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- 本 ・電子書籍 (198ページ)
感想・レビュー・書評
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【美味しい小説】
一話読み切りの短編集でした。
表題にもなった洋食セーヌ軒はカキフライの描写がたまらないです。自分の中にある、確固たるこの味!というこだわりが何から生まれたのか、結構思い出せないものってありますよね。
馴染みのお店でいつも頼んでいたやつだったり、それこそ実家の味だったり。
発刊されたのが1987年だそうなので、描写やニュアンスは昭和初期から高度成長期の感じですが、食べ物描写や味のイメージは今でも通ずる表現ですね。
簡素なのり弁もカキフライもメゴチの天ぷらも、生牡蠣も全てが美味しそう!
食べることが好き!という人に是非味わうように呼んでほしい小説です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章が読みやすくも伝わりやすい深さ。
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