何が困るかって (創元推理文庫) [Kindle]

  • 東京創元社 (2017年12月22日発売)
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  • 坂木司の短編集。
    というか、18編も入ってるんだから、もうショートショ
    ートという扱いでいいのかもしれない。

    長らく「覆面作家」という立ち位置で執筆活動を続ける
    坂木さん。文体や素材のチョイスから、僕は絶対に女性
    だと思っている(^^;)のだけど、この人の作品群は基本的
    に「優しい」系のモノが多い。ところが、「短編集」に
    なると様子が一変、彼女のブラックな部分がクローズア
    ップされるのだから面白い。

    この作品もその傾向が顕著。全ての作品が「世にも奇妙
    な物語」の元ネタになりそうな内容で、もしかしたら
    "ホラー"にカテゴライズしても良いくらい薄ら寒い作品
    ばかり。もちろんただ怖いだけでなく、ちょっとした
    ハートウォーミング系の内容を絶妙に散りばめてあるの
    だから、唸るしかない。やっぱりこのオンナ、只者では
    無い。

    印象に残ったのは、「洗面台」。
    無生物を擬人化した上で物語にする、という手法は本当
    によくあるのだが、まさかそこに洗面台(流し台でなく
    て洗面台、これ重要!)を当てはめてくるとは・・・。
    しかも、それをそこそこ良い話に仕上げちゃうセンス。
    いや、本当に凄いと思います、コレ。

    いつもの坂木司を期待してる人は面食らうと思うけど、
    おおよその人たちなら充分に楽しめるショートストーリ
    ー集。ホラーや奇妙な物語が好きな人もぜひ!
    オススメです!

  • 残念。リタイヤします。苦手な内容。

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著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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