猿島六人殺し 多田文治郎推理帖 (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 浦賀沖の猿島で六人の死体が見つかった。島に出入りできた者はいないはずの状況でいったい何が起こったのか…
    探偵役の多田文治郎は後の沢田東江ということだが、このときはまだ名を成していない浪人者。学友の浦賀奉行所与力に遭遇して捜査の手伝いを頼まれるとか、被害者の手記で事件の概要や動機がわかるとか、わりとご都合主義に話が進むのと、手記が多くていまいち盛り上がりに欠けるのがちょっと気になったが、江戸時代のクローズドサークルというのが面白かった。

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著者プロフィール

中央大学法学部政治学科を卒業後、神奈川県内の小学校で学校事務職員として勤務。2014年3月に小説執筆に専念するため、フリーとなる。社会保険労務士、行政書士の資格を持つ。熱烈なフラメンコファンであり、多くのアーティストを応援している。2014年 『私が愛したサムライの娘』で、第6回角川春樹小説賞受賞。15年同作で、第3回野村胡堂文学賞受賞。

「2023年 『脳科学捜査官 真田夏希 エキセントリック・ヴァーミリオン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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