- Amazon.co.jp ・電子書籍 (194ページ)
感想・レビュー・書評
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納得
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うぅん…
言っていることは分からんではないが、単なる経験則(というか好み?)と何が違うの、というのが識学に対する素朴な疑問である。
なので、本書でいうところの「できる課長」の「できる」というのは社長(間違いを犯さない前提)からみた「できる」であって、それ以上でもなければそれ以下でもない。
賛同できる部分も多し内容も悪くないと思うけど、他の、著者の思いの丈をまとめたビジネス本と何が違うのか…不明です。 -
課長(上司と部下がいる人)が、組織のために成果を上げるためにすべきことが分かる本
モチベーションを大切にする。頑張っていることを褒めるなど、よくやってしまいがちなことを、できる課長はしていません。
私は課長ではないですが、社会人として勉強になりました。
成果がでているかどうか、言い訳しないこと、自分の立場でできることをすること。
どのような環境にあっても自分にできること、自分がすべきことがあると思いました。 -
いい課長とはこんなものという幻想をぶち壊し、実体験に基づきつつ論理的にあるべき課長像を描き出す。責任や立場を適切に理解することの重要性を強調している。上司の評価が全て、後からの言い訳はせず問題は取り組む前に報告、部下とは友達にならない、お願いしない、飲みに行かない、感情的に接しない、姿勢のルールを徹底させる、部下のモチベーションを気にしない、部下のやり方に口を出さない、ムダに褒めない、上司の評価を諦めず上司の威を借りない、経営者のつもりで考えるのでなく課題プラスαを出す、アピール不足を出世できない理由にしない。
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自分の考え方とは大きく違っていてとても参考になった。
組織なのである程度そういう考えが大切だとは思う一方で、感情労働をしている自分としては、働く人の感情も大切だなぁと思っている。
ものが溢れ飽和状態な社会で、仕事を仕事と割り切ってすることにどれだけやりがいを感じられるのか甚だ疑問に思ってしまった。
感情を抑えて役割に徹して仕事をすることも必要だとは思うけれど、それはなんか悲しいなぁと思った。
とはいえ、ある程度の組織であれば必要なことも多いと感じたのも事実なので、自分の考えとうまいこと融合させていきたい。 -
【学び】
中間管理職は経営者ではなく「一社員」
上司の評価のみが自分自身に対価を与える
自分の評価は、チーム全体(自分や部下含む)の評価
【活かし方】
・部下とは一定の距離感を保つ
・感情を出すのは結果が出た時だけ
・上司(自分)主観の評価を下さない
・中間管理職の個性は、部下を管理できてこそ -
この本を課長の部下が見た時にどう思うんだろう。100%同意を得ることはできないのはもちろんだろうが、納得する人が多いのだろうか。
また、企業が利益優先から顧客第一主義に変換している企業もある中それに関してどう考えればよいのだろうか。私は、企業が利益を追求するために顧客優先を掲げる中、お客様から評価されることは他社評価の一つとしてとらえるべきと思う。 -
「組織で仕事をする、成果を上げるということはどういうことか。」
とにかくこの視点が最後までブレることがありません。
「組織」の中で成果を上げるために果たすべきこと。
「成果」を挙げるには何を優先しなければならないか。
主体的に動くと言っても、立場を超えた行動は組織を乱すことになる。
なので、主体的に何でも行動してしまうような人にとっては、
却って劇薬になるかもしれません。
でも、その言葉の奥にある真意を掴めれば、
有意義な学びとなるはずです。