ドリーム 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]

監督 : セオドア・メルフィ 
出演 : タラジ・P・ヘンソン  オクタヴィア・スペンサー  ジャネール・モネイ  ケビン・コスナー  キルスティン・ダンスト 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2018年2月2日発売)
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レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142318015

感想・レビュー・書評

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  • あの世界中の知が集まったようなNASAでも、差別とか無縁じゃなかったんですねー。時代の空気とか歴史ってかくも重いものかと思いましたよ。
    そんな時代を勇気と才能で切り開いてった女性たちを応援するなって言う方が無理。
    三人それぞれの苦労と喜びも共感。
    テンポも良くストレス無く観られました。

    上司役のケヴィン・コスナーはこんな大作でお目にかかるのは久しぶりでした。あんまりイメージが変わってなくてビックリ。

  • 以前から観たかったのだけど、ちょっと前にNHK-BSの『コズミックフロント』で「コンピューターと呼ばれた女性たち」と題して、この映画のキャサリンジョンソンについての番組がやってまして、すごく面白かったのでこちらも一緒に観ることをお薦めします。
    映画でも描写されてたけど、IBMのコンピュータ導入前、当時の機械式計算機の解説もしっかりされてました。要するにコンピュータがないから人間が演算をしてて、ヒューマンコンピュータと呼ばれてた…という。キャサリン以外に紹介されてた人は違うけど、この映画同様、NASAの宇宙計画に多大な貢献をした、裏方の女性たちの話。

    映画の方は『ライトスタッフ』と、昔観た公民権運動がテーマの『ロングウォークホーム』とかを足したような感じ?
    『ロングウォークホーム』、たぶん高校生の頃にNHKのテレビ放映で観た気がするんだけど、DVD化されてないみたい…当時『天使にラブソングを』がヒットしたので、ウーピー主演てことで遅れて公開されたみたいだけど、シシースペイセクも出てるからまた観たいんですけどね。

    60年代初頭、公民権運動の背景にあった人種分離法(ジムクロウ法)はラングレーのあるバージニア州が南部だから適用されてるって話だけど、公民権運動がテーマの映画だとどうしてもシリアス、重くなっちゃうところをカラフルにポップに明るく描いてるのがこの映画の良いところ。
    重いものを重く描く、あるいは難しい話を難しく描くのは簡単。重い話に軽みをもたせる、難しい話を噛み砕いて話すってのは大事なことだと思う。
    この映画、プロデュースと音楽にファレルウィリアムスが関わってるのも大きいのかもしれません。彼の『Happy』って曲はCMでも使われてるし、たぶん誰でも知ってますね。

    黒人差別だけでなく、60年代なので女性の社会進出についての話。ヒューマンコンピュータは裏方なので、原題は『Hidden Figures』。これは「隠れた数」というのと、「隠れた姿」というダブルミーニングなのかなと思う。
    んで、また20世紀FOXの日本法人?がバカなことやらかしたみたいですね。『ドリーム 私たちのアポロ計画』て…。
    20世紀FOXはこれまでも色々とやらかしてる(一番有名なのはシンプソンズの声優変更事件とかか)ので、これからの動向に皆さん注目していきましょう。

    映画の内容の話に戻ると、映画そのものは明るく、わかりやすく作られているので面白いのだけど、史実とはかなり変えてあるのがやっぱり「う〜ん…」ってなる点ですね。ケビンコスナーのあのシーンはアツいんだけど、「んなことするわけねぇだろw」と。ドキュメンタリーとは違って映画はウソばかりなので、そこに乗れるかどうかだと思う。

    ただ、CGがチープなのを見てわかるとおり、比較的低予算のドラマ映画なので、肩の力を抜いて観ると良いと思います。で、この映画を観て面白かったなら『コズミックフロント』なんかで各自補完していく、と。

    キャストを見ても明らかで、最近あまり見なくなったケビンコスナーとキルスティンダンスト。JFK時代だからオマージュを感じさせてちょっと面白い。あとキルスティンはああいう顔だから、こういう意地悪そうな微妙な役がほんと似合う。

    あと、『ムーンライト』にも出てたジャネールモネイさんがめちゃくちゃ美人ですね。彼女のアルバム聴いてみたいです。
    『ムーンライト』『ブラックパンサー』『ドリーム』と最近観てきたけど、この映画は監督が黒人でも女性でもないのがなんとなく残念。ただ、映画の価値はそういうところで変わりませんけどね。

  • 1960年代初め。冷戦期。アメリカはソ連との宇宙開発競争で劣勢に立たされていた。そこでアメリカは国の威信を賭けて、宇宙飛行士を宇宙に送り出し無事に帰還させるという事業に乗り出す。ここでNASAの頭脳として尽力した三人の黒人女性を描いた作品。キャサリン・ジョンソン。ドロシー・ヴォ―ン。メアリー・ジャクソン。大きな功績を残しても近年までほとんど語られなかった3人の先駆者たちの物語。

    印象的な二つのシーン。
    数学能力を買われ宇宙有人飛行事業を担う新しい職場に配属となったキャサリン。でも職場には非白人用トイレがない。トイレのたびに元の事務作業をしていた向かい側の建物までキャサリンは走る。差別ゆえにヒール鳴らして走る走る。もうひとつは、元の事務をしていた職場に戻されたキャサリンが、宇宙飛行士を帰還させる軌道計算をするため幹部に呼ばれる。トイレの行く道順を再び逆にひた走る。能力ゆえに求められ誰かのために走る。道順、走り方、同じカット。でも込められた意味が異なる。その細かな演出に感服致しました。なにより数字が意味するものは理解できなかったが、数式を書く姿がこの上なくかっこよくて、惚れる。
    というわけで「ドリーム」いい映画です。

  • 実話を元に作られた映画だか、人種差別という劣悪な状況の中でも 自分の実力で成功を掴む サクセスストーリー
    心地良かった(^ ^)
    1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を影で支えた、NASAの3人の黒人系女性スタッフ、キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ボーン、メアリー・ジャクソンの知られざる物語を描いたドラマ。ソ連とアメリカの宇宙開発競争が繰り広げられていた61年、米バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所に、ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性グループがいた。なかでも天才的な数学の才能をもつキャサリンは、宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって決して心地よいものではなかった。一方、ドロシーとメアリーもそれぞれ、黒人であるというだけで理不尽な境遇に立たされるが、それでも3人はひたむきに夢を追い続け、やがてNASAの歴史的な偉業に携わることとなる。キャサリン役で「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のタラジ・P・ヘンソンが主演し、ドロシー役を「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のオクタビア・スペンサー、メアリー役を「ムーンライト」などにも出演している歌手のジャネール・モネイが演じた。監督は「ヴィンセントが教えてくれたこと」のセオドア・メルフィ。
    ドリームというタイトルの意味に納得

  • まだ人種差別が色濃く残る60年代で黒人がトップランナーでいることがどれほど困難でどれほど誇り高かっただろう想像してしまいます。生きていくだけでなく自分が一番輝ける場所で生きていくための強かさや誠実さを強く感じるいい作品です。たかだかトイレ一つ、コーヒー一つでこうも大変だったんだな(>_<)衣装から車から調度までしっかりと手を入れていて見応え十分ですね。バジェットがしっかりしていて作り込んだいい作りですね。
    仕事をする上で一番厄介な「人種」という困難を乗り越えて、夢を掴み取る。その上で家庭や自身の人生をも紡ぎあげていく。素晴らしいですね。
    とてもステキないい映画です。是非観て欲しいです。

  • 文句なし!
    視聴後の爽快感も最高!

    これは面白かったです。
    あからさまな人種差別に「いやぁこれは酷いなぁ」と成りますが後半は胸のすくような展開が満載でした。
    ...それにしても酷い時代だったんですね。

    図書館でとった本とマニュアルでIBMを動かしていた主役の3人のひとりの仕事内容がちょっと説明不足だったように思えましたが(同じマニュアルを読んで技術者があの体たらくなのはありえないでしょう。そんな時代だったんですかね?)、最後まで隙のないエンタメ作品でしたね。

    あ、毎度のことながら邦題だけはセンス最低です。

  • ストーリーもさることながら音楽も軽快でとても気持ちが良い。

  • NASAのような先進的なところでもこのような人種差別があったのかと驚く。人種差別の煮え湯を飲まされながらパイオニア的活躍で今の差別撤廃を実力で勝ち取っている。とは思うけど、そのこととそれをドラマにすることは別のこと。

    人種差別は黒人が善、白人が悪という図式でいくらチープな勧善懲悪につくっても社会派となってつくりやすい構図になるので苦手だ。悪いとわかってるものを叩いてどうなると思う。もっとも最近のアメリカは人種差別は悪とも思ってないところがあってそうとも言えなくなってきてるが。

    勧善懲悪として描くので白人は本部長を除いて、さほど能力が高くなく偏見の持ち主ばかりと描かれる。

    トイレの話が象徴的に出てくるが、トイレに行くのにあんなに資料がいるのか。そんなに落とすんならカバンに入れていけばいいのに。雨の日は傘くらい指したらどうだ。黒人が受ける被害を少し誇張して描いてる気がする。

    本部長がトイレの看板を壊すのだが、これだけの組織だと管財の部署があり、そこを含めた議論の後に非白人トイレ廃止の結論を出して実行するところではないだろうか。実話に基づくということで、NASAって部長が看板を勝手に壊すようなそんな組織だったのかと思う。迫害、その後の解消で溜飲を下げるというおなじみの展開がずっと続く。チープな勧善懲悪と感じてしまうところだ。

    キネ旬2017ベスト8位
    SCREEN映画評論家が選んだ最も優れた映画2017 1位

  • アメリカにおける人種差別については「そういうものがかつてあり、今なお続いている」という程度の知識しかなかったけど、想像以上だった。

    ただ、この作品を観て最も心が動いたのは、現状を打破し、目的を果たすためにひたすら「努力を続ける」姿だった。今の自分が不甲斐なさ過ぎる分、「誰かにやらされるのではなく、自ら主体的に動く」ことの重要性を改めて思い知らされた。誰かが変えてくれるのを待つんじゃない。まず、自分が変わらなきゃ。

  • 「自分自身に誇りを持ち、偏見ではなく能力によって認められていく彼女らの生き様はどの世代にもグッと感じることができる」と思った映画。

    内容は、1960年代の黒人差別が蔓延するアメリカを舞台にNASAで働く黒人女性の生き様を描いた話。

    1960年代に蔓延していた黒人差別するアメリカの姿をまざまざと見せつけられる内容になっており、
    NASAであっても黒人だから、女性だからという理由で正当な評価ももらえず、
    白人も黒人も黒人差別は当たり前のことなのだと普通に受け入れて生活している様子は、
    見てて非常につらくなる。

    だが、そんな厳しい時代の中でも自分自身に誇りを持って仕事に向き合っていく彼女らの姿は
    どれもこれもカッコ良く、それぞれが持っている能力を武器に突き進んでいき、
    次第に外見ではなく実力で認められていく展開は気持ちよくもあり、見ている人の励みにもなる内容になっている。

    実話や時代背景を元につくっているためか、映画的にはやや展開が地味な所があったり、
    差別や偏見によって上手くいかない心苦しい場面も多々あるのだが、
    常に自分に誇りを持ち、女性だから・黒人だからという見方を突き破っていくような生き様は、
    どの世代でも共感できると思うし、是非色んな人たちに見てもらいたいし、知ってもらいたい映画の一つだと思った。

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