毎年、記憶を失う彼女の救いかた (講談社タイガ) [Kindle]

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  • 講談社 (2017年12月21日発売)
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  • 毎年記憶を失う彼女の救いかた 主人公尾崎千鳥は不慮の事故で1年間しか記憶を保てない。空白の3年経過したある日、主人公の前に現れた小説家の天津真人が「1ヶ月デートして僕の正体がわかったら君の勝ち。わからなかったら僕の勝ち」という賭けを持ちかける。デートを重ねるうちに両親との記憶がフラッシュバックし両親の死を徐々に受け入れ天津のことも心開くようになる。実はこの2人は夫婦であり2年前に入籍していた。記憶喪失からの脱却には心因性と外傷性の二つがあり心因性の方は受け止め難い現実(両親の死など)を受け入れていく事で回復傾向に向かうのだという。天津はその事を知り計画を実行する。その理由は尾崎に一目惚れして自身が救われたから。天津も記憶障害を患っており1日で記憶が忘れてしまう体質になっていた。しかも外傷性の為治るのは難しい。その体質で7年過ごしていたある日心理カウンセラーで尾崎に一目惚れしてからその記録だけ、好きという感情だけは持続し続けることが判明した。少しずつ前に進めることに希望を持てた天津は彼女の為に彼女のハンデを克服しようと親の死を受け入れさせようと画策していた。天津の想像を絶する苦難が垣間見えるストーリー。登場人物も少なくストーリーが明瞭化されていて見やすかった。態々知らない人風に話しかけるのは最善だったのかは疑問に思う。話の冒頭とオチが重なる所がありそこが良かった。天津が報われる感じがしなかったからそこだけ気掛かり。尾崎は前向けてそう。

  • 2023/4/27 Amazonより講談社よむーとめぐる本の旅フェアにて554円でDL購入。
    2025/6/27〜6/28

    交通事故で両親を失った千鳥はそのショックで1年毎に記憶を失ってしまう。そんな千鳥の前に現れた妙に馴れ馴れしい小説家が、自分の正体について1カ月のデートで分かるかどうかの勝負を持ちかける。心を閉ざしていた千鳥は強引な男に惹かれはじめるが…
    後半のどんでん返しが素晴らしい。メフィスト賞の幅広さを体現する名作。

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著者プロフィール

横浜市生まれ。日本脚本家連盟会員。 放送作家として音楽番組を中心に携わった後、2017年「毎年、記憶を失う彼女の救いかた」で第54回メフィスト賞を受賞し、小説家デビュー。著書に「顔の見えない僕と嘘つきな君の恋」「透明なきみの後悔を見抜けない」など。

「2022年 『ザツキ ~私をスターにしなさい~(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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