3ステップで実現する デジタルトランスフォーメーションの実際 [Kindle]

  • 日経BP (2017年12月8日発売)
3.53
  • (2)
  • (7)
  • (4)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 48
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)

みんなの感想まとめ

デジタルトランスフォーメーションの実際について、具体的な事例を通じて解決策を考察する内容が展開されています。特に、組織運営におけるデジタル組織の役割や推進アプローチに関する章は、実務に役立つ視点を提供...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前作、「デジタルトランスフォーメーション」の「実際」を描いた続編。前作に比べて、実際に導入をしているあるいは検討している企業の具体例を交えているのでわかりやすい。
    正直、前作よりもおすすめ。

    印象に残っているのは、「DXの推進は既存の情報システム部門とは別のデジタル部門を新設してそこが担うべき」というスタンスをとっていることだ。
    確かに、現在所属していても既存の情報システム部門の人材は攻めというよりも守りに適した人材が配属されていることが多く、また現行の業務に手一杯であることが多い。また、改革にも消極的なことも多い。本書内の意見には首肯しつつも、既存の情報システム部門メンバーの気持ちを考えると暗惨たる気持ちになる。

    さて、前作に引き続き本書ではDX推進の担当のメンバーとしては、以下のような人材をそろえることを推奨している。
    イノベーションリーダー、ビジネスアーキテクト、オペレーションデザイナー、スーパーエンジニア。

    ただし、各社ともこのうち「ビジネスアーキテクト」に精通する人材が不足しているというのが現状のようだ。
    技術に精通しつつ、ビジネスがわかる人材が存在しないという。そりゃなかなか存在しないだろう、というのが正直な感想。

    ベイカレント・コンサルティングが書いていることから、記載されている内容はあくまでToBe(理想像)である。
    当事者が読む場合には、この中に記載されていることを意識しつつも、自社ではステップ by ステップ、インチ by インチで改善を積み重ねていく必要がある。

    なお、DX(デジタルトランスフォーメーション)は、デジタルを軸にした収益構造の転換を指すものの、本書ではそれに向けた準備をデジタルパッチ、デジタルインテグレーションと定義している。
    表現の問題だが、場合によってはこれらの準備に着手している企業もDX推進企業ということも出来るかもしれない。

    DXの関連書籍すべての感想に言えるが、つくづく「イノベーションのジレンマ」は名著である。

    誤字箇所(初版なので訂正されてるかも?)
    P118:「外部の人材を新たなに」

  • まとめかたが非常に上手で、参考になるものばかりでした。課題に対して解決策の例が乏しいのが残念でした。日本の大企業に例を寄せようとすると、そもそも事例が少ないのでしょうけど…。

  • ベイカレント・コンサルティング社より提供いただいたDX関連書籍です。

  • 企業のDigital Transformationにおける組織設計の仕方、変革実行上の要点についてまとめられている。また、Digital Technologyの導入用途について、業務効率化より付加価値拡大に焦点を当て、人間的感覚にポジティブに訴求できるユーザーエクスペリエンス設計を推奨している。それはまさしくIDEOのTim Brownが述べるところでもあり、本著でも引用されているが、それはつまりDigital Technologyは次世代のInfrastructureとなり、ますます人間性の尊重が重要になってくることを示しているとも言える。人間の趣向や行動は多種多様であり、文化も言語も異なる世の中であるから、同時に開発前にはターゲットユーザーのペルソナを丁寧に仮説・特定し、ユーザーエクスペリエンスに関わる実験を社内で複数回実験することが欠かせないことも示されている。

  • 第2章のデジタル組織の役割及び第5章のデジタル推進組織のアプローチ説明は、組織運営計画の参考になりそう。

    対象としているデジタルトランスフォーメーションがカスタマー領域に閉じられている感はある。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

ベイカレント・コンサルティング
戦略、デジタル、オペレーション、テクノロジーをカバーする日本発の総合コンサルティングファーム。様々な業界のリーディングカンパニーが抱える課題解決を支援するために、経営戦略の策定から実行推進まで総合的なサービスを提供している。

「2022年 『感動CX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ベイカレント・コンサルティングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×