日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法 No.1ストラテジストが教える [Kindle]
- 日本実業出版社 (2017年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (232ページ)
感想・レビュー・書評
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みずほ証券のチーフストラテジストが、個人投資家に向けて書いた、外国人投資家の投資行動やキャラクターを解説した1冊。
個人投資家にもなのですが、宮仕えでIRに初めて携わる人にも本著はとっても良いのでは…と思いました。(特に後半の運用会社別の考え方や投資手法)
本著の「アクティブ運用がなくなったら、株式市場は成り立ちません」というコメントはその通りだと思うのですが、日本のパッシブ運用比率は非常に高く、しかも足元では本著が出版された時よりも世界全体のパッシブ運用比率が上がっているという…。
パッシブ運用会社の方が「売れない」せいで、企業に対してコーポレートガバナンス上は厳しい姿勢で臨むなんて話もありますが、実際どうなんでしょうか。
あと、投資テーマで「インバウンド」とででーんと載っているあたりはコロナ前の本だなぁという感じもしますが、早くインバウンド銘柄にも復活してほしいところです。
ちなみに、本著「夏のエジンバラでゴルフ(ついでに投資家訪問をする日本企業のお偉いさん)」という言い回しが2回も出てきましたが、そんなしょーもない出張が存在するんですかね。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事柄、年金運用会社と関わりがあるので外資系の会社がどんな会社があり、どう行った運用をしているのか、またヘッジファンドについても勉強になりました。
昨今、注目されているコーポレートガバナンス、スチュアードシップコードなども、用語の解説はないがどう行った影響や背景から言われているの理解しやすかったです。