堅物な騎士団長はかわいい王女にべた惚れです。 (ティアラ文庫) [Kindle]

  • プランタン出版 (2017年12月15日発売)
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  • Kindle版読了。

    【辛口感想注意】

    呪いで8年の眠りについていた外見は18歳の美女、中身は10歳の純真無垢な少女の王女ヒロインと、ヒロインを優しく見守る堅物騎士団長ヒーローとのファンタジーラブストーリーです。

    騎士団長ヒーローが、黒髪長髪というのが個人的に萌えツボでした。
    ヒロインもヒーローは本当の兄じゃないのに、「○○兄さま」と呼んでいるのに萌えました。

    体は18歳でも中身は10歳の少女のままというヒロインですが、いくら愛され王女様だったとはいえ、10歳にもなって自分を幼女のように愛称呼びなのは一国の王女の立場で如何なものかと思いました。
    あと、幼い時から周囲が甘やかし過ぎた所為か、教師役の婦人にも国の情勢と王女の立場についても厳しく注意されたばかりだというのに、王女としての自覚がまるでなさすぎる10歳児には呆れ果ててしまいました。
    そして、普段は物分かりの悪い王女様の割には、ヒーローに告白されると途端に王女としての責任を思い出し、感情のままにヒーローを好きだと言えずに返事を保留するって一体どういう事なの!?と、自身の立場をわきまえているヒーローが勇気を出して告白したというのに、ヒロインの他者を思いやれない子供じみた言動がはっきり言って好きになれませんでした。

    ヒーローが世話をしていた赤子は、ヒーロー弟が魔法を使った影響で赤子になった姿かと予想していたのですが、見事に外れ、ヒーロー弟が旅先で作った本当の子供でした。

    予想通り、ヒロインの呪いを解いたのは魔法も使えるヒーローで、ヒーロー弟が帰国する迄は自身に呪いを移していたようです。

    初Hは両想いになってからだったのは好感が持てたのですが、中身が10歳の少女に婚前交渉をするヒーローがただのロリコン犯罪者にしか見えず、堅物な騎士団長というのであれば、先に結婚という形を取ってもヒロインの中身が育つまで夫婦の営みはあと数年待っても良いのでは…?と思ってしまいました。

    プロローグとエピローグはヒーロー視点でした。
    結婚式後の初夜の台詞とエピローグで、ヒーローの隠れS気質を垣間見た気がして「…純愛どこ行った」と引いてしまいました。
    そういえば、ヒーローの年齢が最後迄不明でしたが、ヒロインとの年齢差はいくつなのでしょうか。

    他国の王を勝手に王城に連れ込んだヒロイン次兄嫁も王弟妃としての自覚が全くなかったですし(…というか他国の王も、そんな簡単に他所様の城に入り込んで良いの!?)、8年前に10歳少女を見初めたという皇帝もロリコンだし、ヒーロー弟の子供の母親も謎だしで、はっきり言って登場人物の設定が中途半端というか色々と微妙な作品でした。(^_^;)

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