嘘を愛する女 (徳間文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 桔平がどういう人物で何が真実なのかをワクワクしながらどんどん読み進めれた。
    そしてあの小説は桔平の過去ではなく思い描く未来って言う締め方も最高やった

  • すごく読みやすかった( ˊᵕˋ )
    ミステリーのような恋愛小説のような。
    ミステリーにしては読みやすいし、恋愛小説にしてはあまりどろどろした感じがなく、さくさく読めるところが良かった。そしてラストは泣けた。。。
    日々の生活の中でちょこっとあまり重たくなく読むのにおすすめです♩

  • 大手食品メーカーに勤める由加利は、研究医で優しい恋人 桔平と同棲5年目を迎えている。
    ある日、桔平が倒れて意識不明になると、彼の職業はおろか名前すら、すべてが偽りのものだったことが判明する。
    『あなたはいったい誰?』
    由加利は唯一の手がかりとなる桔平の書きかけの小説を携え、彼の正体を探る旅に出る。


    一気に読めた一冊。


    読み終わった後に残ったものは、何とも言えないモヤモヤっとした感情。


    ハッピーエンドと言えばそうなのかもしれないし、バッドエンドと言えばそうなのかもしれない。読み手によって結末はどっちにもなるうるようになってると思う。


    『嘘』って悪意の塊のようなものもあれば、大切な人を傷つけたくなくて吐く嘘もある。


    桔平は一度壊して、2度と取り戻す事は出来ないと解ってて、それでももう一度と願い、過去を封印し、嘘で塗り固めた虚構でも守ろうとしたのかな。


    過去を捨て、後悔して、絶望して、懺悔して、その先で見つけた拠り所。


    誰よりも由加利との未来を切望したのは桔平だと思った。


    私は、この物語を、桔平が必死に守る為に吐いた優しくて、切ない恋の物語だと思う。


    桔平役を高橋一生さんがやってるんだけどピッタリだと思った。

  • なんだかな~~

    浮かれてて
    撃沈して
    またふわっと浮かんだ

    嘘って・・・

  • 映画の前に読んだ。切ない。過去が壮絶。

  • 自分は誰か、愛する人に言えないって、かわいそう。彼女はもっとかわいそう。

  • 2.8
    うん。 そうなんだ。 


    うん。  え、   だからなに?



  • 目に映る人がその人自身。
    自分の目に映る相手を愛そうとすることが愛なのではないか。
    相手が気を使って本当に思っていることを言い出せていないことがあったり、本心じゃないけど嘘ではないすれすれの言葉を選んで話すこともあるかもしれない。でもそれがその人。本当の心の中にあることを知ったら、全然違う人なのかもしれない。だから、「真相を知ること=その人自身の本当の想い」であるわけではない。

    「人を傷つけたくない、だから嘘をつく」の裏には「愛」や「想い」があるから
    ではなく、「相手に嘘があったとしても、自分に映る相手を信じて愛することが大事。」がメッセージなのではないか、と思った。

    そして、自分の目に映っているもの相手の心情と、相手自身が思っている心情にはズレはあるということは、当たり前だけど、再度教えてもらった。「相手がこう見える、こう行動する、だからきっと相手の想いはこうなんだろう」と思いながら、人の気持ちを考え、関係性をつくり上げていく。でも、自分が思っている相手の心情とぴったり一致することはないんだろうなと思った。例え、家族でも恋人でものような近しい関係でも。だからこそ、相手を知りたくなるし、わかり合いたいという想いが生まれるのかなあ。

  • なんだよ。
    大したことないと思って読み始めたけど、
    グイッと引き込まれて、最後は納得のいく終わり方。
    とても良かった。

  • 面白い

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著者プロフィール

おかべ・えつ●1964年大阪府生まれ、群馬県育ち。2008年、第3回『幽』怪談文学賞短編部門大賞を受賞、翌年、受賞作を表題とした短篇集『枯骨の恋』でデビュー。14年7月に刊行された『残花繚乱』がTBS木曜ドラマ劇場で「美しき罠 ~残花繚乱」として連続ドラマ化(主演:田中麗奈)。著書に『新宿遊女奇譚』『生き直し』『パパ』『フリー!』、共著に『果てる 性愛小説アンソロジー』など。2018年1月公開の映画『嘘を愛する女』(出演:長澤まさみ、高橋一生)の小説版も担当している。

「2018年 『夢に抱かれて見る闇は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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