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みんなの感想まとめ
人間の成長と老い、そして名探偵の宿命を深く掘り下げた物語が展開されます。警察に身を置く名探偵は、若き才能との出会いを通じて、自らの存在意義や進退について葛藤します。作品は単なるミステリにとどまらず、哲...
感想・レビュー・書評
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名探偵と呼ばれた男と、その男と歩んだ人々の物語。
概要です。
名探偵と呼ばれた男は警察に身を置くパートナーと良好な関係で世に名を馳せていた。しかし時代とともに感じる老いや、若くして名探偵と呼ばれる蜜柑花子の登場で探偵としての進退に悩んでいた。名探偵の宿命とは一体なんなのか…。
感想です。
市川哲也さん初読みで『名探偵の証明』シリーズ1作目となる本作ですが、ミステリ小説というよりも哲学寄りな奥深さと人情を感じる作品でした。天才と呼ばれた人々の苦悩は彼らだけにしか分からないことも多く、寄り添っていても分かち合えない周りの人たちのもどかしさもあり、答えのない謎を突き付けられているものを感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
えっ??となった。トリックのためのミステリではない。いや、ミステリなのかこれは?ミステリってなんだ?若さ、若さってなんだ。
探偵も老いる、探偵も人間である、という事実に、カウンターパンチをくらったような衝撃。そうだよな。そりゃそうだ。そしてそれに自分で気づくのがまた、探偵だからこそなんだろうな。 -
名探偵の扱い、全体の構成は興味深い。けど推理が強引で、冷めた気持ちになってしまう。
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名探偵として活躍した主人公が老いや家族との葛藤に悩まされる。探偵を続けるのか、家族と生きるのか。何をどう選ぶのかは人それぞれだし、出した答えに正解はないと思う。薄味な事件が続くなと思っていたが、作者の書きたいところはそこじゃなくて、探偵と相棒のそれぞれの立場の違いによる葛藤だった。光が当たれば闇ができる。そんな話でした。
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過去に名探偵と謳われた男、そして、現在の名探偵である女。名探偵とは何か、そして、名探偵であることにより得られるもの、失われるもの、そんな様々な問題をあぶり出す作品。トリック一つ一つはそれほどだいそれたものではない。しかし、本格ミステリの1つの本質を示す物語と言えるだろう。
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昔の名探偵が、探偵であろうと藻掻く様。
中年になって、年を取っても泣かれても
家族に名探偵でいることは大変みたいよ、コナン君。
市川哲也の作品
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