お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」: (KADOKAWA)
- KADOKAWA (2017年12月15日発売)
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感想・レビュー・書評
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Audibleで視聴。
世界史の流れをお金という観点からわかりやすく解説した本。
ユダヤ人が経済に詳しかった理由と、迫害されやすかった理由とがつながっていたりとかなり興味を持って聞くことが出来た。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史の流れ、帝国の栄枯盛衰をお金の視点で紐解いた一冊。古代ローマ帝国からソビエトの崩壊まで、政治的・軍事的な視点ではなく、あくまでもお金の流れで捉え直そうというもの。古い時代にものは流石に解像度が落ちるが、古今東西、同じような流れで国力が衰退し、滅亡に至っている。それは、支配者階級に富が集中しすぎること。支配者階級はその特権を濫用して税逃れ・徴兵逃れをするので富が蓄積しやすくなる。そうすると国家の運営に必要な資金が不足し、結局平民に対する課税が強化されることになり、不満が高まり、革命や戦争になる。現代の資本主義、自由主義もこの流れになっていて、個人的に大きな変化が来るのかと興味を持っているところ。もう一つの学びは第二次世界大戦の勝者はソ連だったこと。欧州戦勝国は戦後アジアやアフリカの植民地を失い、アメリカも多大なる犠牲を払った。ドイツ、イタリアなど敗戦国はいうまでもなく、激しい内戦に陥ったスペインや東欧諸国も然り。ソ連だけが得をしたが、一時は理想と思われた計画経済も破綻し、結局は解体にいたる。これもいわばお金による破綻。もっとお金の取り扱いには注意を払わなければならないのだ。
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