ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ (文春文庫) [Kindle]

  • 文藝春秋 (2017年12月5日発売)
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みんなの感想まとめ

幕末から維新初期の日本を舞台に、フランス軍人ブリュネの勇気と忠誠が描かれています。旧幕府と新政府の間で繰り広げられる内乱の中、ブリュネは日本の士道に感銘を受け、母国の命令を無視して日本側に加わる決意を...

感想・レビュー・書評

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  • 陸軍の白兵主義はフランス軍事顧問の影響なのか。イギリスとフランスの戦争の仕方等、興味深い。幕末、植民地になる要素もあったよう、それをわかっていた人はどれくらいいたのかな。カズナーヴのその後が気になる。

  • 幕末から維新初期、日本は江戸幕軍と新政府軍との間で内乱状態にあったわけだが、旧幕府にはフランスが、新政府にはイギリスがバックについて代理戦争のようになっていたのも知識としてはあった。特に旧幕府側の陸軍がフランス式訓練を得ていたことも。ただ実際どの程度のものなの?というのはかねてからの疑問であり、所詮東洋の技術の劣った民族に教えてやっているという程度のものでは?と考えていたのだが...そんなものではなかったことを本書を読んで初めて知り、感動する。そう、特にその中でも軍事顧問のブリュレは志士たちに慕われ、一旦は故国から帰国を命じられるも敢然と拒絶し、自らの立場を放棄して榎本武揚指揮の函館に加わるのである。しかもブリュレ以外にも居たという。その後の展開は知識の通り、残念ながら(?)榎本は負けるし、ブリュレもご多分に漏れず(?)日本人妻を残して帰国することになってしまうのはしょうがないのだが、ブリュレの決心、胸熱必至である。最後だけ若干ファンタジックかな?星1つ減点だが物語としてはいい。

  • 【?ラストサムライ?が見た日本の幕末とは】幕府の軍事顧問だったフランス軍人ブリュネは、日本人の士道=エスプリに感じ入り、母国の方針に反旗を翻して戊辰戦争に身を投じる。

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著者プロフィール

佐藤 賢一(さとう・けんいち):1968年、山形県生まれ。東北大学大学院でフランス中世史を専攻する。1993年、「ジャガーになった男」で、小説すばる新人賞を受賞してデビュー。1999年、『王妃の離婚』で直木賞を受賞。2014年には『小説フランス革命」で毎日出版文化賞特別賞、2020年に『ナポレオン』全3巻で司馬遼太郎賞、2023年に『チャンバラ』で中央公論文芸賞を受賞した 。他の著書に『傭兵ピエール』『二人のガスコン』『オクシタニア』『女信長』『新徴組』『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』『遺訓』『最終飛行』など多数。

「2025年 『歴史小説のウソ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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