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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4562474190503
感想・レビュー・書評
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バレエ好きなだけでなく、パリ・オペラ座にそれなりに興味ある人や、オペラ座の現エトワールのマチュー・ガニオや、元エトワールのアニエス・ルテスチュの熱狂的なファンのための、舞台裏記録映像という感じの作品。
逆にいうと、それに当てはまらない人にとっては、正直、退屈というか単調に思えるだろうなあ…、と思ってしまう、構成力と視点の弱さがどうしても拭えない作品という印象でした。
パリ・オペラ座の伝統と革新という主題について、断片的な舞台稽古映像のつなぎ合わせと、現主席エトワールのマチュー・ガニオと、元エトワールのアニエス・ルテスチュという、たった二人の言葉だけで表現するのは流石に無理がある気がしてしまいます。
とはいえ、興味深いシーンも多々ありました。
ガニオが、所属のオペラ座ではなく、ロシアのマリインスキーバレエにおける「ジゼル」の客演を通じて語った、古典バレエを古典らしく踊る機会を得たことによって受ける刺激について語るシーンなどは、今の時代にも、ロシアを筆頭とした東欧とフランスやイギリスを筆頭とした西欧の間に横たわる芸術感や方向性の違い、つまり、伝統を何より重視するか、アートの一つとしてモダン性や話題性を加えることに意味を見出すか、といった歴然とした差異があることがわかります。
ルテスチュの、21世紀気鋭の振付師フォーサイスによる、一見すると不調和なようでいて、奇妙な融和がもたらす魅力的な演出を称賛したかと思うと、パリ・オペラ座にとってはもはや古典ともいえる、ヌレエフによる振付・演出に想いを馳せて継承を主張するという、一見すると矛盾した発言も、伝統と革新の両面で魅せてきたオペラ座ならではだなあ、と思います。
オペラ座を支える多くの演出家や、エトワールを引退して今は後進の指導的な立場にいる人々、オニール・八菜など未来のエトワールを目指して奮闘するダンサーたちも映されているので、それを単に稽古映像の繋ぎ合わせというだけでなく、彼らの言葉も交えて、より多角的な視点で捉えたり、バレエ鑑賞初心者に訴えかけるなから、ラスト数分でも、本番の華やかなシーンを映してみせるなどの、構成の工夫がもっとあれば、もっと魅力的な作品になっただろうな、と思った作品でした。
とはいえ、この映画の原題は「Backstage(舞台裏)」なので、それであればまさにその通りで、単純に、日本語タイトルが大げさすぎただけなのかもしれませんが…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パリ.オペラ座 なんて タイトルに思わず魅せられ 借りたけど、短い上に いつ実際の舞台 少しでもいいから 出てこないかなぁと観続けた 結果 ほぼなく かなり残念なドキュメンタリー映画だったと思います。
こんな 裏方や努力があるんだ…って事を最後に 結果としての 公演のシーンを観せるのでは?高揚感なく終わってしまって ガッカリ、残念な気分が残った
世界最高峰のバレエ団として名高いパリ・オペラ座バレエ団の舞台裏に迫ったドキュメンタリー。「ロパートキナ 孤高の白鳥」「至高のエトワール パリ・オペラ座に生きて」などバレエが題材のドキュメンタリーを多く手がけてきたマレーネ・イヨネスコ監督作品。
現役トップダンサーたちとその指導者、オペラ座バレエ学校の子どもたちの姿を通し、夢と伝統が受け継がれていく様子をとらえた作品だと言っていたが、それすら あまり印象に残らない。人気エトワールのマチュー・ガニオの語りや元エトワールのアニエスの語りと指導風景(少な過ぎだが…)良かったけど だからこそのその指導の成果を少しでも観たかった。
ウリヤーナ・ロパートキナのリハーサル風景は良かった 私的には まだ観てない「ロパートキナ孤高の白鳥」を是非観たいと思った。今回のドキュメンタリーは不完全燃焼。 -
「新世紀」と間違ってレンタル。レッスン風景やインタビューが淡々と続く。古典だけでなくコンテンポラリーもあったのは良かった。
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