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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988166206565
感想・レビュー・書評
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ブッカー賞ファイナリストのピーター・アクロイドの推理小説を『キングスマン』の脚本家ジェーン・ゴールドマンが脚色。全英で大ヒットした。
19世紀ロンドンが舞台でビル・ナイが探偵役ということで気になり借りてみる。うーん、そこそこ面白かったです。
私じゃ何を書いてもネタバレになりそうなのでミステリって怖い(笑)ビル・ナイは相変わらず渋くて素敵でした。やっぱり英国男優さんはコスチューム・プレイが似合う‼
19世紀ロンドンの喜劇舞台が出てくるのですが、現実に起こった殺人事件を脚本化し、舞台で上演するスピードの早さには驚いた。不謹慎という言葉はなく、退屈な日々の憂さ晴らしとして消費して楽しんでいたんですね。
人間ゲスいのは今も昔も変わらない。
否定しているわけでも肯定しているわけでもないのですが。
ラストはいい意味でなんとも言えない気持ちになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
THE LIMEHOUSE GOLEM
2016年 イギリス 108分
監督:フアン・カルロス・メディナ
原作:ピーター・アクロイド『切り裂き魔ゴーレム』
出演:ビル・ナイ/オリヴィア・クック/ダグラス・ブース/マリア・バルベルデ
1880年のロンドン、ライムハウス地区で連続猟奇殺人事件が起こる。被害者は娼婦や商人、普通の一家など様々で共通点はなく、動機は不明、手がかりもない。被害者の一人がユダヤ人であったため、犯人は「ゴーレム」と綽名される。事件を前任者から引き継いだばかりの刑事のキルデア(ビル・ナイ)は、同性愛者の噂があり出世ができないが切れ者。犯人が現場に書き残した言葉などからふとトマス・ド・クインシーの著書「芸術の一分野として見た殺人」を調べに図書館に赴いたところ、偶然にもその本に犯人自身が書き込んだ犯罪日記がみつかる。犯行後これを書き込まれたと思しき日に閲覧室を利用した人物は4人。キルデアは4人を調べ始める。
同じ頃、劇作家の夫ジョン・クリー(サム・リード)を毒殺した容疑で、妻で女優のエリザベス(オリヴィア・クック)が裁判にかけられている。当初服毒自殺とみられていたが、メイドのアヴェリーン(マリア・バルベルデ)が夫妻の不仲などを証言したためエリザベスの犯行とされたのだ。そして死んだジョン・クリーは、キルデアが調べているゴーレム事件の犯人候補の4人のうちの一人だった。不幸な生い立ちのエリザベスに同情したキルデアは、彼女を無実、あるいは夫が連続殺人鬼であることを知り殺害したのではと仮定、彼女を処刑から救うために事件解決に奔走するが…。
ヴィクトリア朝ロンドンで起こる連続猟奇殺人というと、真っ先に切り裂きジャックを思い浮かべるけれど、こちらは設定上は1888年の切り裂きジャック事件より少し前。参考にされているのはジャックよりむしろ、同じくロンドンで1811年に起こった「ラトクリフ街道殺人事件」らしい。こちら2家族計7人が惨殺され、容疑者ジョン・ウィリアムズは逮捕されるも自殺。のちのち、実は冤罪だった説や、共犯者がいたはずなのに野放し説など、物議をかもしたようだ。この映画の中でも、被害者の一人がラトクリフに住んでおり、前述クインシーの著書もこの事件に言及、キルデアもそこに事件解決の糸口を見出す。
面白いのは、容疑者4人のうち3人までが実在の著名人である点。切り裂きジャックものでも同時代の有名人が事件に絡んでくる映画や小説が多々あるが、本作もそんな感じ。まず一人は哲学者のカール・マルクス。ざっくりドイツ人としか思ってなかったけれど、ユダヤ人の彼はさまざまな国を転々とし、後半生はロンドンで送ったらしい。二人目は、小説家のジョージ・ギッシング。彼もまた娼婦を妻とし、悪所通いがやめられず、といった人物像が反映されている。とはいえまあ、基本的にこのひとたちは賑やかしで、真犯人候補からは最初から除外されているようなもの。
三人目は、喜劇役者のダン・リーノ(ダグラス・ブース)。個人的には初めて聞く名前だけれど、実在の人物で大衆演劇の人気役者。彼の決め台詞「Here we are again !(またの登場!)」が、映画の中で重要な役割を果たす。演じるダグラス・ブースは『高慢と偏見とゾンビ』ではビングリー、『メアリーの総て』ではシェリー役を演じており、19世紀英国もの御用達二枚目俳優といった趣き(笑)今回も舞台上でのゴツイ女装などで楽しませてくれます。
映画の原題は「THE LIMEHOUSE GOLEM」ライムハウスはロンドンの地区名で、テムズ川沿いの港町。ヒロインのエリザベスはそこで貧しい未婚の母に育てられ、少女の頃に港の荒くれ者たちに乱暴されたトラウマがあり、さらに母親からも虐待を受けていたため、性的なことに嫌悪感を持っている。母が亡くなったあと、女優に憧れ訪れた劇場で偶然出会った上記ダン・リーノに気に入られ劇団入り、プロンプターから人気喜劇女優へと成長、そして売れない劇作家のジョン・クリーと結婚。
彼女の無実を信じ聞き取りを続けるキルデアは、エリザベスにセクハラをした劇団関係者が次々と不審死していることを知り、ますます彼女の夫となったクリーが殺人鬼だったのではという疑いを強める。エリザベスに対し不利な証言をしているメイドのアヴェリーンが実はもともと女優仲間で彼女のライバル、そしてクリーに好意を持っていた上に、性的関係を嫌うエリザベスが夫の性欲処理をメイドに頼んでいたことなど、夫婦関係の破綻も次第に明らかに。才能のないクリーが自暴自棄になり連続殺人をおこなったかと思われたが…。
回想と現在と劇中劇が入り混じり、テンポも速くて飽きさせない。序盤に実は結構伏線があるので、しっかり覚えていられたらもっと楽しめたのかも。ホラーというよりは心理サスペンスで、真犯人の動機というか、目的が、まさに劇場型犯罪者の典型。最後のどんでん返しには素直に驚いたけど、ちょっと考えたらそれしかないよなあという納得の落としどころ。そして真犯人がわかってからの展開が、この映画のキモであり、それまで犯人に振り回されていたキルデア=ビル・ナイの本当の見せ場だったのかも。犯人の願いを絶対に叶えてやらないことが、最大の制裁だったのだと思う。
タイトルがB級ぽいけど、なかなかよくできたサスペンスだったし、ヴィクトリア朝ロンドンの陰鬱な雰囲気が好きな人には十分楽しめる良作。 -
意味不明なラスト。
『切り裂き魔ゴーレム』(The Limehouse Golem)は、2016年のイギリスのミステリ映画。監督はフアン・カルロス・メディナ、主演はビル・ナイが務めた。本作はピーター・アクロイドが1994年に発表した同名小説を原作としている。
ストーリー:
ヴィクトリア女王治世下のロンドン。ライムハウス地区に住む人々の話題は、連続殺人犯「ゴーレム」が、前日にとある一家とメイドの五人を惨殺した事件で持ちきりだった。一方その頃、警察はエリザベス(リジー)・クリーを夫殺害容疑で逮捕した。新たにゴーレム事件の担当になったジョン・キルデア刑事は、エリザベスの死んだ夫、ジョンが「ゴーレム」の容疑者の一人であることを知り、事件の真相を暴くため、牢の中にいる彼女の元を訪れる。
キルデアは図書館で、トマス・ド・クインシーの著書「芸術の一分野として見た殺人」の上に直接書き込む形で書かれた犯人の日記を発見する。最後に日記が書かれた日に図書館を訪れたのは、ジョン・クリー、カール・マルクス、ジョージ・ギッシング、ダン・リーノの4人の男性であった。キルデアは4人の中に犯人がいると確信し、彼らの筆跡のサンプルを採取しようとしたが、ジョンの筆跡だけは採取できなかった。その後、キルデアはエリザベスの裁判を傍聴しに行った。裁判中、検察官はエリザベスの悲惨な生い立ちを暴露し、彼女を侮辱する。彼女の母親は未婚のままエリザベスを出産してしまい、生活が困窮したため、エリザベスに帆布を縫う仕事をさせていたのだという。届け先である船乗りの男性たちとエリザベスの「関係」をほのめかす検察官に、彼女は母親や男性たちに虐待を受けていたことを訴える。その話を聞いたキルデアは検察官のえげつなさに怒ると共に、エリザベスに深く同情するのだった。
キルデアは、ジョンが犯人であると仮定した場合、彼の死は犯行の露呈を恐れた上での自殺であると考え、無実を証明するために調査に協力するようエリザベスを説得する。彼の言葉に心を動かされた彼女は、過去を回想する。エリザベスは母親が亡くなった後、プロンプター兼雑用係としてダン・リーノの劇場で働きはじめ、その流れで俳優の道に進むことになったのだという。夫のジョンと出会ったのもその頃で、彼は劇場に記者として取材に来ていたのだった。彼はすぐにエリザベスに惹かれ、二人はダンや劇団のメンバーと共に、あるいは二人きりで、たびたび食事に行くようになる。ある日、事故死した役者の代役として、エリザベスは舞台に立つ機会を与えられる。男装してパフォーマンスをしたところ、それが観客に大いに受け、彼女は一躍人気者になった。コメディエンヌとして人気を博したエリザベスだったが、舞台女優として活躍するための機会を窺っていた。そんな彼女に、無名の劇作家であったジョンが、新作舞台劇の主演に起用したいと申し出てきたのである。最初はその申し出を喜んでいたエリザベスだったが、ジョンが自分を口説こうとするのにはうんざりさせられた。
そんなある日、エリザベスは劇場の支配人に呼び出され、ヌードになることを強要された。その話をジョンにしたところ「僕と結婚して欲しい。そうすれば君を守ってあげられる」と言われたため、エリザベスはやむなくジョンと結婚することになった。不思議なことに、劇場の支配人はそれから数日後に亡くなってしまった。そのため、ダンがその後継として支配人に就任することになった。エリザベスはその後も順調にキャリアを積み上げていったが、ジョンの戯曲は一向に完成せず、家計はエリザベスが一人で支えている状態にあった。その結果、二人は口論を繰り返すようになり、ジョンはメイドのアヴェリンと不倫するに至った。アヴェリンはエリザベスと同じ一座の元女優で、エリザベスを常に敵対視していた人物である。
エリザベスの死刑が執行される当日、キルデアはついにジョンが連続殺人犯であるという確たる証拠を発見した。ジョンの直筆原稿の筆跡と真犯人の筆跡が一致したのである。キルデアは「これでエリザベスを救える」と歓喜し、その証拠を彼女に見せたが、そこで思わぬ真実が明らかになった。(ウィキペディア) -
切り裂き魔ゴーレム
演劇とその題材の物語の同時進行…19世紀末のロンドンかぁ〜この時代の英国は大不況じゃなかったかな?この英国時代劇的な物語ってちょっとカタッ苦しくて笑いのない感じの物語が多いけど、結構好きですねぇ〜とにかく街はど汚い感じだけど衣装というか服装は格好が良いもんね。ビルナイは英国人らしい顔つきというか、見るからに英国人で良いよね。カンバーパッチとかクレイグとかも英国人らしい顔つきだよな(笑)英国のこう言った時代劇って聖書とか詩篇とかの一節が犯行に擬えられてたりするの多いよなぁ〜特に聖書は多い。どのくらい読書しているか?どのくらい勉強しているか?教養を持ち出すのは良いよなぁ〜こう言う場面は大体キリスト教圏の国の作品が多いよな。
この時代で犯罪捜査に写真が使われているのは興味深いです。ギッシングもリーノも知らないけどマルクスは歴史の本で見たこと有るのと同じ写真がデスクに並んでた(笑)
劇場エンターテインメントってのは華があっていいねぇ〜エディマーサンも英国を代表する役者さんですよね。
「古着を売ってその時のレシートも提出してる」って19世紀末ですよ(笑)そんな時代からレシート有るんやね。当たり前かもやけどちょっと衝撃…
いろいろと細かいとこまでしっかり撮ってるし、バジェットも結構必要だったんだろうけどなぁ〜物語自体が面白さに欠ける感じですねぇ〜ちょっと残念な感じでした。 -
普通なら間違いなく購入したりしないのですが、パッケージにド~ンとタイトルロールとして乗っていたら手を出したくなるのが、英国の名優ビル・ナイ!主演級でもあるのだが、やはり名わき役としての存在感は大きい。
「ラブアクチュアリー」とか「パイレーツ・ロック」などコメディタッチの面白い作品もいいが、やはりアンダーワールドシリーズのヴィクターにパイレーツオブカリビアンのデイヴィ・ジョーンズと最強最悪の役のイメージが強いかなぁ~
「切り裂き魔ゴーレム」
https://www.youtube.com/watch?v=Dj6w2Zg7GDY
警部補役で連続する切り裂き犯を追い詰めていくのだが、その推理が二転三転とどこか頼りなさを感じる警部補です。迷いつつも真犯人にたどり着き絞首刑台に送るのだが、エンディングの劇中の仕組みが理解できなかったなぁ~ -
19世紀末のロンドンを舞台に妻による夫を毒殺容疑事件と切り裂きジャック事件を絡めたミステリー。
大衆演劇をはじめとしたの場末の空気感、マルクスなどの有名人も絡めていい感じの佳作。
感のいい観客なら犯人の目星は大体つくのだが、それにしては、あれれ。、と思わせて、最後にあーそう回収するのか、確かにーってなる。一点、マルクスを目撃したメイドの証言はどうなるんだろう。。偶然? -
これほんとに大ヒットしたの?くらい序盤から怠くて寝ちゃった。しかも途中寝ながらでもゴーレムだれかバレバレでしょ?これ?マジでつまんなかった
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邦題、もうちょっとどうにかならなかったのかしら。それはさておき、最後にびっくり。
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タイトルがダサい割にはちゃんとしてた(笑)
あんまりリアリティはないけど、撮り方も装飾も美しい。 -
これ、まさかのオチで…!!
判らなかったよ~騙された!(><)
でも良かった、終始面白く観れた -
1880年代イギリス、ゴーレムと呼ばれる連続殺人鬼を追う刑事。最近の映画なので画面がクリアで血と肉がリアル。しかし当時のイギリスの下町はけっこう汚いんだなあ、映画だから本当のところは分からないがあるていど考証はしているんだろう。
劇場の看板俳優役のダグラス・ブースがいい。「メアリーの総て」(2017)でシェリー役をやっていたんだなあ。こちらの方がいい。
2016イギリス
2020.1.27アマゾンプライム無料 -
地道な捜査で結局ソレ
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19世紀、ロンドンを震撼させた殺人鬼の“切り裂き魔ゴーレム”に迫るミステリー
個人的にキーとなったポイント
・“不幸の接点”
・筆跡
・舞台
・生い立ち
真相を探る警部に扮するビル・ナイの渋い演技が実にいい
さて、、、
「またの登場を!」 -
1880年、ロンドンでゴーレムと名乗る人物による猟奇的な連続殺人事件が発生し、キルデア警部補(ビル・ナイ)が捜査を担当することになった。浮かび上がった4人の容疑者のうち劇作家は謎の死をとげており、妻のリジー(オリヴィア・クック)が犯人として逮捕されていた。そして、リジーを女優として育てた女装の喜劇俳優ダン・リーノ(ダグラス・ブース)もまた容疑者のひとりだった。
19世紀のロンドンの雰囲気、階級社会や女性差別など当時の世相がよく表現されていて好印象。大衆演劇も魅力的で引き込まれます。
謎解きの方も、劇中劇で容疑者がゴーレムを演じるというメタ構造が面白いですし、終盤の畳み掛けも秀逸。真実に気づき戦慄するキルデア警部補の表情が印象的です。 -
ビル.ナイ好きだから観たけど 何だか中途半端?
ドキドキハラハラもなく 犯人が分かってしまいました
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