- 集英社 (2017年10月25日発売)
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みんなの感想まとめ
切ない恋と青春の物語が描かれており、特に恋愛における障壁や距離のテーマが際立っています。主人公は悩みを抱えた少年で、離島の高校に転入後、行ってはいけないとされる内海で倒れている少女と出会います。この出...
感想・レビュー・書評
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切ない恋の物語であり、
学校・仲間・人生を感じさせる青春物語。
恋心を最も感じるシチュエーションとは、
どういうものだろうか。
ラブラブで楽しい日々?
確かに恋愛を感じるかもしれないけれど、
幸せ過ぎて日常に埋もれる気がする。
むしろ失恋の方が、
自分にとっての恋の大きさを感じ、
相手への想いが募るかもしれない。
でもあまりに一方通行過ぎる。
お互いが好き合っているのに、
障壁があって結ばれることができない。
これだっ!と思う。
「ロミオとジュリエット」をはじめ、
古今東西、燃え上がる恋の狭間には、
様々な障壁が設定されてきた。
家柄、価値観、性別、距離・・・
世界は多様化し、
個人の自由・恋愛の自由は
ある程度認められるようになった。
本人たちがその気になれば、
多くの障壁は乗り越えられるものになった。
テクノロジーの進化は、
距離や場所の制約も取り除こうとしている。
そこで登場するのが、
時空ということかもしれない。
好きなのに、互いに好き同士なのに、
実は二人は同じ時空に存在しない。
こんなに切ないことはない。
愛しい人に会いたくなります。 -
悩みを抱えた少年が離島の高校へ転入。その少年が村人からは行ってはいけないと言われている内海へいくと、倒れている少女を見つける。SF設定のボーイミーツガール、青春ものです。
その少女がどこから・なぜ来たのか、というのがテーマなのですが、青春ものを演出したいのか普段の高校生活の描写が多く、なかなかストーリーが展開しないため、ちょっと冗長な感じを受けました。
ストーリーのオチ的なものも、なにか物足りないように感じました。 -
とても切ないけどステキなお話でした。
時を超えていろいろなものを抱えていた人たちが出会って。それはきっと偶然でもなくて。
著者プロフィール
阿部暁子の作品
