ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2018年 2 月号 [雑誌] (課題設定の力)
- ダイヤモンド社 (2018年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910059690281
感想・レビュー・書評
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初めて読了したけど、いい刺激を受ける。
特に良かったのは
「リニア思考の罠から逃れる4つのステップ」
と
「『いいね!』にはどれだけの価値があるか」
の二本。
前者は、言われてみれば当たり前だけど、日頃陥りがちな罠を的確に説明している。
反比例になるものも、なぜか比例だと考えてしまいがち、ってことかな。
後者はソーシャルメディアを使ったマーケティングについてよく考察されている。
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内容紹介
│特集│
課題設定の力
リフレーミングで問いを再定義せよ
そもそも解決すべきは本当にその問題なのか
トーマス・ウェデル=ウェデルスボルグ コンサルタント
新しい価値を生み出すために必要なアプローチ
IDEO流問いかける力
野々村健一 IDEO Tokyo ディレクター
直観に頼らず、賢明な判断を下す
リニア思考の罠から逃れる4つのステップ
バート・デ・ランゲ
ラモン・リュイ大学 ESADEビジネススクール 准教授
コロラド大学ボルダー校 リーズスクール・オブ・ビジネス 助教
ステファノ・プントーニ エラスムス大学 ロッテルダム経営大学院 教授
リチャード・ラリック デューク大学 フュークア経営大学院 教授
ビッグデータ時代の意思決定力を高める
ビジュアル・コミュニケーション:データの可視化で解を導く
スコット・ベリナート 『ハーバード・ビジネス・レビュー』シニアエディター
ロジックツリーの限界を超えて
課題設定は意志から始まる
横山禎徳 東京大学 エグゼクティブ・マネジメント・プログラム 企画推進責任者
│HBR翻訳論文│
現在のコンピテンシー水準とのギャップを埋めよ
潜在能力を開花させる経営リーダーの育成法
クラウディオ・フェルナンデス=アラオス
エゴンゼンダー シニアアドバイザー
アンドリュー・ロスコー
エゴンゼンダー ロンドンオフィス パートナー
荒巻健太郎
エゴンゼンダー 東京オフィス パートナー
ソーシャルメディア・マーケティングの投資効果
「 いいね! 」 にはどれだけの価値があるか
レスリー K. ジョン
ハーバード・ビジネス・スクール 准教授
ダニエル・モション
テュレーン大学 フリーマンスクール・オブ・ビジネス 助教
オリバー・エムリック
ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ 教授
ジャネット・シュワルツ
テュレーン大学 フリーマンスクール・オブ・ビジネス 助教
【2017年版】
日本人CEO 7人がランクイン
世界のCEOベスト100
『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
│連載│
世界標準の経営理論41
ビジネスと経営理論
現代の経営理論はビジネスを説明できない
入山章栄
早稲田大学ビジネススクール 准教授
Spotlight
AIはまずどんな用途で
使われるのか
『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
Inventing the Future:未来をつくる15
砂場で遊ぶ子どものように
未知の変化を楽しみ続ける
古川健介
Supership 取締役
Idea Watch
「名は体を表す」は真実か
アン=ローレ・セリエ
HEC経営大学院 准教授 -
①課題発見よりリーダー育成方法の方が面白かった
②こうさせれると分かるよね。
③勉強するべしかも -
今号は課題設定の力。
課題設定は、数年前に話題になったイシューからはじめよが話題になったこともあり、気になっていたテーマ。
問題の裏返しを解決策とする、ということに関してそれが本当に解決策なのかと感じる機会も多く、よくそこが解きほぐされた。 -
エレベーターの事例
問題のリフレーミング ソリューションスペース
「エレベーターがなかなか来ない」→新しいエレベーターを設置する。
「待つのにイライラする」→鏡を取り付ける。
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思考がどうあるべきか、示唆に富む。
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学習フレームワークなどの浸透にもよって各社における課題解決力が高まっていることの引き換えに、解決を急ぐあまりそれがほんとうに解決すべき課題なのか考える必要があるという理解。その方法として、課題のリフレーミングやデザイン思考、リニア思考に陥らないためのステップなどが紹介されている。