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- / ISBN・EAN: 4910229331273
感想・レビュー・書評
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哲学者 文藝評論家の山崎行太郎氏に聞く
保守が憂う「保守論壇」の劣化
が総論というかまとめのような問題提起をしている。
「明らかに読者のレベルそのものが下がっているからでしょう」
「読者層と書き手のレベルが釣り合っていると言ってよい」
私も難しい本を読みこなす能力はないし、大した文章も書けないので偉そうなこと書けないのですが。
しかし今の時代、安倍信者や工作員に攻撃された際に負けないくらいの知識量と文章力・論争力を持つ・或いはスルーしたりブロックするかという判断力・対応力は必要だと思います。
「櫻井氏がやっているのは、中国や韓国に対する大衆的な憎悪の煽動です。感情は、理性と異なってはるかに人間の心の奥に食い込む。特にインターネットの時代になってその傾向が強くなります。」
「このままだと、中身は薄っぺらでも激しい言葉で大衆の劣情を煽る櫻井氏のようなネット右翼的言論人の影響力がさらに広がりかねません。こうした反知性主義的な時代の流れに対し、どうやって歯止めをかけるか。その課題が、左翼に限らず保守にも問われているように思います。」
まさに、「月刊ウィル」や「月刊ハナダ」はネトウヨのヘイトサイトの活字版です。
こういった雑誌が普通の書店で目立つように売られていることに危機感を持たなくてはいけないと思います。
この特集では他、「改憲」「原発」「植村裁判」「慰安婦問題」「南京大虐殺」等について各論者が各論的に櫻井よしこの支離滅裂なデタラメを徹底批判。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180416/p1詳細をみるコメント0件をすべて表示