巨乳の誕生 大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか [Kindle]

著者 :
  • 太田出版
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (251ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 日本のメディアにおける巨乳史の本。徹底的にメディアで巨乳がどのように扱われてきたのしか書かれないため、非常に偏った本という印象を受ける。アイドルやAVと言った、その手のジャンルについて知りたい人にとっては必読書だが、巨乳全般について知りたいというのであればあまりお薦めしない。特に女性からの視点が皆無と言っていいのが残念。

    その時の社会情勢によって求められる乳のサイズに増減はあるが、概ね巨大化の傾向があると言ってよさそうだ。メディアに巨乳が出るから巨乳好きが増え、巨乳好きが増えたからメディアに巨乳が出るようになる。フィッシャーのランナウェイはここにも当てはまりそうだ。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1967年埼玉県生まれ。ライター、アダルトメディア研究家。
美学校考現学研究室卒。主にアダルト産業関連をテーマに執筆。特にエロとデジタルメディアの関わりや、アダルトメディアの歴史の研究をライフワークとしている。AV監督やカメラマン、漫画原作者、トークイベントの司会者などとしても活動。
主な著書として『痴女の誕生――アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか』(2016年)、『巨乳の誕生――大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか』(2017年)、『日本エロ本全史』(2019年、いずれも太田出版)、『AV女優、のち』(角川新書、2018年)、『ヘアヌードの誕生――芸術と猥褻のはざまで陰毛は揺れる』(イースト・プレス、2021年)などがある。

「2023年 『日本AV全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安田理央の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×