっぱり分からないし、最近のテクノロジー、
    仮想通貨、何それ?と思ってるような私が
    漠然と不安に思っていたものは
    そういうことだったのかもしれないと。

    で、その資本主義の次にある(かもしれない)新しい経済の形。
    仕事上のヒントになりました。
    これから就職する、仕事を探す人には特に
    大きなヒントであるかもしれません。

  • あくまでお金はツールであり、経済圏は個人が選び作れるもの。昨今仮想通貨で溢れかえってるし、なるほど。

    テクノロジーの進化を背景とした分散化により、これまで役に立つかどうかでしか評価されなかった資本主義から価値主義への流れに拍車がかかっている。

    価値主義とは承認・評価による満たされる内的価値と社会を良くするための活動である社会的価値をより尊重するもの。

    それ故に、個人の価値を高める活動に注力すること、承認欲求や社会的課題への貢献を満足させるビジネススキームにこそ未来がある。

    ・・・働き方から変えていかないとな。(おじいちゃんの時代は週に5日もやりたくない仕事をやってたんだって。かわいそうだね。。なんて言われる日が来るのか?!)

  • お金はただのツール。お金と経済は、ニアリーイコールと思っていたが、この本を読んでその考えに変化が起きているというのが分かった。社会の動きや企業の動きそれぞれは知ってはいたが、断片ではなく繋ぎ合わせて記載してくれたので、経済の変化、価値の変化の全体像が理解できた。ポイントでしか理解していなかった自分には全体が見え、非常に分かりやすかった。

    テクノロジーの発展により、中央集権的な経済に変化が起きている。経済の民主化が進み、個人、もしくは団体が経済システムを設計する世界になってきている。シェアリングエコノミーは注目してきたが、トークンエコノミーと合わせて、ネットワーク型社会が社会、経済、価値観を変えつつあるというのが面白い。
    効率化がfintech1.0、金融の枠組み自体を変えるのがfintech2.0。今までfintechの考えがイマイチ分からなかったが、きちんと設計された経済システムが現れ、世界が動いた、という考えでしっくりきた。
    貧困を経験した世代はお金に圧倒的な価値を感じていたが、現在は無料化やインフルエンサーなど、お金以外の価値も注目されている。内面的な欲望を求めるのがミレニアル世代の考えとあるが更に先になるとまた変化していくのだろう。

    facebook、googleなどサービス設計がしっかりしているものが社会や価値観を変えていることから、国ではない個人が世界を設計できる時代なのだと考えさせられた。これからも誰かが設計し、それが世界を動かすのかと思うと面白い。時間を価値と考えるサービスと似てるが人の知識を価値と考えるサービスを考えたことがあったがそんな世界が来るかもしれない。1つの仕組みで回る社会から複数の仕組みが許される社会になることで、選択しないものが取り残されるような気がする。個々の考えがさらに重要になっていく。

    『35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられる』、、、これから変わる動きを反発せずに受け入れるようにしなければ。

    経済から自然に発展し壮大な世界観が記載されてる箇所は自分の頭では理解できなかったが、頭のいい人はガイヤなどさらに大きな世界観で見ているというのを先日学んだ。著者も頭の良い人だ。

  • 誇張もあるし、十把一絡げ感もありますが、いろんな共通ルールを見つけ、それを実社会で検証してくやり方は非常に秀逸。
    今後の私たちに必要なのは新しい価値に合わせた自己資産、ポートフォリオなんだと思います。

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