おらおらでひとりいぐも [Kindle]

著者 :
  • 河出書房新社
3.64
  • (4)
  • (3)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 54
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (101ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私もわたしとはなしをしよう

  • 「おらおらでひとりいぐも」(若竹千佐子)を読んだ。
    予想だにしない物語と感動が待っていたよ。
    私がこれまでに読んだどの小説とも違う独自のスタイルが新鮮である。
    『そう来るか!』と思わず唸らされる。
    迫ってくるのはむき出しの魂の叫び。
    その先に待つのは救済。
    これは絶対に読むべし!

  • 桃子さんという名の一人暮らしの老婆の、内なる小宇宙のお話。

    桃子さんくらいの年齢になると、現実に対するアウトプットと比べ物にならないほど、内部で様々な情報や気持ちが溢れ返るのだろうか、と考えさせられる。まだなったことないからわからないけど。

    色々想像を掻き立てられる最後。

著者プロフィール

1954年岩手県遠野市生まれ。岩手大学卒業。2017年『おらおらでひとりいぐも』で第54回文藝賞を史上最年長の63歳で受賞しデビュー。翌年、第158回芥川賞受賞。

「2023年 『かっかどるどるどぅ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

若竹千佐子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×