お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」: (KADOKAWA)

  • KADOKAWA (2017年12月15日発売)
3.27
  • (1)
  • (4)
  • (4)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 30
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Audibleで視聴。

    世界史の流れをお金という観点からわかりやすく解説した本。
    ユダヤ人が経済に詳しかった理由と、迫害されやすかった理由とがつながっていたりとかなり興味を持って聞くことが出来た。

  • 世界史の流れの中でお金、富、財がどう蓄積され、どう流れていったのかについての本。
    裏には当然経済原理も存在するはずで興味深い一冊。
    マクロ経済の等式、基本事項が頭に入っているとより整理につながりよいと感じた。

    メモ
    ・徴税人、官僚の腐敗による国家の破綻
    ・国が隆盛するときは統一政権の存在が欠かせない
    ・日本は生糸大国で江戸時代から大量輸出。富国強兵へ。

  • 歴史の流れ、帝国の栄枯盛衰をお金の視点で紐解いた一冊。古代ローマ帝国からソビエトの崩壊まで、政治的・軍事的な視点ではなく、あくまでもお金の流れで捉え直そうというもの。古い時代にものは流石に解像度が落ちるが、古今東西、同じような流れで国力が衰退し、滅亡に至っている。それは、支配者階級に富が集中しすぎること。支配者階級はその特権を濫用して税逃れ・徴兵逃れをするので富が蓄積しやすくなる。そうすると国家の運営に必要な資金が不足し、結局平民に対する課税が強化されることになり、不満が高まり、革命や戦争になる。現代の資本主義、自由主義もこの流れになっていて、個人的に大きな変化が来るのかと興味を持っているところ。もう一つの学びは第二次世界大戦の勝者はソ連だったこと。欧州戦勝国は戦後アジアやアフリカの植民地を失い、アメリカも多大なる犠牲を払った。ドイツ、イタリアなど敗戦国はいうまでもなく、激しい内戦に陥ったスペインや東欧諸国も然り。ソ連だけが得をしたが、一時は理想と思われた計画経済も破綻し、結局は解体にいたる。これもいわばお金による破綻。もっとお金の取り扱いには注意を払わなければならないのだ。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演、『マルサ!!』(フジテレビ)や『ナサケの女』(テレビ朝日)の監修等で活躍している。ベストセラーとなった『あらゆる領収書は経費で落とせる』(中公新書ラクレ)をはじめ、税金・会計関連の著書多数。一方、学生のころよりお金や経済の歴史を研究し、別のペンネームでこれまでに30冊を超える著作を発表している。著書に、『会計の日本史』『経済危機の世界史』(清談社Publico)のほか、税金に関連する著作に『亡国の脱税』(ビジネス社)、「元国税調査官のウラ技」シリーズ(技術評論社)、『正しい脱税』(彩図社)、『ひとり社長の税金を逃れる方法』(かや書房)、『脱税の日本史』(宝島社)などがある。

「2025年 『本当は怖い税金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大村大次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×