- Amazon.co.jp ・電子書籍 (281ページ)
感想・レビュー・書評
-
開発者の端くれの私にとって目から鱗の一冊となった。
「だいたい良いんんじゃないですか」の時代に当たり前に顧客ヒアリングをして、声に忠実な売れない商品を出し続けた自分が恥ずかしい。
早速人間を見に行く「行動観察」から始める商品企画をやってみる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お客さんの言葉は真実ではない。
本当に欲しいものは分かっていないからだ。
言葉ではなく行動から推測して、不満を解決するサービスを提供する。
それが抜きん出るためのステップ。 -
欲求には表と裏、善と悪、正しさと邪悪さ、デビルとエンジェル
価値(人間)→不満(対象)→だから買わない
ちょっと変わった事象は?
発掘する、探り出すというイメージ
離せ戻せ
アイデアにつながる
生の素材
面白さ
新路線
組み合わせ
隠していることは? -
インサイトとニーズは違う。
-
消費者の隠れた欲求(インサイト)をさぐる、という本。隠れた欲求だから表面には現れず、たまたま出したものがヒットする、という形で顕在化する。例としてマクドナルドの店頭でアンケートを取ると「ヘルシーなものを」という答えが出てくるが実際にヒットしたのはメガマック。
必要なものはほぼすべて供給されている状況で、隠れた欲求目指して何度も球を投げる(新商品、新サービスを提供する)ことが必要なのはわかる。それらをヒットに近づける方法、ヒットの確率を上げる方法、がインサイトか…。 -
ほぼ満たされない社会からほぼ満たされた世界になると顧客のニーズは叶えられた状態になり、現状を打破するイノベーションが必要になる。
そのためには顧客のインサイトを獲得することが重要。
インサイトは顧客を現場で観察し、顧客を知ることで得ることができる。
インサイトは場面、源泉要因、感情、背景要因から構成され、価値、不満、未充足欲求の3つに分類される。 -
本の中の独自の用語が多くて内容に入り込めない。章ごとに新しい用語がでてきている印象で読むのに疲れてしまって、章まとめだけ読んだ。
たぶんまとめ方が私にとって分かりやすかった訳ではないだけだろうが、人におすすめしたり再読はなさそう。 -
インサイトとはの初学者向けの本。後半はインサイトを見つけるリサーチ方法やワークショップ方法等が記載されている。では実際にインサイトをどう見つければいいのか?は書かれていない。
-
2021/02/26読了
インサイトに対する苦手意識を払拭しようと思い手に取りましたが、無理だ〜!!!!!
結構実用的なことが書いてある気がするので、「インサイトとは何か」を知りたい方は、違うものを読むべきなのかもしれません。というより、商品開発秘話とか具体的な事例に沢山触れる方が有益なのかもしれない。